01 maggio, 2007

Il mio eroe

イヴァン・バッソの“オペラシオンプエルト”
の審議が再開されるとのことです。
審議再開でバッソの“白”が証明されれば
レースへ完全復帰できるわけですが、
バッソの審議の間はレースへの出場を辞退しなければならず、
これによりバッソのジロ・デ・イタリア連覇の夢は絶たれました。

更に更に、おったまげた(死語)のですが、
バッソが所属のディスカバリーチャンネルの離脱を決断したのです。
レースに出場できないことで
チームに迷惑をかけるのを良しとしなかったのか、
バッソの本心は分かりませんが、
前の所属チームであるチームCSCを離れた時以上にびっくりしました。

ここに書いたのですが、昨年のジロに勝って、あのパンターニ以来
ダブルツールを成し遂げる選手が出るぞとかなり期待していた中での
オペラシオンプエルトでしたので、他人事ながらかなり落胆しました。

バッソは現在29歳とのことで、他のスポーツにおいてもそうなのですが、
サイクルロードレース界においても一番脂の乗りきった時期だけに、
この才能を放置せざるを得ないこの事態が歯痒くてなりません。

バッソは現在審議の結果待ちでどのチームにも所属していない状態です。
ジロは完全に出場不可能なのですが、
イタリア人選手にはめずらしく過去ジロを敢えて回避してツール・ド・フランス
に的を絞って出場してきて一昨年ランスに次ぐ2位フィニッシュで、
優勝に一番近い位置に居たツールへの出場もかなり危うくなっています。

バッソのツールでの雄姿を観たくてなりません。
パンターニといいバッソといいイタリア人のスターレーサーは
なんだか不運な運命を辿るのか?ととても残念です。

僕の机の前のカレンダーの中のバッソは
ドロミテ山塊のポルドイ峠をマリアローザを着て駆け抜けているんですけどね

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