30 giugno, 2006

でも、岩瀬立飛(EM BANDのドラマー)に耳がいく

連日、仕事の出来ないクソ役人の相手をさせられているわけですが、
そんなことを書くよりも・・・えらいCDを買うてしまいました。
ここのところ、暫くCDやレコードは買ってなかったんですが、
昨日、ふらっとレコード屋に寄って、見てますと

”エリック宮城”

あるじゃないですか!

僕はこの人が僕のアイドルドラマーであるバディ・リッチの
ジャズオーケストラで吹いているのを聴いたことがあって
大分前から知ってまして、それで注目していたんです。
で、2000年に初のソロアルバム「Kick Up」を即買い、
その伸びのあるハイノートに打ちのめされ、3年後に出された
セカンド「City Of Brass」の”BASARA”という曲で、
彼のキュルキュル鳴るサウンドに2度目のK.O.負け
もう完全にエリックの虜になっておりました。

で、昨日

スーパートランペッター”エリック宮城”率いる”EM BAND”の最新アルバム
「TIMES SQUARE~Live at STB 139」です。
あのエリックのライブアルバムですよ!
目で確認して「買え」という信号が脳に到達する前に、
僕の右手はCDを掴んでおりました。
で、さっさとお会計を済ませ、さらに野暮用を済ませ
帰り着いたのが22時、全ての用事を片付け、
部屋で開封、CDを再生・・・バンドの音の洪水に危うく飲み込まれるところでした。

昨日のエントリーのイエ・ジャケも「言わずもがな」なんですが、
本当に聴かせるミュージシャンはスタジオ盤もイイのですが、
ライブ盤が最高に素晴らしい。
録り直し無しの一発勝負な訳ですから、その実力が丸裸になって
世に出されるわけですね。
僕は、数え切れない程CDを持っていますが、敢えてベストテンをあげろ
と聞かれるようなことがあればほとんどライブ盤になります。
演奏は間違いない、プラスアルファの会場の雰囲気や、演奏中のプレーヤーの
息遣い、うなり声や時にはミスショットなどもたまらなくイイです。

で、EM BANDのライブ盤で僕が早速ウォークマンに取り込み、
今日の通勤中頭を振りながら聴いていた曲が
”Left Bank Express ”でした。

まわりから見るときっと僕は痛いヤツだったと思います。
でも、いいんです。

これが僕ですから

29 giugno, 2006

イエ・ジャケといいます

世にあまたと出されるCDアルバムですが、
その何れにも”捨て曲”なるものが1曲または数曲
収められている(と僕は思っています)

家で、車でお気に入りのアーティストの作品を
聴くのですが、最初の1回目は全部聴きますが、
次から聴く時は好きな曲だけを選って聴くか、
聴きたくない曲は自然と飛ばして聴いています。
BGMとしてただ流しているだけならいいのですが、
僕は、聴きだすと真剣に聴いてしまうので、
自然とそうなってしまう。

それが、メチャ好きなバンドやアーティストでも、
「この曲は、数合わせの曲か?」
みたいな曲がある。
当の本人達は本気でつくっているのに、
なんとも失礼な僕です。

そのうちに自分の好きなアーティストのそのまた、
自分の好きな曲だけを集めてCDをつくってしまったり
するから、性質が悪い。
自分でCDを編集できるなんて、技術の進歩も良し悪しです。

前置きが長くなりましたが、そんな僕でも、
そのCDをかける度に丸ごと1枚全部聴いてしまうのが、
やはり何枚もあります。
そのうちの1枚、
このバンドは僕が以前所属していたバンドの同じパートの
すごくジャズフュージョン好きな人から教えて貰ったバンドです。
このバンドの初のライブアルバムが完成度がすごく高いんです。


バンド名:YELLOW JACKETS
アルバムタイトル:LIVE WIRES

このアルバムは、スゴイです!
ライブアルバムなのですが、1枚でフュージョン、ジャズ、AOR、
ゴスペル、民族音楽(ワールドミュージック)等
あらゆるジャンルの音楽を1枚で聴くことができ、
しかも、どれも完璧で小手先の音楽は一切無し、
アンサンブルのバランスも各パートの一音も繊細で、
ライブアルバムなのか?と疑いたくなる程の完成度です。

僕は、ドラムをやるから自然とそこから聴き入るのですが、
ドラマーのウイリアム・ケネディーは当たり前ですが、
上手いです(ホント当たり前ですが・・・)。
で、テンションが高い!
このCDの5曲目に「DOWN TOWN」という曲があるのですが、
曲が進みエンディングでテーマに戻って、曲が最高潮に
盛り上がる最後の最後で、クラッシュシンバルを叩いている
と思われる”音”があるのですが、多分この時、
スティックがシンバルに食い込んでシンバル割れてるで、
みたいな”音”が鳴ってるんです。
ホンマ、ここはいつ聴いても僕もテンションあがる。
でも、アンサンブルは絶対に崩れないってのが、
最高にカッコいいです。
何と言ったらいいのか”青白い炎”みたいなライブです。
皆さん、是非お聴きください。

28 giugno, 2006

愛車精神

旧車好きの僕達にはこれはきついですわ。

先月自動車税の納付書が届きまして、開封→金額の確認をすると

49,500円です。

あれ?45,000円なんと違うの?
と確認すると”グリーン化税制”(低燃費・低排出ガス車優遇)
とやらで適合していないものには10%重課されるそうです。
で、僕の車は超不適合車というわけです。

ここで、考えてみた。
LCAってご存知ですか?
L(ライフ)C(サイクル)A(アセスメント)の略なんですが、
ある製品の製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用のサイクルの中で
どれだけ環境に付加をかけているかを評価することなんです。

グリーン化税制(低排出ガス・低燃費)とLCAは直接は関係ないけど、
環境に配慮するという意味では同義だと思うので、続けます。

僕の車は、1987年製造で、暫くの間ドイツだかアメリカだかで使用され、
確か1991年に日本に輸入されてきました。そして、日本で僕が所有する前に
お二人の方を経て昨年4月から僕所有の車になりました。
昨年が、2005年ですから、僕の車は今年で19歳です。

日本車のサイクル(廃棄時期)は約10万キロが一つの目安とされています。
一方、ドイツ車は「10万km?そろそろアタリがついてきたころやね。」
といった感じで20万kmくらいは平気で乗るんですよ。
僕がこの車を買うときにも距離積算計では7万5千km程度を指していた
と思うんですが、中古並行輸入車ということで、メーターは信用できない、
10万kmはまず走っているだろうと思ったのですが、ドイツ車だから修理しながら
乗ればまだまだ楽しめると思って買ったんですよ。
更に、排気ガスも当時の車にしては、現在の車とほとんど遜色ないとのことだから、
排ガスを撒き散らして走っている車だとは言えないと思う。

昔、テレビでLCAの特集をしていて、トヨタのハイブリッドカープリウスでも、
LCAの観点からいうと必ずしも評価が高いとは言えないとのことです。
当時のことなので、今のプリウスに当てはまるかは分かりませんが、
開発などで何千億円とかかるのですが、その際にかかる負荷が無視できない、
ハイブリッドシステムの製造、廃棄の際にでる有害物質に懸念があるなどで
必ずしも環境に良い車とはいえないのではないか?と思うんです。
しかも、自動車として使用できる距離は10万kmでもっと走りたいと思っても
バッテリーなどハイブリッドシステムを交換しなければならないが、
その際に廃棄の問題で、環境に負荷がかかるのです。
ハリウッドスターがプリウスにこぞって乗っているのは、そのイメージ
だけです。実のところLCAの観点からはプリウスに乗ろうが、ベンツに乗ろうが、
現時点で大した差は無いんです。

以上のようなことを考えると、プリウスに乗っている人と古いBMWに乗っている
僕と、どっちがグリーン化税制の適合”者”なん???
って思う。

僕、環境にやさしいやん、とは言わないまでも自動車税を他の車より、
5千円近く余分に納めなあかんほど悪いことしてないでと
新しい車をどんどん作って短いサイクルで廃車にしてしまうことの方が、
環境には悪いと思うんだが・・・

日本は、工業大国で輸出国で、自動車は日本の産業の中心です。
世界に誇るべき技術も多いので、一概に自動車産業悪し!なんて言わない。
むしろ、世界に先駆けて環境配慮を考えているとさえ思う。

今の自動車エコ技術が全く反論できないくらいに環境保護に貢献しているなら
何も言うことはないのですが、現状じゃあ僕が4,500円余分に税金を
払わなければならない理由が理解できないです。

プリウスがエコカーと言われるほどエコカーかどうか疑わしく、
僕の車が余分に税金を払わなければならないほど環境負荷が高い車ではないこと

これらを検討した上で課税してもらいたいものです。
小泉の痛みを伴う改革のうちの一つかどうかは分かりませんが、
ほんま、よう考えてーなと言いたい。

*もう既に自動車税は納付済みなんですけどね

イタリア語で自動車は"auto"(アウト)とか"automobile"(アウトモービレ)
とかっていうそうです。
こんなんみてたらイタリア語って僕にも喋ることできるかもって思う。
で、高速道路は"autostrada"(アウトストゥラーダ)ですね。
ただし、これは(魅力のない人)という意味でも俗的に使われるそうです。

26 giugno, 2006

牛丼大好きっ子の信念

前回は、激ウマな肉料理とイタリアンの話をしたのですが、
一転今日の昼飯は牛丼チェーン店の大盛り牛丼でした。

アメリカ産牛の輸入が7月下旬にも再開されるそうですよ。
アメリカでは30ヶ月齢未満の牛の脊髄や脳は特定危険部位と
認定せず、30ヶ月齢以上の牛の特定危険部位は取り除くが、
廃棄せずに肉骨粉とし、鶏や豚の飼料にするそうです。
これは、つまり交差汚染や誤用の危険があるわけです。
ただし、米国民そのものが、狂牛病に対してあまりシビア
ではなく、「私には関係ないわ。」ってなリアクションしか
返ってこないそうです。

日本は、これまで全頭検査体制をとってきていました。
それを、メディアで報道されているとおり20ヶ月齢以下の牛を
検査対象から外すという最悪のチョイスをとることになりそうなんです。
そんで、それを基準にアメリカからの牛肉の輸入を再開するそうです。
アメリカの狂牛病の問題なんて何にも解決していないんですよ。
こんなもん食えるか!っちゅうねん。

テレビで”狂牛病”のことを”BSE”っていってるでしょ、
これね、狂牛病って言ったらめちゃ怖いイメージがあるけど、
BSEって言ったらなんか表現が軟らかくなるから、BSEって言えって
お達しがどこからかあるらしいですよ。違う説明をしているとこも
ありますが、社会に警鐘を鳴らす為にも狂牛病は狂牛病と称すべきです。

前回の輸入再開では、ブロックの中におもいっきり背骨がどーんと入ってるのが
見つかって慌てて輸入停止したけど、既に流通されてるのがあるんじゃないの?
アメリカなんてこんな程度よ。日本人(白人以外)なんて人とも思っていない。

全頭検査の牛と20ヶ月齢以下を対象外として検査した米国産牛、百歩譲って両方
の流通を容認したとしても、スーパーや商店でどれがどの牛か、全頭検査をクリア
した牛なのかそうでない牛なのか分かるようにするべきだし、全ての、牛の要素を
使った商品、それこそ、エキスやらを使った化粧品まで、どの牛を使ったものか、
我々が分かるようにすべきだ。ホンマ、気をつけた方がいいです。
こんなモンまで、牛エキスとか使っとんかい!みたいなんありますから。

現に最新の世論調査でも6割程度人が輸入再開されてもアメリカ産牛は食べない
と答えているそうですから。ただ、6割って少ないなぁと思いますが・・・
僕は、旧社会党やら、既に”死に体”の日本の民主党みたいに何でも反対
ではありません。
「輸入させたいなら、日本のスタンダードに合わせてください。」
と最後の砦を守ってくれたらいいんだよ。
そしたら、消費者はここまで「食べたくない」なんて言わない。

僕は、開国以来、日本人をここまでバカにし続けるアメリカが
昔からずっと許せないし、そんなアメリカに媚売り続ける日本政府にも腹立たしい。
日本とアメリカは政治的には同盟関係、経済でも離れられない、軍事的には、
今回の米軍再編で自衛隊はますます米軍の中に組み込まれた。

現実的にはもう、抜き差しならない関係にあるんだけど、バランスの問題で
日本人として誇りは持たなければならない。
日ごろ、「国民の生命と財産を守るのが政治家の努め」なんてぬかしとる
政治家どもよ、俺らの生命しっかり守ってもらおうやないかい

あんな糞ゴミを大事な国民に食わすなよ!!

そうそう、僕の今日の昼飯は、すき家でした。
あそこは、アメリカ産牛は輸入再開しても安全が確認されるまで使わないそうです。
牛肉以外の食材も原産地(国)表示をしており安心して利用できます。
因みに牛肉は狂牛病洗浄国のオーストラリア産でした。
牛丼チェーン最大手の”○野家”とは大違いです。
僕は、あそこでは米の一粒ですら食べたくないです。
なぜ、僕がそう思うかは皆さん調べてください。
きっとお分かりいただけると思います。
知らず知らずのうちに健康に害を及ぼす可能性のあるものを食べてしまった
ことは諦めなければ仕方がないけど、体に危ないかもしれないモノを
分かっていながらそれを売ろうとする輩なんぞ僕は信用できません。

今日は、長すぎるから誰も読んでくれないかもしれないな~

25 giugno, 2006

最”高”の晩餐

美味いモンは、美味い!

昨日(23日)、今日(24日)と贅沢な晩餐でした。

昨日は、チンクエのオーナー氏と鶴参さん
今日は、だい氏、ハスザワ氏、はま子さん、はま子さんのご友人のミヤモトさん
ナニネッラさんへ行きました。

鶴参さんはお肉料理屋さんで、散々ご紹介されているのですが、
丸牛1頭買いされるとのことでそれこそ
”最高のお肉を最高の技で”いただけるわけです。
こちらでは、コースでいただいたのですが、最初に生肉を6品いただくのですが、
生タンだの生ミノだの生肉だのどれもこれも美味くてうなるしかない程のお味でした。
大人の味ですわ。毛も生えてないようなお子ちゃまは食べたらダメですね。
その後に焼肉をいただいたのですが、焼いても肉が柔らかくて大げさに言えば、
口の中でとけるような感じでしょうか、
頭の中が”ボーっと”なるような感じでした。

今日は今日で、だい氏の超オススメ芦屋のナニネッラさんへ行きました。

とにかくだい氏はピザをオススメされていました。
で、いただくとなるほどと、
比べるのは野暮ではありますが、宅配ピザはいうまでもなく
その辺のイタリア料理屋のピザでは太刀打ちできません。
ナニネッラとマルゲリタをいただきましたが、両方ともペロリです(笑
マルゲリタはマルゲリタなんですが、ナニネッラはトマ、トモツアレラ、ルッコラ
でシンプルなんですが、これがピザなんだという味です。
どちらのお店も僕の説明ではお伝えできませんので、
是非行かれることをオススメします。

で、でなんですが、どちらも美味しいのは勿論なんですが、
美味しく晩ごはんんをいただけた理由がまだあった。
それは、一緒に食べる面子です。
みんな、僕の大事な友人なんですね。
気のおけない友人と他愛のない話をしながら食べるごはん、
これが、楽しい・美味しい食事の一番の要素なんです。

皆さん、そうでしょ?

楽しい仲間に美味しいごはん、こんなんがいつまでも僕の人生にあれば最高

で、僕もみんなにそう思ってもらえるようなごはんのお供になりたい。
「お前と一緒に飯食っとったら楽しいわ。」
と言ってもらいたいです。

日々、精進ですね。
あまり、深く考えることはないか、
僕が、僕らしくいればそう思ってもらえるか・・・どうでしょう?

で、イタリア語で”晩餐・晩ごはん”は、男:cenone【チェノーネ】、女:cena【チェーナ】
だそうです。
男性名詞と女性名詞があるようなのですが、使い分けが良く分かりません。
単純に男が晩飯と言う時はチェノーネで
女性が言う時はチェーナなのでしょうか?

23 giugno, 2006

連戦連勝・・・といきたいものです

戦ってますか?毎日、電車の中で・・・

僕は、
アンティークオメガ、スピマス、
セイコー・キネティック・アールサス
でぼろぼろになりながら毎日、防戦一方です。

今日の相手は、ロレックス・エクスプローラーⅡでした。
僕は、スピマス、結果は・・・う~ん、ノーコメント
好きで買った物だからイヤイヤしてるわけではないです。
むしろ、剥き出しにして皆さんに見てもらってます。
ただ、物にはお値段がありまして、そこでの戦いですね。
毎日、孤独な戦いです、W杯ドイツ大会日本代表のヒデみたい(笑

ここまで、書きましたらお分かりいただけましたでしょう。

「つり革バトル」

です。
男性ファッション誌「begin」で大分前からやっている企画です。
要するに、電車で立っている時につり革を掴みます。
その時に、袖口から見える時計で隣に立っている人と勝負するわけですね。
時計も重要なファッションアイテムだと思うのですが、
それどこのメーカーの時計?みたいなのをしている輩が多いんです。
(ファッション的に)ハズしているのか、本気でつけているのか・・・

更に、せっかく格好良い時計をしていても、それに洋服が合っていないと、
「あんたロレックスでもロラックスでもどっちつけとってもええやん。」
みたいになりますから、洋服にも気を遣わなければなりません。

つり革バトルはリングに上る(つり革を掴む)前から始まっているのです。
電車を待つ列に並んでいるときから、それこそ朝起きて今日の服を着るときから

そして、ゴングがなった(つり革を掴んだ・・・くどい?)瞬間、
相手の腕だけ見ててもダメですよ。
腕を見て時計を確認して、そのまま視線を下に下ろしてください。
相手のスーツは、シャツは、ネクタイは、靴は、鞄は・・・

今日のバトル、時計では「う~ん」でしたが
トータルポイントで、僕は相手を秒殺してやりました。

スピマスはとても優秀な時計だと思います。
全ての日常シーンで「ドンズバ」(begin的表現)です!

22 giugno, 2006

ピラータの思い

ツール・ド・スイスは、最終ステージのタイムトライアルでの
ヤン・ウルリッヒの優勝により、ヤンの逆転総合優勝で終わりました。

ツール・ド・スイスは9日間かけて行われるステージレースなんですが、
同時期に開催されるドーフィネ・リベレと共に7月から行われる
世界最大級のスポーツイベント”ツール・ド・フランス”の前哨戦として、
注目を集めている。
スイス独特の景色の中を走る様子などは、テレビで観ていても旅行に
行った気分になれて良いんですよね。
ただ、あくまでもツールの”前哨戦”なのが残念・・・

そのツール・ド・フランスは7月1日ストラスブールでのプロローグを
皮切りにスタートします。
今年は前人未到の7連覇を達成したランス・アームストロングが引退で出場
しないため、誰がシャンゼリゼでマイヨ・ジョーヌを着ているのか?
とても楽しみです。

今回は、僕の好きな山岳ステージが少ないような気がするのですが、
最後の休息日明けの3つの山岳ステージが総合優勝争いの明暗を分けそうです。
特に第15ステージ:ギャップ~ラルプ・デュエズでは、
ツールと言えばのラルプ・デュエズの山頂ゴールなんです。
更に、その前にこれまた超級のイゾアール峠を越えないといけないので、
総合を狙う選手達は絶対にこのステージで遅れることはできません。

出場選手も興味ありありです。
今年のジロを制したイヴァン・バッソ、冒頭に書いたヤン・ウルリッヒ、
現在プロツール首位のアレハンドロ・ヴァルヴェルデ、
昨年のツールのシャンゼリゼゴールを最後劇的な逃げで買った
アレクサンドル・ヴィノクロフなどなど・・・
これまでのツールとは違った戦いが繰り広げられると思います。

僕は、バッソのダブルツールがみたいです。
マルコ・パンターニ以来のダブルツールを同じイタリア人が達成する瞬間は、
パンターニファンなら僕以外の人も涙なしには見られないと思います。

日本では、自転車レースと言えば競輪です。
中野浩一氏もヨーロッパに行けば”世界選手権スプリント10連覇のナカノ”
として超有名人だそうです。
自転車ファンのくせに失礼ながら全く知りませんでした。
でも、日本にも自転車文化の基礎はあるってことですよね。
是非、面白いので観ていただきたいです。
今年のツールはこれまでにも増して面白いです。

僕は、ビール片手に「バッソ!バッソ!バッソ!」です。

あ、ビールはイタリア語で"birra"(ビッラ)と言うそうです。
これは、あまり関係ないか・・・書きたい放題ですね。

21 giugno, 2006

みんな日本が大好きだ

サッカーワールドカップ、皆さんご覧になってますか?
熱戦が繰り広げられているようですが、
僕は、まだ1戦も観ておりません。

どこかしらか、「日本戦くらい応援しろよ!」
と罵声が聞こえてきそうですが、ダメなんです。
その時間はツール・ド・スイスの放送がかぶっていたもので、
そちらを優先しました。他にもしないといけないことあるしね。
こんな僕は、非国民??
(そういや、この前そう言われた{冗談だと思うけど})

日本戦、どうでしたか?
ストレス溜まりまくりだったようですね。

僕は、前回大会は、日本戦全部観てました。
トルシエのシステムが日本にあってるようだったし、
組み合わせ的にも行けそうだったから。

でも、トルシエはW杯後退任、その後トルシエのサッカーを
トルシエの基礎からのサッカー、フラットスリーを
踏襲するような監督が就任したらなぁと思ってたんだけど、
ジーコ監督となりました。
ジーコの能力云々というより、なんでブラジルサッカーやねんと、
素人考えなのであまりつっこまれると反論できませんが・・・。
日本代表には、トルシエサッカーがあってると思ったし、
ワールドカップでよい成果を収める事ができたので、
日本サッカーは組織サッカーで益々発展するものだと信じてた。

正直、ジーコが監督になるって決まったとき、
「協会は、どいつもこいつもアホばっかりや。」
と嘆きました。
繰り返しますが、ジーコの能力をどうこう言っているわけではないです。
日本人に適しているサッカーをトルシエが教えてくれたんだと思うんです。
日本は、この、練習でも、試合においても組織的なサッカーをするべきだった。

ジーコは、好きですよ。ブラジルサッカーも好きですよ。
でも、日本代表には日本代表の戦い方があると思う。
あんな奔放なサッカーやれったって日本人には無理でしょ。
奔放とは言っても、彼等セレソンは試合前とか戦略ミーティングでは、
並外れた集中力を発揮するそうです。
まぁ、だからセレソン(wikiで調べたらポルトガル語で”代表”の意)
なんだろうけど・・・あぁ、だらだら書きすぎた。

上記結論、僕も皆さんと同じくらい代表を愛しているということ。
愛するあまり、今の代表に納得していないので観ることが出来ない。
サッカーがというか、やっぱり日本が好きなんですよ。
スポーツ世界戦は、とりわけサッカーW杯は、国と国との代理戦争といわれる。
この僕が、日本代表を応援しないわけがない。

ブラジルに2点差つけて勝つなんて・・・そんな空気が世間に漂ってます。
WBCの時にもみんなそう思ってましたもんね。
自力での予選突破が不可能な今、
すべきことをし、今回も神風が吹くことを祈りましょう。

19 giugno, 2006

少年とは

山口県光市の母子殺害事件

この事件、覚えてる人多いでしょ、犯人が犯行当時18歳だったことで、
少年法や死刑廃止について、物議を醸し出した事件です。

被害者の夫であり父である氏は
「被告を社会に出して欲しい。自分の手で殺す。」
との趣旨の発言を当時の会見でされました。
僕は、この会見を見て、不謹慎かもしれませんが、
「ホンマや、俺でもそう思うわ。」
と納得してたのでその後の成り行きが常に気になる事件でした。
1審・2審で無期懲役(求刑死刑)で、明日20日に最高裁判決が言い渡されます。
死刑の可能性が出てきたとのことで、この被告人、
反省の手紙を”今更”遺族に書き続けているのだそうです。
改悛の念とか将来ある若者とかいう理由で、少年法を適用したり、
刑罰を軽くするなんてこともあるそうですが、
そもそも、反省していようが、年齢が若かろうが、こんなやつ等は、
さっさと刑法犯として死刑になればいいんだ。
今までさんざん遺族をバカにするような手紙を友人に送り続けていた
ヤツが、急に”反省しているようだ”と言われて、
「はぁそうですか・・・。」
と納得できるか!
この鬼畜も将来があるというが、
真っ当に毎日を生きている普通の家族が急に誰かも知らんヤツに
奥さんは殺され、強姦され、1歳にも満たない乳児が
床に叩きつけれられ殺された。

こんな将来の奪われ方あるか!!!

こんな犯罪を犯すやつには将来なんかない。
死んで詫びろ。
こんな中途半端な鬼畜はさっさと死刑で死ぬか、
まかり間違って無期懲役で数年後社会に出てきても、
氏の手で殺されたらいいんだと思った。

ただ、現在、氏は極刑を望む発言を公判でされているそうです。
たとえ、死刑となっても氏の無念が完全に晴らされるわけでは、
ありませんが、なんとか死刑判決がこの被告人に下されることを
切に祈るばかりです。

それとそれと、この事件は氏が死ぬまで忘れられない事件ですが、
最高裁判決後は、残りの人生、すばらしいものにしてくれれば、
と天国の奥様とお子さんは思っているんじゃあないかなと、
僭越ながら思うのです。

人を殺して良いか悪いかの判断ができるかできないか、
当時18歳のこの被告人にはそれくらい分かるやろ。
ホンマ、胸くそ悪い事件ですわ。

18 giugno, 2006

無念・・・

絶句です・・・。
高校時代から好きだったベーシスト青木智仁氏が亡くなりました。

今日(17日)、友人から聞いて知りました。

青木氏のベースは派手さは無いものの堅実で安定したプレイが売り物でした。
彼は、TOWER OF POWERというファンクバンドの
フランシス”ロッコ”プレスティア
というベーシストが好きで彼の様なプレイをライブでしていたのが
いつも印象的でした。

青木氏のプレイがいかに安定していたかですが、
僕が聴きに行ったAOKI BANDの神戸チキンジョージでのライブで、
ドラムの村上”ポンタ”秀一氏が
「俺、曲の進行良く分かんねぇんだから、いつものキュー頼むよ。」
と言っていたんですね。
キューとは、ある曲でテーマ部分があって、各リード楽器のソロ回し
などがあって、曲の最後に大体その曲のテーマに戻るのですが、
そのテーマに全員で戻るのに、この例で言えば、青木氏がその
”キュー”となるベースラインを弾き全員に
「そろそろ、テーマに戻るよ」と正に”キュー(合図)”を送る訳です。
曲をまとめる、いわばプレイヤーでありながらコンダクターもこなす
ひとり二役を演じていたわけですね。
ホンマになんとも垢抜けたスタイリッシュなベースを弾く方でした。

今、僕は青木氏のリーダー作の”Experience"を聴きながらコレを書いてます。
泣けてきますわ、別に身内でもなんでもないですけど、
ドラム好きの僕が始めてドラム以外のプレイヤーで
カッコええなぁと思った人ですから・・・。

ウチのおやじが亡くなった時は、人目もはばからず大泣きしましたが、
今日は、その次くらいに悲しい一日となりました。

フランシス”ロッコ”は、まだ健在のはずだから、
青木氏が彼に天国で会うのは暫く先です。
それまで、ロッコに
「アオキ、ナイスプレイ!!」
と褒められるべく、練習するのでしょう。

そして、僕が青木氏の次のライブでのプレイを聴けるのは・・・

僕があの世へ行ったあとになるのでした。


青木智仁氏のご冥福をお祈りいたします

17 giugno, 2006

スッチャデスさん(笑

助産婦さん、産婆さんどちらも素晴らしい職業ですわ。
でも、これって男女雇用機会均等法の改正などの理由で、
いわゆる差別用語になったそうですわ。

あ、これ探偵ナイトスクープ観ててふと思ったんです。
タクシーで助産院に行く途中に赤ちゃんを産んだ女性が
20年経ってその運転手さんにお礼を言いたいから
探してっていう依頼のを観ててね、タクシーの運転手さんが
産婆さん、産婆さんていうもんで、これってあかんのよなぁと

でも、どうです?
看護婦さんや助産婦さん、産婆さんをそう呼ぶときに、
僕ら女性だからとかって蔑称の意味を持たせて呼んでますかね?
少なくとも僕は、間違いなく尊敬の念を持って呼んでますよ。
何れの仕事も女性にしかできない仕事です。
男子禁制ですわ。看護士なんてのもあるけど、
この仕事は女性にしかできません。ここは敢えて、男性蔑視します。
女性だからできる気配り、おもいやりって絶対ありますもん。
だから、女性しかなったらダメなんです。

性差別だなんだってフェミニスト・ジェンダーフリー論者は言いますが、
大多数の人々は、性”差別”ではなく性”区別”だと理解していると思う。

世の中には男性と女性しかおらず(性同一障害などあるが)この二つの性が
協調して世の中は回っているんですよ。
その中には、女性にしかできない仕事、男性にしかできない仕事が
どうしてもあると思う。
だったら、そのどちらかがすればいいんだ。
敢えて無理してできない者がする必要はない。
物事には適正というのが必ずある。

火事場では男が黙って女子供を命がけで守ればよい。
場合によっては犠牲になればいいんだ。
その代わりに女性は生涯かけて子供を育て次世代に繋げる義務がある。
極端に言えばそういうことなんじゃないかと思う。

ジェンダーフリー論には辟易しております。

飛行機は大キライですが、スチュワーデスさんは好きなんです(笑
でも皆さん、気をつけてください。
スチュワーデスさんは客室乗務員と言うそうです。

 こんなもん、味もそっけもないわ!!

あ、探偵ナイトスクープでは産婆さんがメインじゃなくて
お産を助けてくれたタクシーの運転手さんがメインだったんです。
あしからず

15 giugno, 2006

世界の中心で”青春”を叫ぶ

”キャプテン”ついこの前まで、CS放送で再再再・・・・・放送
やってましてかぶりつきで観てました。
今の時代では口にするのも恥ずかしいと言われる

”青春”

がそこにはあります。
谷口君、丸井君、五十嵐君・・・
個性的なキャラクターが一生懸命に楽しそうに、ただ野球をやっている。

谷口君が墨谷二中のキャプテンとして戦う最後の試合
全国中学生大会の決勝戦で名門青葉と対戦する部分なんて
涙無しには観られません。
「青葉、お前らなにしよんねん!!!」
とか言いながら観てるんですよね。
でも、最後には青葉もせこい野球を止めて、正面から対決するんです。
さわやかでいいですよ。

ボロボロになりながらも最後は青葉相手に勝つんですが、
”正々堂々”とか”ひたむきさ”とか”勇気”とか”チームの絆”とか
僕たちが見習うべき彼らのあまりにもまぶしすぎる姿が
画面いっぱいに展開されていきます。

それが、青春なんだと

歌にもまんまありますよね。

そーれーがー 青春なんだー♪

ホンマ、ええわ~”キャプテン”

僕、実は単行本も持ってるんですよね。

ここまで読んだらもう恥ずかしくないですよね。


皆さん、”青春”してますか?

14 giugno, 2006

”真”友

とある友人に
「あなたの考え方は偏っている」
とのご指摘を受けました。

この際、”偏っている考え方”は置いておきまして、
真の友人関係についてその後色々考えました。
この友人とは昨年知り合いまして、その後
公私(?)に渡り仲良くさせていただいております。

付き合いの古い友人とは言いたいことを言い合うような
関係はできている、”本当の”友人だと自負しているのです。

しかし、この年(僕は1975年生まれ)になっての
友人とはここまで忠告をもらえるほどの
関係になれるとは思っていませんでした。
上辺だけとは言わないまでも、深く相手に立ち入らない、
無難な関係が大人の付き合いなんだと
大人になってからの友人との関係とはそんなものなんだと
なんというか、これまでの人生とか、今の社会的立場とか、
自分と相手との距離とかその他様々なことを考えて
当たり障りの無い関係が大人の常識なんだと思い込んでいました。

自分と違う考え方の相手に対して、正面切って断定された
ことに、戸惑いと同時に感謝の念が沸いていました。
こんなことって皆さんありますか?

正直他人の考え方なんて指摘したところで、
自分とは関係無いじゃないですか、他人は他人、自分は自分
それを分かっていつつも敢えて指摘してくれたこの友人ですが、
何を思って言ってくれたかは今のところご本人にしか分かりません。
僕の考え方が合っているか間違っているかは別にして、
「あぁ、友人とはありがたいものだ」
と素直に思いました。

大人になってからの付き合いでも本当の友達ってできるんですね。

ただ、この友人がそこまで考えて言ってくれたかは・・・
確認しておきます。

13 giugno, 2006

クロスオーバー

”僕は、まだまだやれる”

そう思いながらここ数ヶ月ドラムの練習をしていました。
本当に触らなくなって約10年・・・
その間も、良質の演奏を聴き、外を歩く時は両耳にはイヤホン
両手両指はその音に合わせてリズムを刻んでいました。
その辺に流れている三文ポップスではなく、
ハイテクニックを要求されるジャズ・フュージョンばっかり。

ドラム、パーカッションという楽器は一般には肩、腕を使って
演奏するように思われ勝ちですが、もちろんそれらも重要なんですが、
指がかなり演奏の良否を決める要素になると思っています。
音楽なんて楽しければいいんですが、楽しく演奏するには、
ある程度の技術は必要なんです。
ブランクが長いとその指の感覚が全く劣っていました。
ドラムは両手両足が全く違う動きをします。
いわゆる4ウェイインディペンデンスなんですが、
これも劣っていました。
どちらも悲しいくらいに・・・
僕の(大して根拠の無い)”できるはず”という自信は木っ端微塵に
くだかれました。
でも、早い時期に自分の今のレベルが分かって良かった。

本番まで、がむしゃらに練習できました。
周りのみんなにはうるさいだけだったと思うけど、
こそっと練習できるものならやりたいけど、
楽器の性質上そうはいかないもんで、やりたい放題させてもらいました。
久しぶりに、2時間とか、ずっと叩いてると楽しいです。
本当に高校の時みたいに楽しかった。
あまり、大きな声では言えないけど、合奏も楽しいけど、
ひとりで”シコシコ”叩いている時の方が楽しいこともある。

今回の演奏会の練習はそのどちらも楽しめた。
曲のせいもあるだろう。この曲は、指揮者の方の思い入れの強い曲なんだけど、
現役時代に僕も初めて吹奏楽部の合奏で楽しいと思えた曲だった。

皆さん、THE SQUARE の”OMENS OF LOVE”という曲ですよ。
ぜひ、一度聴いてみてください。
この曲には、とりわけブラスバンドバージョンには昔の香りがします。
日本でフュージョンというジャンルが確立される頃の若いサウンドに触れられる。

そうだ、あの頃も音楽室で
”僕は、まだまだやれる”
って思いながらドラム叩いてたな


*本番の演奏は個人的には反省点の多いものでしたが、
 そんなことよりも楽しさの方が勝っていました。
 来年も出た・・・というか出演を検討したいと思えるくらい楽しかった。
 でも、出るなら、またドラムでお願いします。

09 giugno, 2006

豊かさの”ものさし”

昼飯、サラリーマンの勤務中の唯一の楽しみなんて言われてます。
最近、どうでしょう?
定職屋なんかはお昼時はいつも満席で並ばないとだめで、
いつもの風景ですよ。
その一方で、ビニール袋にカップラーメンを入れて歩いている人も
良く目につくんですよね。
「そんなんで、昼からも仕事できる?」
って感じです。
これじゃあ、昼飯楽しめませんよ~

さて、僕はといいますと、事務所で昼を迎えるときは近所に売りに来る
弁当屋の弁当500円、それに缶コーヒーです。
外で食べるときはその辺の定食屋で700円程度のものを食べたりします。

心も体も懐も、豊かさを考えるときに僕がいつも思っているのは、
昼飯に好きなものを、程よく、大して時間も気にせずに食べられたら、
これは、人生勝ち組なんじゃないかなと思っています。

マスゴミどものいう勝ち組は経済ピラミッドの頂点の一部の連中だけ
を言っているのですが、それとは違う勝ち組ですね。

***

12時    「今日、何食べよ?
        牡蠣フライ定食食べたいな。」
        定食屋で牡蠣フライ定食900円程度を食べる
12時45分 「コーヒーでも飲みに行くか。」
        近所の美味い喫茶店でコーヒーを楽しむ。
        楽しく談笑なんぞしてみたり・・・
13時15分  さて、バリバリ働くぜ!

***

みたいな感じです(笑
これだったら、僕は毎日楽しく仕事できると思う。
ささやかだけど、日常生活においても
一番バランスが取れているんじゃないかと思いますよ。
これを毎日自然に繰り返すことができるようになるには、
もう少し頑張って偉くならないといけませんね。

昼飯はその人の人生の幸福度をはかる”ものさし”の一つになっています。

08 giugno, 2006

旧友

今週末の演奏会の終了後、
我が母校吹奏楽部創部20周年記念祝賀会が催されます。
創部20周年ですから、1回生の方でも30代半ばです。
で、僕は6回生でして、卒業して12年です。

今回、90名程度のOBの出席が見込まれているのですが、
楽しみにしていることが、ひとつあります。
卒業して広島県の大学に進学して、全く音信普通になった
友人が、その祝賀会に出席するというのです。
その友人とは中学からの付き合いで、高校では同じ吹奏楽部
に所属し、部活終了後の帰宅では同じバスに乗り、
寄り道なんかしてた仲です。

僕等が高校を卒業したころを思い出してみると、
携帯電話なんて持てなかったし、インターネットも
一部の人のものでした。
ポケベルはあったかな?
にしても遠くに進学した友人に連絡をとるのは
容易ではない時代だったんですね。

幸いにも向こうでの住所は聞いていたため、そちらへ
案内状を送ったのですが、それもその当時に聞いたもので、
あれから12年…
就職などで住所移転なんてしてるんじゃないかと
正直期待していませんでした。

ところが、ヤツが来るんですよ。
これだけでも、祝賀会やって良かったなぁって感じです。
ヤツがこの12年をどの様に過ごしてきたのか、
どれだけ大人になったのか、
ヤツが僕の今をみてどう感じるのか、
期待と不安が入り混じって不思議な感覚です。
ホント、面白いですね。
こんな時代が来るなんて当時は考えてもみませんでした。

会った瞬間にあの頃に戻られたらいいなぁと思ってます。

ヤツ等とはバカなことをして笑いあってた記憶しかないです。
お互い子供だったんですからそれも当たり前かとは思うのですが、
これは同時にかけがえのない関係であるのだろうと

さて、僕達は昔に戻られるのでしょうか?

07 giugno, 2006

僕の反面教師

何年か前からか
「長時間パチンコに興じて駐車場に停めていた
 車内に幼児を置きっぱなしにして死なせた」
という事件がこれくらいの季節から多くなってきました。

僕は、結婚していないので子供がいる日常というのが
分からないのでうかつなことは言えないですが、
にしてもこのての事件は理解できず、
このようなバカ親の元に生まれざるを得なかった
「殺された」お子さんには、激しく同情を禁じ得ません。

しかも、このバカ親達に科せられる罪名が

「保護責任者遺棄致死」

ざっくり判例を読めば大体懲役3年とか4年程度で
模範囚であればもっと早くこいつらシャバにでてきよる

でもこいつらバカ親に、とりあえずかけられる容疑は

「殺人」

でしょ?

刑法 第百九十九条   【 殺人 】
  人を殺した者は、死刑又は無期若しくは三年以上の懲役に処する。

初夏あたりでも、車の中に長時間乳幼児を放置すれば、
暑さで死ぬなんてのは誰でも容易に想像できますが、
百歩・千歩・万歩譲ってそこまで考えが及ばなかったとしても、
愛しい我が子を車内に放置してその場から自分が離れる
と、さらわれないだろうかとか、幼児であれば、まかり間違って
車外に出て車に轢かれたりしないだろうかとか
いくらバカ親でも、それくらい考え及ばないものかね?といつも思う。
だから、これは不注意というより明らかな「殺意」があったんだと

この子達がこんなバカ親にででも親の愛情を求めていたのかと思うと
ホントやり切れません。

僕もいい年ですが、こんなバカな大人達を見る度に
「絶対こうはなりたくない」
と思いながら日々暮らしているのです。

*熱くなって、文中の言葉の表現が雑になっている箇所がございますが、
 僕の感情の現れですからそのまま残します。

05 giugno, 2006

洗練されたプレイ

チクリスティと銘打ちながら、ここのところ音楽漬けの毎日です。
なんせ、今週末”本番”ですからね。

なので、今日も音楽です。昨日のエントリーにさらっと名前が出た
則竹裕之さんですが、この方も日本で指折りの名ドラマーです。
若くして(確かハタチやそこら)THE SQUAREのレギュラードラマー
になり、トントン拍子でこの世界で名を上げられました。

良いのか悪いのか分かりませんが、僕がドラムを練習する時は、
クリック代わりに実際の演奏をイヤホンで聴きながら練習します。
その僕のポータブルプレーヤーに一番多く入っている曲が、
この則竹さんがプレイしている曲なのです。
数多くの名ドラマーの方の演奏音源を持っているわけなんですが、
とにかくダントツで則竹さんなんです。

なぜ則竹裕之なのか、今日コレを書かんが為に考えてみました。
則竹さんのプレイはジャズ・フュージョンの中にあって、
音数が多いのにも拘らず、
すっきりしているように僕には聴こえる。
そして、それらはかなり高度なテクニックを要するはずなのに、
聴いていて

「これやったら僕にもできるんじゃあないの?」

と激しい勘違いを起こさせる。
ここで、普通の人なら「いやいや・・・」
と思い直すのですが、僕の場合は、
「じゃあ、やってみるか!」
となるのです。このバカ、手に負えませんな。
で、やってみて、大反省会となるわけですね。

でも、でもなんですが
THE SQUAREのリーダー安藤まさひろの作曲する曲は
意外と叩けている(ように聴こえる)んですよね。
この大きな勘違いが今尚僕が楽しくドラムを叩けている
源なのかもしれません。

フォローする必要などないのですが、
則竹さんのプレイは超一流で、素人の僕が「完コピ」
できるようなものではありません。
則竹さんは現在はTHE SQUAREを”卒業”され、
更に幅広いフィールドで活躍されています。

締めは昨日と同じです。

気持ちは「則竹裕之」です。
彼のようになりたい。心で思うのは自由です。

お後がよろしいようで・・・


追記

その本番の演奏曲はTHE SQUAREの「オーメンズ・オブ・ラブ」
という曲です。
則竹さんのプレイはカッコいいです。
さて、僕はどこまで迫れるのでしょうか???

04 giugno, 2006

バディ・リッチよ永遠なれ

先ほど、いつもお世話になっている
愛車の主治医take-Mさんのところから帰宅しました。
フロントブレーキ交換です。
僕の車は古いのでケアのみで懐が精一杯です
帰る前にも
「ギア周辺からカタカタ音がするね。」
とか
「エンジンオイルが滲んでるね。」
なんてことを言われ、
なかなか楽しいカーライフを送っています。

さて、コレを書いたら高校へ行きます。
6月11日(日)に我が母校吹奏楽部の
第14回定期演奏会があるのですが、
そのステージにOB演奏で1曲ドラムを叩くこととなりました。

僕は、中学生時代からドラムをやりたいとずっと思っていました。
当時好きだったのはボウイです。
高橋まこと氏のキレたドラムを愛しておりました。
そして、高校時代は意外にも「X」というバンドが好きでした。
YOSHIKIのこれまたキレたドラムを愛しておりました。
高校時代後期よりジャズ・フュージョンに傾倒していき、
神保彰、則竹裕之の両氏の洗練されたプレイに魅了され、
ひとりでコピーしておりました。
以降、海外のスタジオミュージシャンなどにも興味を抱き、
CDを買い漁りました。

そんな中でも特にピカイチだったのがバディ・リッチです。
「スウィング感・スピード感・ドライブ感」です。
彼は、その抜群なテクニック・スティックさばきで
長いドラムソロを披露するのですが、
そのテクニックに溺れることのないダイナミックな演奏で、
ともすれば、お弁当タイムとなってしまいかねない
ドラムソロで観客を興奮のるつぼに引き込んでしまうのです。

バディ・リッチは1987年に亡くなっております。
当時僕は12歳です。
僕もその演奏をライブで聴ける可能性があったことを
思うと残念でなりません。
今、「West Side Story medley」を聴いています。
イメトレですね。
これから合奏練習があるのですが、気持ちはバディです。
彼のようになりたい。心で思うのは自由です。

01 giugno, 2006

男はつらいよ:レーサー達の友情

サイクルロードレースは映画「男はつらいよ」シリーズの世界みたいだと思う。
200キロの行程を200人程の選手が走るわけですが、
ドラマがいろいろあるわけですよね。
先日のジロ・デ・イタリアの第19ステージ
ポルデノーネ~パッソ・デ・サン・ペッレグリーノ 224.0km(山岳)
のレースでのこと
レースリーダーはチームCSCのイヴァン・バッソです。
途中、クイックステップのガラーテという選手とリーダーを抱える
チームCSCのフォイクトという選手が抜け出して、
二人でゴールを目指すという展開になりました。

ここで、押さえていただきたいのが、
自転車レースでは集団で走る場合は、先頭の選手が風圧を受け、
体力の消耗が激しいということ。
1チーム9名でエースの選手がひとりいて、
他の8名でエースを勝たすレースをすること。
そして、チームCSCは総合リーダーを抱えていて、
ガラーテという選手が、このステージで、
後続のリーダーに大差をつけて勝利すると、
総合リーダーが入れ替わる可能性があるということです。

この状況では、ガラーテはステージ優勝を狙っており、
フォイクトはそれと総合タイムが縮まることを懸念して
(もちろん自身の優勝も狙って)、ガラーテを抑えるために続いたとなります。

本来、数名で集団から抜け出した場合は、その数名で先頭交代をしながら、
個々の負担を全員で分け合いながらゴールを目指すんですね。
でも、この状況では、フォイクトは先頭に出るという理由付けがありません。
ガラーテを抑えるために付いていったわけだから。

以上により、ガラーテがずっと先頭を引き後ろにフォイクトが付く
(時々先頭にでる)というシーンが続きました。
いよいよ、ゴール数百メートルといったところで、フォイクトが、ギアを掛けました。
ギアを重くして、ゴールスプリントに備えた(かに見えた)んです。

その瞬間、僕は、「フォイクト勝ったな。」と思いましたし、
テレビの実況者、解説者も、たの視聴者の方も思ったんじゃないでしょうか。

しかし、思わぬ映像が目に飛び込んできました。
そのフォイクトが、隣にいたガラーテの背中を”ぽんぽん”と叩き、
ガラーテを前に行かしたのです。
ガラーテはそのままスパートを掛けてそのステージを取ったのでした。
要するに、フォイクトはガラーテに勝利を譲ったのです。

こういうのを見ると、手を抜いて相手に勝利を譲るのは相手に対して失礼だ。
例えば、相手が怪我をしているならそこを攻めないのではなくそこを攻めてでも
勝利を掴みにいくのが、相手に対する礼儀だといった批判が聞こえてきそうです。

このケースがそれらに当てはまるかどうかは分かりませんが、
総合優勝、ステージ優勝の両方のバランスというのもあろうかと僕は思っています。

このステージでは、後半は終始ガラーテが先頭を引くという状況だった。
フォイクトは後で体力を温存していた。
ガラーテの総合タイムが上ることをCSCはある程度阻止できた。

これらより、このステージを取るのはガラーテがふさわしい。
勝利するにあうだけのレースをした。
として、フォイクトはガラーテに勝利を譲ったのでしょう。
これは、ガラーテに失礼とかそんな問題ではないと思う。
ガラーテは勝者たるレースをしたんだから。

ガラーテももちろん、ゴールする前にフォイクトに感謝の意を表していた。
これも、かっこいいわ。
チームを超えた友情もあるのかなぁ~

僕は、この瞬間を観ててなぜか・・・なぜか、寅さんの声で
「あんた、このひたー(人は)これだけ、頑張ったんだからおゆずん(お譲り)なさいよ。」
ってのが聞こえてきた。なぜかは、僕にも分かりません。

サイクルロードレースは義理と人情たっぷりのスポーツです。
やっぱ、日本人に人気でそうなスポーツだと思うわ