30 giugno, 2009

夜明け前



スキル・シマノの別府史之選手もツール出場が決定したそうです。
日本人2人の出場、凄い!
今年は今まで以上に観る楽しみが増えました。
2人で逃げて、画面を独占して欲しいです。

*写真と本文とは全く関係ありません。

27 giugno, 2009

ある日の早朝

昨日6月26日の三宮からの朝日です。
訳あって午前5時出社。

車を駐車場に停めて、東の空を見れば、
奇麗な朝日です。

朝日は大嫌いですが、朝日は大好きです。
朝日なんて潰れてしまえと思いますが、朝日は美しいです。
朝日なんて日付以外は全て誤報と思いますが、
朝日は人の心を鷲掴みして放しません。

思わずカメラ(と言っても携帯電話)を取り出しました。
こんな時間に外にいるのもたまには良いです。


その続き、ウチの事務所の近所には、
本当に元気の良いお兄さん方ばかりのガソリンスタンドがあります。
威勢が良くて気持ち良いです。
今時、セルフではないのですが、大繁盛なんだろうというくらいに、
ひっきりなしに車が出入りしています。
場所が場所というのもあろうかとは思いますが、
こんなお店は繁盛するだろうなぁと思うくらいに、
店員が素晴らしいです。
そんな素晴らしい店員さんばかりのガソリンスタンドに、
こんな告知書きがあります。

こんなん、良いんですかね?
意味は分かりますが・・・、
潔いですね。
これも大繁盛の成せる業・・・
眠い目をこすりつつ、激写です。

24 giugno, 2009

一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子



市立博物館、行って来ました。
詳細は、他に譲るとしまして、
これは日本酒を入れて飲んだら美味いやろうなぁ、
とか、この器にはキャベツを山盛りにしたらええなぁ、
とか、これは絶対におせち料理を盛ってたんやで・・・
と芸術の欠片も無い素人全開の見方でした。

しかし、薩摩切子はボヘミアガラスなどを参考に
つくられ、その美しさは本家を凌駕するものと見受けられます。
また、薩摩切子の色被(き)せは秀逸で、時を超え今でも
その鮮やかさは我々の目を楽しませてくれます。
赤、青・蒼・藍、紫の鮮やかさ、深みにはうならされました。
百年以上前に作製された作品の色とは全く思えません。

そんな薩摩切子も薩摩を巻き込んだ2つの戦乱によって、
明治初頭で途絶えたとのことです。
しかし、職人や研究者の協力で薩摩切子も復刻されているようです。
当時の切子は高価で今や骨董品扱いだそうですが、
復刻ものでも高いんだろうな。
美食家北大路魯山人は、まだ貧しかった頃赤い切子
を無理して買ってそれで豆腐ばかりを食べていたそうです。
江戸切子か薩摩切子かは分かりませんが、“赤の”とあるので、
薩摩切子じゃないか?と勝手に身びいきで想像しています。
最高の贅沢ですね。

形あるもの必ず壊れる、壊れるからこそ美しい
生あるもの必ず死す、いつか死ぬからこそ命は尊い
これを書きながら、前のエントリーのことも思い出しました。

僕は、この薩摩切子に日本酒を入れて、
7月4日スタートのツール・ド・フランスを観戦しながら飲みたいです。

20 giugno, 2009

臓器移植法改正について思うこと

 父は食道がんで長い間苦しみ、亡くなった。
特に年末危篤状態になり、
翌年1月に亡くなるまでは、
ずっと“眠ったような”状態でした。
それでも、母をはじめ家族は折れそうになる心を
必死で奮い立たせて父を看病しました。
今でも父はその日まで生きていたと思っています。

 さて、臓器移植法改正案A案が衆院本会議で
賛成多数で可決したそうです。
このA案とは、脳死を人の死とすることを柱とする法案です。
この脳死を人の死とするがどうしても引っかかる。

 我が父の最後はベッドで寝たまま、
およそ人として生活しているとは
とても言えないような状態でした。
しかし、確かに生きていた。
呼吸もしていれば髭も伸びて僕達が電気カミソリで
そってやる。言うまでもなく心臓は動いていて、
僕たちは生きている父に接していたのです。
 脳死患者の方もおそらく同じような状態で、
ベッドに横たわり日々を過ごしているんだろうと
思います。もちろん患者さんの家族も我々と同様に
看病しているんでしょう。

 患者達は果たして死んでいるのか?

 さすがに末期の我が父が元の生活を取り戻すことは
家族である僕でさえも無理と言わざるを得ないが、
脳死状態の人が元の生活を取り戻した例はあると聞きます。
A案はその可能性を端から遮るものです。
 
「とは言え、選択は患者や家族に委ねられているんだから」

というA案擁護の意見はありますが、
関係者会議でA案が施行されれば、医師は脳死を人の死と認め、
その後の医療の内容が変わる可能性があるとし、
明らかに現場が混乱すると明言していました。

 この臓器移植法改正の動きは、現行の同法のもとでは、
幼くして助かる可能性のある命が年齢制限などで、
見捨てられているという現状から始まったものと認識しています。
確かに、僕は鶴見辰吾氏を通じて“そうちゃん”を知り、
現行法に歯軋りをし、海外に道を求めたご家族を陰ながら見守りました。
 その海外も世界的な動きとして自国民の命はそれぞれの国で守る
がスタンダードとなりつつあり、日本人が海外で臓器移植を受けることが、
成人でも難しくなってきています。
 そこでの法改正でした。
 僕も難病に苦しむ家族がいて、臓器移植で助かるのなら、
何としてもお金を集めてそこにすがりつきます。
ただ、政府・行政は臓器移植にばかり目をやるのではなく、
人の生死についてもっと腰を据えて考えてもらいたい。
 現行法では年齢制限は遺言の遺すことのできる最少年齢である15歳を下限とし、
臓器移植をする場合に限り人の死とし、
本人の書面による提供意思表示と家族の同意が必要となっています。
 それがいきなり脳死は人の死とはあまりにも乱暴過ぎる。
臓器移植は普及されると良いと思うし、年齢制限についても無くなると
多くの難病に苦しむ子供達が助かるのだから改正は必死であると思うが、
 “脳死が人の死”には断じて賛成できません。

 僕は臓器移植法改正にあたっては、D案がより良いと思います。
 D案とは脳死の概念は現行法通りで、年齢制限は無し、
提供意思表示については、
15歳以上は現行通りで、14歳以下については家族の同意で可能で、
更に第三者機関による判定もあるということです。
 第三者機関の判定によることで幼児虐待などでの犯罪による
臓器提供事件は防げるだろうということです。

 このA案は欧米基準なんだろうけれども、僕達は日本人です。
日本人が日本人の考えで我々の国の制度をつくれば良いんです。
このA案が多くの国民の同意を得ているとはとても思えません。
衆議院の審議採決の際には福田康夫や中川秀直などが居眠りです。
こんなクソみたいな国会議員にこんな重要な法案は任せられません。
参議院での徹底した審議を期待します。

13 giugno, 2009

靴磨きます・・・そのうち


昨夜はCINQUE CLASSICOのShoeshine PARTY 2009に
行ってきました。
M.MOWBRAYでおなじみ、株式会社R&Dさんから、
相原氏がシューケアの実演にいらして、
自分の靴を磨いてもらいつつケアについて
レクチャーを受けるというヤツ。
更に、他人様が靴をケアしてもらっているのを
横から見学する。
他のお客さんと靴の話だのそれ以外の話だの、
雑談に興じる。
という集まりでした。

僕は、普段自分で靴のケアをしません。
誰にとは言えませんが完全に他人任せで、
履く前にブラシなどを少し当てる程度です。

ですから、僕が仕事を終えてCINQUE CLASSICO地下の
PARTY会場に入るやいなや
「ひであきさん、自分で靴を磨かないのに
 何で来るんですか?(要約)」
といった直球のお言葉が・・・。

まぁ、これは挨拶みたいなもんで、
そんな皆さんと、用意されている軽食・スパークリングワインを
美味しくいただきつつ他愛の無い雑談。
その後ろでは来場されているお客さんがそれぞれの
お気に入りの靴を相原氏に磨いてもらいながらあれこれ質問。
皆さん本気ですね。
ということで、僕が自分の靴を診てもらうことができたのは、
ワインですっかり酔ってしまったトリもオオトリな時間でした。

頭の写真は僕が靴を磨いてもらっている時に、
タカムラ氏に撮影していただいたモノです。

オオトリだったのが功を奏してか、
1足持参した靴も磨いてもらいました。
僕が磨いてもらった靴は
YANKOのなんとかという靴と、
Edward Greenのなんとかという靴です。

今回のCINQUE CLASSICO Shoeshine PARTY 2009
参加の成果ですが、
せっかくケアキットを持っているんだから、
自分でも時間を見付けて靴の手入れをしてみれば?
というものでした。

相原さんの手入れの様子を見ていると、
そう力も入れず、軽やかに靴にブラシをあてているのが、
とても印象的で、それでいて出来上がったものを見ると、
見事に光っている。
これはもちろんプロの仕事だから当たり前なんですが、
同じ道具を使うんだから、
僕らでもそれに近付けることが出来るんだろうということですね。

こんな機会を設けてくれた
CINQUE CLASSICOさん、

靴磨きの楽しみを教えてくれた
M.MOWBRAYでおなじみ、株式会社R&Dの相原さん
(ささやかながら宣伝込み)

ありがとう



ということで、CINQUE CLASSICOさん
僕もHIRANOブラシ豚毛(4200円)買います。
よろしく

08 giugno, 2009

不思議なレース、ドーフィネ

ドーフィネが始まっています。
昨日のナンシーでの第1ステージ:12.1キロの個人タイムトライアル
は万年2位のエヴァンスがプロローグを取りました。

今年はモンヴァントゥーを含む後半の山が注目ですね。
優勝候補の筆頭はアルベルト・コンタドール、
対抗にカデル・エバンス
昨年の総合優勝者はアレハンドロ・バルベルデですが、
ごたごたで集中力を発揮できるかどうか・・・
ジロではいまいちだったバッソも出場、
全員が7月に行われるツール・ド・フランスに向けての
調整レースとして出場するので、
本気の本気で走っているかと言えば・・・
なんですが、
このレースで他の選手に遅れをとっているようでは・・・

という色んな見方のできる不思議なレース。
今年からJSPORTS初中継ということで、
楽しみに観ています。

ただ、当然のことながら深夜放送になりますので、
翌朝が辛いです。

ドーフィネ→ツール・ド・スイス→ツール・ド・フランス
の恐怖の3連発です。

あ、B-BOXの新城選手も出場しています。
ツール・ド・フランス出場メンバーに選ばれるか!?

06 giugno, 2009

New Tireと体の手入れ


ちょっと前にMICHELIN PRO3を前後に履かせていたのですが、
リアにがらすを踏んだと思われる亀裂が見つかり、
完成車時についていたものに戻していたのですが、
TREKさんで
Vittoria Open Corsa EVO CXの新作 320TPIのものが
陳列れさておりまして、せっかくフロントが良いタイヤなので、
この際と思い購入。
今日、自宅から事務所まで約20㎞を走りました。

良く走るんじゃないですか?
というのか感想。
それもなんとなくです。
背中に思い荷物を背負って乗っていたのですが、
自分の足が鍛えられているのか、ホイールが良いのか、
タイヤが良いのか???
良く転がります。
速度計に表れる時速も状況を考えると、
満足いく速度です。
「お~、今日、俺走れてる!」
みたいな感じです。
国道2号線は信号が多く、STOP & GOで疲れるんですが、
それでも場所によっては時速40㎞を軽く超えるくらいには
走れていたので楽しかったです。

とりあえず、古いタイヤよりは良いような気がします。

今週は日曜日から今日まで自転車に乗らなかった日は、
水曜日と金曜日の2日だけ。
僕にしては乗っています。
距離はトレーナー分もあるんで、分かりません。
しかし、良く乗りました。

ひざの痛みは、今は無いです。
でも、その内出ますよとのアドバイスもあり、
来週病院に行く予定です。

tak氏に須磨のスポーツドクターの医院を
教えてもらいましたので、行ってみます。

長く自転車を楽しむためにはこういった
マメな体のメンテナンスというか工事も
必要なんだろうなと思います。

30も超えてますしね・・・

05 giugno, 2009

リシャール・ヴィランクになれ


来週辺りから梅雨のようです。
自転車にとってはやっかいな季節です。
通勤で乗るわけでなく、
週末に必ず乗ることができるわけではない僕。
今でも月間走行距離は他のみんなに比べて少ないのに、
梅雨で週末もつぶれたらただの趣味以下になります。

こんなとき、これがあれば大丈夫というヤツが上の写真です。
見難くてすみませんね。
これは、ローラーやトレーナーで室内練習をするときに、
自転車に引っ掛けて使う小道具で、
汗で自転車が濡れたり、錆びるのを防ぐスグレモノです。

冬でも本気で回したら汗が滝のように流れるのに、
これからますます暑くジメジメとしてきたら・・・

冬が布引の滝ならば、夏はナイアガラかイグアスかヴィクトリアか!
というくらいに汗が出てきます。

今は色々あって週末でも全く乗らない日が多いですが、
一応年末までの我慢です。

今は仕事終わりに自宅でひとりシコシコときっちり30分
トレーナーに相手をしてもらっています。

自転車に乗っているような乗っていないようなってな感じなので、
ややこしいストレスは否めませんが、全く何もしないよりは、
体に鞭を入れることができるので、体重増加くらいは防げるだろうと
思って乗っています。

で、上記写真のCycle Opsですが、携帯電話やオーディオリモコンなどを
入れられるポケットがあり、画面を前にとかスピーカーを前に
足を回しながらチャンネルなどを変えられるようです。

ということは、この週末から

ドーフィネ→ツール・ド・スイス→ツール・ド・フランス

と怒涛のようにステージレースがやってくるわけですから、
それを見ながらひたすらペダルを回すわけですよ。

自宅に居ながらアルプス、ピレネーを走っている気分を味わえるんですね。

なんて素敵なのでしょう!

そして、来春には完全に山岳対応になった体で
改めて週末ライドを楽しむんです。

この写真の小道具はへタレ自転車乗りに
ここまでヒドイ妄想を抱かすことのできる
極めて優れた小道具なんです。

01 giugno, 2009

日曜日のことです


昨日は朝練コースをひとりで走りました。
朝霧の坂も時速10kmを割り込まない速度でと自分で
勝手に目標をつくって見事クリアの自己満足。
後半斜度がきつくなるのですが、
苦手意識を払拭するために今時流行らない
根性で押し切りました。
終始アップダウンの連続で好きなルートではないのですが、
これを上手くこなせるようになれば、
もっと自転車が楽しくなるような気がします。

ところが、コースも後半になってきて塩屋を下るあたりから
左足に痛みが走りました。
淡路島でおこったあの痛みの再来です。
本当に踏めなくなったので、ここで終了。
リタイアです。

何が悪いのか分かりませんが、とりあえず病院送り状態です。
早めに止めたので、今はほとんど痛みはありません。
一度スポーツ整形外科みたいなところに行ってみようと思います。

午後からは母と南こうせつのコンサートを聴きに三田市まで行ってきました。
これは母の日“日ごろの感謝”のプレゼントです。
2時に出て3時過ぎには三田市内へ、4時15分開場には時間があるので、
あの有名な小山氏のお店へ行ってみようと向かいました。
ゆりのき台の住宅地内にあります。
そこの一角だけ住宅地では無いような様子で、
駐車場は満車で店は大行列で、あっという間に買う気は失せて、
会場へ向かおうとなりました。

道中で三田屋本店やすらぎの郷を発見。
時間もあるので、入ってみようとなりました。
広大な敷地に贅沢な植栽・建物の配置で落ち着いた雰囲気です。
母と2階の喫茶でコーヒーとケーキを頂きました。
どちらも上品な味で満足しました。

そして本日のメインこうせつのコンサート
17時開演で、緞帳(どんちょう)があがる前から前方のお客さんはハイテンションで
「こうせつ!」コールです。
母も隣で楽しみにしている様子。
2時間半のステージも後半になりますと、
最初は大人しかった三田市総合文化センター大ホールも盛り上がってまいりまして、
最後の曲「満天の星」になりまして、客席も総立ちかと思いきや、
立っているのはかぶりつきの濃い親衛隊の皆さんと、
後ろの僕と母とその後ろの一部のお客さんだけでした。

三田市のお客さんは大人しいんですかね?
まぁ、それでも「満天の星」の“お約束”の振り付けを母と楽しんできました。

ケガは痛いけど、良い日曜日でした。