安倍総理がTPP交渉参加を表明した。
保守の方々はTPP反対の方が多い。
安倍総理がTPP交渉参加を表明した瞬間に安倍晋三はダメだと言いはじめた。
はたしてそうか?
日本がTPPに本当に参加するためには、多くのハードルがある。
安倍総理はそれらを認識した上で、交渉参加を表明した。
TPPに参加することが決まったわけではない。
安倍総理はこの交渉で負ける(日本の条件をクリアできずに参加する)気は無い。
勝つ(日本の要求どおりの内容で協定を結ぶ)もしくは、
日本の要求が通らないのであれば、TPP参加を見送る気で、
参加を表明した。
我々にできることは、TPPが日本に与えるメリット・デメリットを確認しながら、
時には安倍総理、官邸に直接国民の声を届けながら、
この交渉過程を見守るしかない。
今、この時点で
「TPP参加表明した安倍を降ろせ!」
「TPP参加表明した安倍はアメリカの犬だ!」
と、安倍総理を批判するには、早すぎると思う。
それこそ左翼、反安倍の思う壺である。
今、保守が声を上げるとすれば、
「日本にとって不利になる協定は結ぶな!」
「やるなら、日本に有利な交渉をしてくれ!」
「日本に不利な状況になれば、勇気ある撤退を!」
と安倍総理に国益を考えた交渉をするよう激励することだと思う。
今、TPPを理由に安倍総理をsageるヤツは、
保守ではなく、革新、左翼の連中であると決め打ちしてもいいくらいだ。
あくまでも交渉参加表明をしたわけで、
不利な協定を結んだわけではない。