26 marzo, 2013

TPPで保守分裂

安倍総理がTPP交渉参加を表明した。

保守の方々はTPP反対の方が多い。

安倍総理がTPP交渉参加を表明した瞬間に安倍晋三はダメだと言いはじめた。

はたしてそうか?

日本がTPPに本当に参加するためには、多くのハードルがある。

安倍総理はそれらを認識した上で、交渉参加を表明した。

TPPに参加することが決まったわけではない。

安倍総理はこの交渉で負ける(日本の条件をクリアできずに参加する)気は無い。

勝つ(日本の要求どおりの内容で協定を結ぶ)もしくは、

日本の要求が通らないのであれば、TPP参加を見送る気で、

参加を表明した。

我々にできることは、TPPが日本に与えるメリット・デメリットを確認しながら、

時には安倍総理、官邸に直接国民の声を届けながら、

この交渉過程を見守るしかない。

今、この時点で

「TPP参加表明した安倍を降ろせ!」

「TPP参加表明した安倍はアメリカの犬だ!」

と、安倍総理を批判するには、早すぎると思う。

それこそ左翼、反安倍の思う壺である。

今、保守が声を上げるとすれば、

「日本にとって不利になる協定は結ぶな!」

「やるなら、日本に有利な交渉をしてくれ!」

「日本に不利な状況になれば、勇気ある撤退を!」

と安倍総理に国益を考えた交渉をするよう激励することだと思う。

今、TPPを理由に安倍総理をsageるヤツは、

保守ではなく、革新、左翼の連中であると決め打ちしてもいいくらいだ。

あくまでも交渉参加表明をしたわけで、

不利な協定を結んだわけではない。