30 settembre, 2006

立ち止まってみました

9月27日に父方の祖父の妹のご主人が亡くなりました。
94歳、正に大往生でした。

僕の父が生前から大変お世話になり、また父が入院しているとき
もご高齢であったにも関わらず、
頻繁にお見舞いに来ていただいていました。

28日に通夜、29日に本葬・初七日が行われましたので、
最後のお別れに行きました。

29日の初七日が終わり間際のお坊さんの説法の中で、
仏教は、諸行無常を大前提としているみたいなことを
話されていました。
ウチの父方は浄土真宗本願寺派ですから親鸞聖人の教えです。
日ごろこういった機会にはあまり遭遇することがないので、
僕もじっとその教えを拝聴していました。

諸行無常とは、文字通り全ての事物には始まりがあり、
必ず終わりがあるということです。
“あなた”は必ず死ぬということです。

そんなことは、一々お坊さんに言われなくても分かっている
けれども、日ごろそれを意識するシーンは少ないです。
お葬式の場で人様の死に接する時に人が必ず死ぬことを
改めて思うんですよね。

で、このお坊さんは諸行無常を前提として、
命が目的ではなく手段であることを説かれていました。
僕も正にそうだと思っています。

僕が常々思っていることは、
如何に長く生きるかではなく如何に生きるかということです。
命に執着せずに与えられた命を如何に使うかです。
そう言うと命を粗末に扱うなという声が左側から
聞こえてきそうですが、そんなことは言っていなくて、
生まれてきてその折々に目的を掲げなさいということです。
一時期のモラトリアムも人生80年と考えれば、有益である
と思います。
ただし、人生大きな括りの中では見失ってはいけないと思います。

いまわの瞬間、自分の人生を振り返る時間を与えられたら、
有意義だったと思いたいです。

この二日間はばたばたとあわただしかったのですが、
おじいさんは、僕に人生の微修正する機会を与えてくれました。

28 settembre, 2006

知性と体力あります

不思議な面子だと思います。

今日の晩ご飯は、仕事仲間で集りました。
仕事仲間といいましても、世間一般でいうところの

同業他社

にあたる方々です。
通常であれば、幹部クラスではあろうかと思いますが、
商売敵ですからね。
一緒にご飯食べようとはなかなかなりません。

でも、ウチ等の業界は、ちょっと変わっています。
お互いに、商売道具を貸し借りしたり、
人手が足りないから一人貸してくれへん?
みたいなことが、多々あります。

ウチ等の仕事はいわゆる国家資格の仕事で、
俗に言う「士(サムライ)業」です。
でも、知性より酒と汗の匂いが漂うなんとも

ガテン

なサムライ達です。

でも、肩肘張らなくていいです。
お互いに切磋琢磨するところは変わりませんが、

「出し抜いてやろう」
とか
「寝首かいてやろう」
なんてことは考えていない。

お互いに情報交換もできるし、
有益な関係です。

ご飯を食べに行っても1件だけでは飽き足らず
ハシゴするのは当たり前で、
「もうええやん、どっかで寝て帰ろう」
みたいなことも、少なからずあります。

この人達、なんなんだ?
みたいなことがしょうっちゅうです。

でも、楽しいのでやめられません。

かっぱえびせんみたいな人たちです。
ベタですね(笑

だから、この仕事やめられないんですよね~

27 settembre, 2006

死刑

死刑制度は存続?廃止?

杉浦法務大臣が任期中死刑執行命令書に署名をしないらしい。
このニュースを読んだ大半の方が
「だったら、法務大臣引き受けるなよ。」
だと思う。
僕も、例に漏れず思ったわけです。
現行法では、依然として死刑は残っているわけで、
その執行は法務大臣の手に委ねられている。
そんなこと弁護士でもある杉浦であれば分かっていように・・・。

僕は、死刑制度は現状では賛成です。
僕自身が、例えば自分自身が殺人の被害者になったり、家族が殺されたりして、
犯人が無期懲役などで、いつか出所するとなるなんて到底容認できません。
僕だけではなく世間一般そういう方は少なくないと思う。

それでも、気持ちがおさまらず
「被告を自分の手で殺すから、生かしたまま出して欲しい。」
という遺族がおり、また社会もその気持ちを共有する。
凶悪化する犯罪に対して、遺族の報復感情を諌めるだけの
法律が整っていないのかと思う。

人を一人殺しても死刑にはならない、
三人殺してやっと死刑なんてことが言われています。

なんだろうなぁ

ただ、死刑制度の問題点もあるそうです。
一番大きいのが、冤罪事件
冤罪事件で死刑判決を受けて刑が執行され、
後にその事件の真犯人が現れた。
なんて、洒落にもなりませんよね。
でも、これは3審制でなんとかなるんじゃないかと思います。

で、よく言われるのは終身刑の導入です。
懲役100年とかいうやつですよね。
一生監獄の中で反省しなさい。だそうです。
どうでしょうか・・・
なんだか、書いているうちによく分からなくなってきました。
何が、一番有効なんでしょうか?

こんなことを書くと、批判の嵐を浴びそうですが、
いわゆる凶悪犯に該当する連中は更正する必要なんてないじゃないかと、
ずっと思っています。そんな機会与える必要ないですよ。
さっさとこの世界から消えたらいい。
殺された方は、人生そこまでで、殺した方は再チャレンジですか・・・。
僕が遺族の立場だったら許せないですね。

生きたまま監獄から出て来い、俺が殺してやるからってのは、
正にハムラビ法典にタイムスリップだから、
現代社会には馴染まないと冷静に考えれば思うけれども、
現状で遺族の報復感情をギリギリのところで抑える方法は
死刑しかないと思う。

25 settembre, 2006

○○の秋

本当は、昨日書きたかったのですが・・・

これまで、秋の訪れを散々煽るようなエントリーを書いていましたが、
昨日は、本当に秋を感じる一日でした。
朝、洗濯物を干して、掃除して10時頃に家を出て、
午前中は明石でちょっと仕事をしました。
日差しはやさしいと言うほどではなくむしろ軽く強いと感じました。
何が違うかというと間違いなく湿度ですね。
乾燥していて不快とは感じませんでした。
心地よいと思いました。
そして昼、三宮へ向かったのですが、道中東須磨小学校、西代小学校
あと兵庫区の小学校で運動会が行われているようでした。
僕が通った時は、何れもお昼ご飯だったようで、何か競技が行われている
様子はありませんでした。
しかし、あの雰囲気は紛れもなく運動会です。
懐かしいですね。
もう、10年以上あの空気には接していません。
徒競走なんかで、
「トランペット吹きの休日」、「道化師のギャロップ」などがかかると
ホンマ、テンションあがるんですよね。

ほどなく、三宮に着きまして友人のシャツのオーダーにお付き合いしました。
彼の選んだ生地の柄がこれまた秋を印象付ける茶系のラインの入ったものです。
これは出来上がりが楽しみ。
そして、その友人とお昼ご飯を食べたのですが、選んだお店が、
トアウエストの「ガレット・ネロ」です。
訳あってここでランチとなったのですが、予想はしていたものの
中に入ると女性ばかりで、男二人でなんとも恥ずかしい、
勘違いされては困るランチになりました。
とは言うもののお値段なりに美味しくいただきました。
そして、夕方家に帰り洗濯物の取り込みやその他雑用をこなし、
晩8時過ぎ、今日のもう一つのメインイベント、
サイクルロード世界選手権男子エリートロードです。
世界中のロードの精鋭が国別対抗で争うレースです。
全ての選手がこの世界戦で優勝することを夢見る、
ある意味では3大ツールや歴史あるクラシックに勝つよりも
名誉な勝利です。
このレースが、0時30分頃まであり、
前評判通りイタリアが終始先手先手でレースを引っぱり、
イタリアのエースパオロ・ベッティーニが優勝しました。
ベテランで勝ち数の多いベッティーニもこの世界戦では初勝利で、
とっちゃん坊やのベッティーニが子供のようにはしゃいで喜んでいました。
レース最後のスプリントでドイツのベテラン、ツァベルが駆けて先頭だった
ので、「おーっ!!」と身を乗り出して見たのですが、
駆けるのが早すぎて、ベッティーニに差されてしまいました。
しかし、今シーズンはツァベルが元気だったのでちと嬉しいです。
でも、今シーズンで引退かとも思うので少しさみしいです。
で、ロード世界選手権を見ると秋だなァ~と思います。
サイクルロードレースの今シーズンのプログラムも残り僅かです。

という訳で、なかなか楽しかった日曜日だったので、
日曜日中に書きたかったのですが、ロードが終わったら、
月曜日になっていまして、仕事もあり早く寝たかったので、
今になってしまいました。

ネタとしての鮮度は落ちましたが、日に日に秋の訪れを各所で垣間見る
ことが出来る今日この頃、
このネタは、運動の秋と食欲の秋の両要素が含まれており、
バランスがえーなァ~と思い、敢えて書いてみました。
しかし、四季のうつり変わりを感じるようになるとは、
歳をとったってことか?

後は、読書の秋です。
これについては、また後日

23 settembre, 2006

おバカ裁判長

藤波孝一につられてしまった。

--以下asahi.comより一部引用

入学式や卒業式で日の丸に向かっての起立や君が代の斉唱を
強要するのは不当だとして、東京都立の高校や養護学校などの
教職員が都教委などを相手に、起立や斉唱義務がないことの
確認などを求めた訴訟の判決が9月21日東京地裁であった。
難波孝一裁判長は、違反者を処分するとした都教委の通達や職務命令は

「少数者の思想・良心の自由を侵害する」

として違憲・違法と判断。
起立、斉唱義務がないことを確認し、違反者の処分を禁止した。
さらに、401人の原告全員に1人3万円の慰謝料を支払うよう都に命じた。

--引用終了

正直、政治目的アピールのみのこの手の訴訟
(従軍慰安婦訴訟、首相の靖国神社参拝違憲訴訟)
には、うんざりしてまして、“華麗にスルー”することが最適だとは
分かっていますが、脊髄反射的につっこみを入れてしまいたくなります。

一般市民に色々な思想の持ち主がいると同様に、法曹関係者にも様々な
思想の持ち主がいることを、我々は学習しなければなりません。
この裁判長がいかなる人物を過去の裁判記録などを漁ってみるのも
ひとつの勉強かと思います。
こいつは間違いなく左翼思想の塊だと思う。

日本が嫌いで嫌いで仕方がないと思う日本人が日本に住むことには、
甚だ不愉快ではあるが異議を唱えるつもりはない。
日本国民である以上、居住地を決めるのは本人の自由だから。
しかし、日本が嫌いな日本人が公務員になるのは如何なものかと思う。
この裁判の主旨は教師が国旗掲揚の際の起立、
国歌斉唱の義務がないことを確認する裁判だそうだが、
世界に何百とある国家で国旗国歌が無い国ってあるんでしょうか?
また、他国の国旗国歌を尊重するのは世界の常識である
(一部中国・韓国等例外はあるが)
ことから、自国の国旗国歌を自国民が敬うことは言わずもがなであると思う。
わざわざこんなことを規則として定め通達を発するなどする必要もないのです。
ところが、日教組を代表とした反日公務員の非常識な公務ぶりから苦肉の策として、
都は、通達を発したのです。

そして、今回の判決。
確かに憲法で思想・信条の自由は全ての国民に保障されているが、
国民に使える公務員には、その自由は場合によっては制限されると考えます。
その公務員の思想より、公共の利益の方が優先されるからです。
もっとも、そのバカ公務員が我がの思想を優先するあまり、国旗掲揚時に起立しない、
国歌斉唱をしないことで、その式典の進行に支障を来たしている時点で、
果たしてまっとうに仕事をしているのか甚だ疑問ですが・・・。

また、このバカ裁判長藤波孝一の判決理由が笑えます。
「国旗・国歌法で日の丸・君が代が国旗、国歌と規定された現在でも、
なお国民の間で宗教的、政治的にみて価値中立的なものと認められるまでには至っていない」

だそうです。
オリンピックやワールドカップでファンやサポーターが振っている日の丸は
この藤波の目には、全く写っていないようです。

だったら、日本人が世界戦で日本代表の応援する時は何持って応援するんだよ!

今回の判決では慰謝料として、
401人の原告全員に一人あたり3万円の支払いを都に命じたそうです。

     401人×3万円=1203万円

この判決が確定したらこれだけの都民の税金がドブに捨てられるそうです。
都は、早速控訴しているようです。
この裁判、監視する必要があります。

21 settembre, 2006

カザフの英雄

ブエルタ・ア・エスパーニャが21日の熱戦を終え、
マドリッドゴールへ着きました。と言うか、終わってました。
僕は、最後の数日のレースは帰郷の為観戦できずで、
携帯電話で結果のみチェックしていました。

今回は、前身のリバティ・セグロスのドーピング疑惑の煽りを受け
ツール・ド・フランスに出場できなかったアスタナチームの
ヴィノクロフが総合優勝しました。

ヴィノクロフは前に所属していた、Tモバイルというドイツのチームで、
チームリーダーとして、ツールを戦えなかった為、
(Tモバイルには、不動のエース ヤン・ウルリッヒがいる)
わざわざ、ツールにエースとして臨むことのできる
リバティ・セグロスへ移籍したのです。
ところが、そのリバティ・セグロスのマノロ・サイス監督が
チームのドーピングに深く関わっていたとのことで、
スポンサーが撤退、チームもバラバラになってしまったのです。
よってリバティー・セグロスはツール不出場、ヴィノクロフにとっては、
散々の結果となったわけです。

そこで、ヴィノクロフ自身はドーピングに関しては完全な白とのことで、
ヴィノクロフの母国カザフスタンが、メインスポンサーとなったんです。
国家がイチ自転車チームのメインスポンサーになったということです。
ナザルバーエフ大統領自身が自転車レースの、というかヴィノクロフの
大ファンでしっかりとチームのバックアップをすることになりました。
因みに、ここのチーム名の「アスタナ」とは、
カザフスタンの首都だそうです。

で、母国のバックアップを受けヴィノクロフは見事に総合優勝を
成し遂げました。
ツールに出られなかったうっ憤を見事に晴らしたわけですね。
かっこいいですね~

このカザフスタンはアジア地域に入るらしいです。
自転車の世界では、アジアと言えば日本の中野浩一くらいしか、
有名な人はいなかったのですが、ロードの世界では、ヴィノクロフが
アジアを代表してトップで走っていることになります。
なんとなくアジアというだけで、親近感が沸きますね。
カザフスタンという国は、全然馴染みがないのですが、
先月、小泉首相が外遊で訪問しているとのこともあり、
お気に入りのイヴァン・バッソは当分レースに出られない
ということもあり、このヴィノクロフには、改めて注目したいと思います。

20 settembre, 2006

報告とお礼

昨日18日20:00に無事神戸空港へ着きました。
皆さん、大変お騒がせしました。
また、温かいコメントありがとうございました。

僕と弟は、母方の両親の看病・身の回りの世話を
手伝いに鹿児島へ帰っていました。

まず、西宮のtake-Mさんには、
BMW専門店であるのにもかかわらず、我々が鹿児島で使う“軽自動車”を、
しかも9月10日(日)にお願いして15日(金)までに名義変更まで終わらせて欲しい
という無理難題に、嫌な顔ひとつせず、ご対応いただき、
平成18年式の最新型スズキ ワゴンRを格安で手配いただきました。
大変感謝しております。ありがとうございました。

皆さん、車を買うならBMW、
BMWのメンテナンス、チューン・ドレスUPならtake-Mさんです!

こんな感じで、いかがでしょうか?takeさん(笑

今後とも、愛車M3共々よろしくお願いします。

***

道中は、トラブル無しで無事祖父母宅まで到着しました。

祖父母はそれぞれ、病院・施設に入院・入所しておりますので、
祖父母宅には、前乗りの僕の母がひとりでおりました。

翌日17日(日)は、台風13号接近の為、ペーパードライバーであり、
僕等が18日(月)に神戸に帰った後も現地で世話をする母親の為に
祖父母宅駐車場にて車庫入れの講習会となりました。

そして、18日(月)
僕等は18時50分鹿児島空港発のJAL便で神戸に帰るのですが、
その前に祖父の入院している病院へ行きました。
祖父は落ち着いていましたが、僕と弟の顔を見ても誰だか分からないようでした。
これには、僕も弟もさすがにショックでした。
確かに、10年近く会っていなかったのですが、電話で話しもしていたので、
こんなことは、想像もしていませんでした。

そして、祖母に会う予定だったのですが、祖母が先に24時間介護の施設に
入所していまして、毎日祖父が車でその施設へ通っていました。
しかし、その道中に脳梗塞をおこして路側の側溝へ車を落として、
単独事故を起こして入院することになったのです。
ですから、もちろん祖父は祖母の施設へ通うことができなくなりました。
そんな中で、「おじいさんは来ないの?」と心配する祖母が居るのに僕等が
続々と祖母を見舞うと、「おじいさんに何かあったのでは?」と
祖母がいぶかることを母が危惧し、僕等は祖母を見舞うことを止めることにしました。
祖母は、多少認知症がかっているものの、おだやかに毎日を過ごしているとのことで、
その点については、少し安心しました。

僕等は、それらを確認し神戸へ帰ったのでした。

これを読んでも皆さんは何のことやら分からないと思いますが、
過疎の地域での老老介護の深刻な状況、それを支える身内の苦労など、
心身、金銭色々な問題があることを当事者として認識しました。

自分の両親であるから自分達で老後の世話をするのは当たり前なのですが、
個々の事情により、それがままならないケースだってあることに、
行政のサポートはどうなんだろう?と考える・調べるきっかけとなりました。

折をみて書きたいと思います。

13 settembre, 2006

お詫び

今週末から連休を利用して母の里である
鹿児島へ行くことが決定しました。
と言っても、観光のような楽しいものでは、
ありません。

母の両親の看病の為の帰郷です。

そのための準備などがあり、ブログの更新は、
週明けの火曜日までは、少なくとも更新はできそうにありません。
できるだけ、パソコンの前に座るようにしようと
思っていますが、座ったところで、
切れの良い世の中への不満のぶちまけみたいなことが、
できる余裕もありませんので、
お気楽な更新が1回でもできればよいと思っています。

毎日訪れていただいている方々、いつもありがとうございます。
帰って来たら、また更新しますので今後ともよろしくお願いします。

12 settembre, 2006

食について

朝昼晩一日3食しっかり食べてます。
特に朝はしっかり食べないと仕事できないです。
外で仕事することが多くて、朝を抜くと、
それこそ仕事の手を抜くことになる・・・

僕だけじゃなくて、人間にとって食って大事ですよ。
今更、言うようですが・・・

その食ですが、平成17年度のカロリーベースでの
食料自給率が日本は概算で40%です。
先進国でも恐らく最低です。

念のため、食料自給率とは、読んで字の如く、
その国で自国民に必要な食料の内、どれだけを自国生産で、
賄っているかを表す数字のことです。
日本では、半分にも満たないんですね。

世界人口は増える一方で、食の確保は世界的に深刻な問題に
なることは、間違いありません。

日本では、自戒の念も感じつつ、若者の農業離れは深刻です。
農業の株式会社化なども取り入れ、この流れに歯止めをかけようと
しているようですが、根本的な解決には、まだ遠いようです。

母方の祖父母は米作農家をしていました。
現在は、80歳を超え引退しています。
後継ぎはいません。

僕は、今の仕事は楽しくて転職しようとは考えたこともありません。
ただ将来の食料不足は間違いなく訪れるもので、世界中で
食料確保の競争が起こった場合に、このままでは日本が
厳しい状況に追い込まれるのは間違いありません。

今から農業へ転職した方がいいかなぁとこれを書きながら思いました。

食は人間の根幹の問題です。
どれだけ工業技術が発達していても、IT技術が発達していても
その技術を操るのは人間であり、人間の動力の源は食料です。
日本人は、このことをあまりにも疎かにしすぎてきたのかもしれません。

日本は、現在既に食糧輸入国であり、世界各国からあらゆる食量を
取り入れています。
自給率をみれば、その量については、言わずもがなですが質についても
注意を払わなければなりません。

アメリカから再輸入が確定した牛肉、
中国から入ってくる毒菜(生産者がそう言っている)など
僕達の健康を脅かすことにも気を遣わなければならないのですが、
何よりも次代を担う下の世代に食についても大きな足枷を大人達が
嵌めることは避けたいです。
親であれば我が子が可愛いのは当たり前です。
(一部その思いを異にする方もありますが)
その可愛い我が子には安全で美味しい食べ物を食べさせたい
のであれば、僕達大人は最善の注意を払わなければなりません。

食料自給率をみれば量についても質についても、
日本の食糧事情がいかに深刻かが分かります。
質を確保するには、自国での生産量が大事です。
量があれば、輸出国の無理難題も跳ね返すことができる。
質より量・量より質・・・否、量も質も大事だと思います。
課題は多いです。

11 settembre, 2006

雨の日の過ごし方

昨日、やるぞと決めて今日は靴を磨きました。
中途半端な天気だったもので、出かけるのも億劫になり、
家で一日過ごしました。

前回のエントリーが靴に絡んだもので、ちょうどええわと(笑

今みたいに高価な靴を持っていない頃でも、靴は磨いていました。
ただし、その方法は誤りでした。

素人的な靴の磨き方の解説をしますと、

1.ブラシで簡単な汚れを掃って、
  リムーバーで付いている汚れやワックスを取り除く
2.栄養クリームを塗る(染み込ませる?)
3.ワックスを塗る

だそうです。

今まで僕は、なんと・・・1を“華麗にスルー”していました(笑

汚れている上から栄養クリームを塗り、ワックスで磨いていました。

意味ねー・・・
ワックスが残っている上から栄養クリーム塗って染み込むかってーの!
ただ、前の靴で良かったです。
今のメインの靴達にこんな仕打ちをするなんて・・・考えられないです。

皆さんも1~3を守って大切な靴を長持ちさせましょう。
もっと詳しいことを知りたい方は、CINQUE CLASSICOさんへGOです。

で、靴を磨きながら賢い洋服の買い方について考えていました。
僕は、今まで黒、紺、茶を組み合わせるような服の買い方をしていました。
ところが、CINQUE CLASSICOさんで服を買うようになって、
オーナーが色んな色を勧めてくれまして、それを言われるがままに
買うようになって、意外と色んな色が似合わなくもないことに気が付きました。
あくまでも、主観ですが・・・
それ以来、色んな色の服をさして抵抗無く買えるようになりました。
“餅は餅屋”ですね。
プロの言うことは素直に聞くものです。

それを、またまた思ったのが、先日のスーツ・ジャケットのオーダー会、
これまたCINQUE CLASSICOさんであったのですが、
僕もジャケットをオーダーしました。
このオーダー会では、プロの仕立て屋さんが採寸してくれます。
そこで、仕立て屋さんは、生地、ボタンの数、ベンド等基本的なことを
聞く以外は、
「後は、お任せいただいたらカッコいいジャケットに仕上げます。」
とおっしゃいました。
僕は、過去2回ここでオーダーしていますが、何れも申し分ない仕上がりで、
大変満足しています。
素人が、あれこれ言うよりも最低限の事以外はプロに任せるべきなんですね。
「着丈を採寸より5ミリ長く(短く)」
「ラペル巾をあと何ミリ・・・」
とか素人があれこれ言うのは、ナンセンスなんだろうと思います。
逆にプロがお客に細々したことまで「どうしますか?」
と聞くのは、仕事を半分放棄していることになるのだろうと。
プロの仕事を1ヶ月待って、仕上がった製品を見る(着る)のも
オーナーの言う“オーダーの楽しみのひとつ”なんですね。

僕のジャケットの仕上がりは10月に入ってからです。
ホンマに楽しみですわ。
ってなことを靴を磨きながら思っていました。

09 settembre, 2006

オシャレは足もとから・・・

お客様の脱いだ靴を揃える時にちらり、
客室でお客様の脱いだ上着を預かる時にちらり・・・
会計でさりげなくお客様が出した財布をちらり・・・
高級料亭/旅館でのひとコマだそうです。
嘘かホントかは知りませんが、あり得なくも無い話だと
思うように、最近なってきました。

ついこの間までメインで履いていた靴が、とある方との出会いで、
今は、雨用の靴と成り下がりました。
というよりも、最近は雨の日はスニーカーで、
晴れの日には別のカッコいい革靴を履くといった感じで、
それらは、ここ数ヶ月は出番すらありません。

目ウロコ、靴大革命が起こったのです。

いつも利用させていただいているCINQUE CLASSICOさんのお客さんは皆さん、
元々靴がお好きな方が多く、既に何足か持っていらっしゃる方がほとんど、
一方僕は、靴にお金を掛るようなことはしませんでした。
そんな僕もここで服を買うようになりまして、後何を揃えたらいいかな?
となった時に、ここのオーナーから靴を勧められました。
試し履きをした時に、足が締め付けられるように痛くて、5分と履いていられませんでした。
ただ、オーナーはこれがジャストですと、自信たっぷりにおっしゃいました。
にわかには信じられませんでしたが、買って暫く履き続けると、
締め付けられ感はありますが、纏わり付くように足を包んでいます。
そして、痛いという感覚はなくなっていました。
なるほど、これが正しい靴の履き方なんだと思いました。
そして、ここの常連さんで正しい履き方をご存知の方をみていると、
やはり、カッコいいです。
機能美について書いたことがありましたが、これもその一つの好例だと思います。

それ以来、靴にも目がいくようになりました。
ただ、靴を買う時には素人だけで行かない方がいいですね。
できれば熟知されている方についてきてもらって買うことをオススメします。
失敗すると、足も財布も大変痛い目にあいますのでご注意ください。
そういった点では、CINQUECLASSICOさんは洋服屋さんだと思っていましたが、
オーナーは靴のこともお詳しく、ご自身も多数靴をお持ちでいらっしゃる。
こちらのコラムも必見!
僕は、ここで服と共に靴を買うこともお勧めします。

08 settembre, 2006

日本語でええやん

テレビでニュースや討論番組などをみていると、
ここ最近(以前から?)、意味の分からない専門用語を
多用する知識人が多いことに気づきました。
そんな言葉って、テレビをぼーっとみてると、
「は??」って思うけど、いちいちその時に辞書を引いたり、
パソコンで検索したりしないんですよね。
で、次の瞬間には、「は??」と思ったことを忘れている。
で、別の機会にテレビや雑誌などで同じ言葉が出てきて、分からない。

ここで、僕が雑誌やテレビで分からなかった言葉とその意味を
一部書きます。
間違ってたら、間違ってると教えて下さいね。
因みに、ジャンルは経済を中心にバラバラで、整理していないです。
詳しい解説などは付けず、ざっくりの意味です。

アンシャン・レジーム:何かの改革・変革に際して変えるべき
           (あるいは変えられた)制度・体制・構造性・価値体系という意味
           旧体制という意味合いで使われていることが
           多いように思います。

コンプライアンス:企業に於いて、遵法と企業倫理の徹底を指す

コーポレートガバナンス:企業統治、企業を健全に運営するためのしくみ

ステークホルダー:企業の広義の利害関係者のこと

アカウンタビリティー:説明責任

アウトソーシング:業務の外部委託

イノベーション:革新もしくは技術革新

キャッシュフロー計算書:調べたけど意味が分からない
            企業における資金の流れとかそんな感じの言葉

みたいな感じです。
ただ、これ等を挙げることが本エントリーの主旨ではなくて、
僕が、ずーっと思っていたのは、これらの言葉って敢えて横文字で言わなくても、
日本語で、端的に言い表すことができるじゃないですか、
だから、こういった横文字をあれこれ使う有名知識人の方々は、
「僕、偉いんですよ。」ってことをアピールしたいのか、
これらの言葉なんてみんな知ってて当然と思っているのか、
とにかく、僕は知らなかったです。
ってことは、他の大勢の方々も知らなかったじゃないのかと思います。
これらの言葉って日頃使わないですよね。
すごく専門性の高い言葉だと思います。
テレビに出る知識人って進行役の人が説明しきれないことを、
専門的に補足するのが仕事ですよね。
観ているごく一般の方を対象に話をしないといけないわけですよね。
だったら、僕達が分かるように配慮してくれないとね。
補足した説明のそのまた説明が要りますよ。
これでは、本末転倒もはなはだしい。

僕が、「は??」って思い出したのは、竹中平蔵がテレビに出だした頃から、
この人は、コーポレートガバナンスって言葉をやたら
画面の前で使ってたと記憶しています。
「この人横文字ばっかりで何言うとんか、わからへんわ。」
これが、その時の僕の印象です。

本当に頭の良い人は、難しいことを、多数の人に理解させることのできる人だ。

僕は、そう思います。

だから、こういった難しい言葉をやたらめったら並べて、
相手を言い負かそうとしているとみられる知識人をみたら、
「こいつアホや。」
そう思って間違いないです。


*でも、これらの言葉の意味を調べることは、それはそれで僕は面白いです

06 settembre, 2006

カフェ業界のビッグバンや~!



Nstyle cafeへ行ってきました。

カフェですよ。ここはカフェなんです。
夕方5時位から「バータイム」とあります。
お酒を出してくれる時間なんですわな。
で、カウンターに酒がならんどりマス。
なんとも硬派な焼酎、日本酒、その他スピリッツ・・・
ここは、カフェですよ。カフェなんです。

で、僕は夕方6時過ぎに到着、
今日はイレギュラーなのでひとりです。

9月ですが、まだビールが美味しいのでビールを貰いました。
で、お食事ですが、メニューを出していただきましたが、
選ぶのが“ちと”億劫に感じたので、
「何か、いいアテをちょうだい。」
と店長に任せました。
「あいよ。」と頼もしい返事。

で、まずスモークサーモンサラダが出てきました。
おー、野菜ね。大好き、魚はもちろん大好き。
続いて、新鮮なイカがあるとのことで、
刺身をいただきました。
美味しいね、古いイカに有りがちな臭さ、嫌な食感なんて
まるでありません。
続いて、焼酎貰いました。
で、ムカゴ、ゴボウ、玉子焼きです。
なんとも、この組み合わせが憎いね~
ムカゴは秋の味覚らしいです。
ホコホコしていて美味しかったです。
で、ハマグリの、アレ何?シンジョウっていうの?
ハマグリの身が大きくて、硬くなくて美味しかったです。
で、白菜のヌカヅケ。焼酎にイイ相性です。
白菜の芯の部分もしっかり漬かっていて最高!

↑何かおかしくない?
ここは、カフェなんですよ、カフェ。
↑って気合の入った和食メニューじゃないですか!

だから、

カフェ業界のビッグバンや~!

でしょ?

普通のカフェメニューは小じゃれた横文字メニューが多いんですよね。
でも、ここは・・・完全にカフェの域を超えてます。突き抜けてます。
で、これが美味いんだから、性質が悪い(笑

これからは、これが主流ですよ。
見かけ倒しのお店は淘汰されていきます。
本物だけが残るんだろうと思います。

そういう意味では、ここは最先端を行くお店なんです。

Nstyle cafe url=http://sky.geocities.jp/n_style7269/#

身贔屓、贔屓の引き倒しか否か、皆さんの舌でお確かめください。

*写真は、イケメン(男)ニューフェイス初チャレンジの
 お絵描きカフェです。
 さて、何を描いたのでしょうか?

①当ブログ著者
②Nstyle cafeオーナー
③元ライブドア代表取締役某氏
④ドラえもん

正解は・・・

スゴ腕師匠がおられますので、彼も上手くなることでしょう(笑

ただ、うれしいです!


親王殿下がお産まれになりました

母子共にお元気であられるとのこと

皇室典範改正議論など、
今後の課題は、依然残ったままですが、
今日は、親王殿下が元気にご誕生されたので無しです。

ひたすら、嬉しい。
身内の慶事とは、また違う嬉しさ


一国民として、
心よりお慶び申し上げますと共に親王殿下の
健やかなるご成長をお祈りいたします



万歳!

05 settembre, 2006

無題

背中を押される形で始めたこのブログも
続けてみると、むちゃくちゃ書いてるけど、
愛着も沸いてきて、最近楽しく更新しています。

ブログを長く続ける為の秘訣は、自分自身で
カテゴリを狭めないことに尽きると思います。

ここは、ciclisti(自転車乗り)ですが、
自転車の事ばかりを書いていると、
オフシーズンはストーブリーグネタ
しかなくなるわけですが、大物選手は、
よっぽどのことがない限りツール・ド・フランス
の前後辺りには翌年乗るチームは決まっているそうです。
となると、僕は、プロツールの1年の最終レースである
10月のGiro di Lombardia(ジロ・ディ・ロンバルディア)
日本では、ジャパン・カップ
が終わるとほぼ書くことが無くなるんですよね。
で、翌年3月のParis ~ Nice(パリ~ニース)まで
僕のブログは冬眠することになります。
それでは面白くないですし、少数でもこちらを
訪れてくださる方々にも申し訳がたちません。

で、日常の一コマ、愛車BMW、時事等など色んなことを書きます。
それも、僕なりに文章としてできるだけ読む人の気を
そそるような書き方をしようと思っています。
嘘は書けないので、デリケートな話題について書くときは、
本など資料にあたるようにしています。
間違えたときには、素直に謝ろうと心に決めて、
言いたいことを言う。
これはこれで、書いているとそれがストレスになることもありますが、
指が勝手に動くんですよね。
それに、これをやらないと僕がブログを書く意味ないです。

おまけみたいにやってるイタリア語もやらないといけませんね。

その継続、イタリア語では“proseguimento”(プロセグイメント)
と言うらしいです。
これは、あまり使いそうにない言葉だな・・・

04 settembre, 2006

これぞ、日記

朝一からお客様と会いました。
日本には、土地神話という言葉がありますが、
意味はちょっと違うかもしれませんが、
まだまだ、日本人には我がの土地への愛着が
他民族よりもはるかに大きいと感じました。
この国は国土が狭いのですが、人口は1億数千万人、
土地への執着はひとそれぞれ、
僕がどうこう言うものではありませんが、
その執着心は良し悪しですね。

つづいて、神社さんへ行った。
何度行っても、思うのですが宗教法人の法人税非課税は、
即時撤廃すべきと思う。
ここについて具体的に書けませんが、
極めて公益性が高いとのことからだと思うのですが、
宮司や住職が金・ダイヤのロレックスをしていたり、
高級車に乗っていたりするのを見ると興醒めします。
また、社務所に色々なおつとめの代金などが、
掲示されているのを見ると、割り切ってるなぁ、と
改めて実感します。
何も、神社やお寺を批判しているのではないのですが、
ここまでされると、もはやそれって完全な
商売やんと思ってしまいます。
だから、所得に見合った税金を納めたらいいんじゃないですか?
と思います。
その方が堂々とベンツにも乗ることができると思うのですが・・・

夕方、いよいよ秋冬物を買い、お支払いをしました。
本当の本当に秋冬へ向けてカウントダウンです。
先週金曜日にジャケットオーダーの採寸などをしていただき、
今日、秋冬物のパンツを買いました。
前にも書きましたが、秋冬は買い物が面白いです。
ジャケットは1ヶ月ほどで完成です。
今から楽しみです。

今日のは、非常に日記っぽくていいですね。
これなら、資料にあたることなくブログが書けて楽です。
明日もこれでいこうかな(笑

02 settembre, 2006

夏の終わりに靖国神社について「最後に」

靖国について3つ書きましたので、よろしければ、
下の3つを読んでこの「最後に」をお読みください。

ホントは、こんな理屈だらだらと書きたくないんですけど、
バカサヨやマスゴミが、毎年心穏やかに参拝するべき靖国神社に
騒々しくやってきて
「公人としてですか?それとも私人としてですか?」
なんて、バカ丸出しな質問をし、ヘリまで動員して、
小泉の動向を正に、監視していたものですから、
ここを読んでいただいている方々が、こいつらバカどもに
情報操作されないように、本質を見ていただけるように書きました。

靖国神社は、戊辰戦争での朝廷方戦死者を慰霊するために創建されました。
それ以来、国の為に尊い命を捧げた方の為の場所なんです。
靖国が(残念ながら)クローズアップされたのは、
大東亜戦争が絡んでのことからですが、

今の時代の僕たちには創造もできないことだけれども、
当時の青年達、僕達の祖父の世代の方々は、本当に
「僕が死んだら靖国で会おう」
と言って亡くなっていったんです。
今も数多く残る彼等の遺書を
「無理やり書かされた」とか「本音は別」
とか言うやつ等がいますが、
お前等ホンマに遺書読んだんか?と僕は思う。
「英霊の言乃葉」
に多数彼等の遺書が掲載されていますが、
父、母、兄弟姉妹、妻、子宛てに認められたそれ等は、
嘘偽りないものであると僕は確信できる。
これを読んで、なお無理やりだの嘘だの言うやつ等は、
さぞかし心が荒んでいるんだろう、
ろくな人生を送ってきていないんだろうと
逆に哀れに思う。

僕たちが今こうして日本人として平和な毎日を送っていられるのは
そういった先人達の努力があったからです。

あの戦争で勇敢に戦い散っていった彼等が
死後の心の拠りどころとしている靖国神社を
貶めようとするやつ等が僕は許せないだけなんです。

夏の終わりに靖国神社について3

そもそも、首相の靖国神社参拝は日本国憲法に違反するのでしょうか?

日本国憲法 第二十条【信教の自由、国の宗教活動の禁止】

1 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。
  いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。


日本国憲法は、敗戦後アメリカが日本に無理やり押し付けたものです。
そこには、西欧的な思想が織り込まれています。
この第二十条もその一つであり、政教分離のもととなる
separation of church and stateからもわかるように
政治と宗教の分離のための原則というより政治と教会(特定の宗派)を意味しています。
要するに、(キリスト教の)ある宗派のみを優遇することを禁じた条項なのです。
これを日本に押し付けてきたのです。
日本は昔から宗教的観念が希薄で、森羅万象全てのものに神が宿るなど、
特定の神だけを信仰する習慣が無かったものだからこの第二十条に殊更
敏感に反応したんじゃないかと思います。

僕なりに解釈するとこの第二十条は国(政府)が特定の宗教のみを
優遇することを禁じたものだと思います。
と、考えると首相の靖国神社参拝は神道のみを優遇し、
他の宗教に不利益を与える行為なのでしょうか?
何か、実質的に不利益を被ったという例があれば、教えてほしいくらいです。

余談になるが、小泉首相の靖国神社参拝を連立政権発足以降も常に反対している
与党公明党ですが、おまえのところはどうなんや?と思う。
まさか、草加の連中がここを見ているとは思いませんが、
いらっしゃったら教えてください。
僕は、草加が大っキライですから、
僕が草加を好きになれるように、入信したくなるように、
折伏(しゃくぶく)してください。

長くなりましたが、ということで首相の参拝はそれ自体、憲法違反ではありません。

「2005年9月30日に大阪高裁での靖国訴訟で、
首相の靖国神社参拝は違憲という判決が出ている」と主張する方々がいます。
しかし、そんな判決は出されていません。
これは、裁判長が主文とは全く関係ない「傍論」で
「僕、個人的にはやっぱり首相の靖国神社参拝は違憲やと思うで~」
と勝手にゆーとるだけです。
法的拘束力は一切ありません。
司法関係者にも左翼勢力が少なからずおり、賢い左翼なら、まだ議論の余地は
あるのですが、こういったバカサヨ裁判官は性質が悪く悪質です。
これを、あたかも判決と思わせる報道をする朝日をはじめとする左翼マスゴミは
確信犯的報道姿勢であることは明らかであり、犯罪的と言わざるを得ません。

因みに、2006年6月23日 首相の靖国参拝をめぐる初めての最高裁判決が出ました。
今井功裁判長は
「本件参拝によって上告人らに損害賠償の対象となり得るような
 法的利益の侵害があったとはいえない」
として原告側の上告を棄却、請求をすべて退けた2審・大阪高裁判決が確定しました。

こんなプロ市民連中のプロパガンダにイチイチ裁判所は関わっておれん
と言いたかったんだろうと

僕は、勝手に思っています。

長々と書いて、改めて首相の靖国神社参拝は違憲ではないと念押ししておきます。
だから、堂々と首相、閣僚として参拝すればいいんです。

夏の終わりに靖国神社について2

いわゆるA級戦犯分祀論について

はっきりと靖国神社はできません。
と言っています。
神道における分祀とは、ろうそくの炎を分けるようなもので、
次々と増殖していくことを現すものだそうです。
分祀しろと声高にいうバカ左翼は、このことを
知らずに言っているのです。
こいつらは、反靖国ありきでしか物を言わないので、
事実を捕らえたり、他人の言うことに耳を貸しません。



では、バカ左翼が分祀しろというA級戦犯について
現在、どのように扱われているのか

サンフランシスコ講和条約第11条

日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の
他の連合国戦争犯罪法廷の諸判決を受諾し、且つ、日本国で
拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。
これらの拘禁されている者を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、
各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び
日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。
極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、
この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び
日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。

日本は、理不尽ながら、涙を飲んで東京裁判の諸判決を受諾したわけです。

そして、昭和27年4月28日条約の発効後直ちに
戦犯とされた人々の名誉を回復に取り組みました。
翌昭和28年遺族援護法が改正され、東京裁判で有罪とされた人は日本国内では、
罪人とみなさないという判断基準が明確に示され、
遺族に年金と、弔慰金が支給されることになったのです。
もちろん、A級戦犯といわれた人々も例外ではありません。

この時点において、少なくとも日本ではB・C級はもちろん、
A級戦犯はいないものと考えてもいいと思います。
公文書では法務死者、靖国神社においては殉難死者という扱いです。

ですから、A級戦犯が祭られているのだから靖国神社には参拝するな
という理屈は、完全に間違えています。
だって、もうA級戦犯といわれる人は日本には存在しないんだから

夏の終わりに靖国神社について1

落ち着いた頃に靖国問題について、僕の見解を書いてみたいと思います。

靖国問題の概略についてはマスゴミが報道しているので、
概ね皆さんそれが正しいか誤りかはともかく争点については、
ご理解されていると思います。

靖国問題の事の発端

1985年朝日新聞の加藤千洋が8月15日の当時の中曽根首相が、
靖国神社へ参拝する前から首相参拝を批判する反靖国記事を書いたのがきっかけです。
その朝日の記事を受け中国が首相の靖国参拝を問題視する反応を示したのです。

全ての始まりはここ

この加藤という男は現在報道ステーションでレギュラーで出てきております。
こいつが日本の国益を著しく損ねた売国野郎です。
皆さんお忘れなきよう、こいつを見たら売国奴と罵ってやってください。

こうして、中韓が靖国カードを外交カードとして棚ボタ的に手に入れたのですが、
さて、この2国が首相の靖国神社参拝に文句を言う資格があるのでしょうか?

結論は無しです。

中韓は首相の靖国参拝を非難する理由として、極東国際軍事裁判いわゆる東京裁判
で認定されたA級戦犯が合祀されている点を挙げていますが、
中韓はそもそも東京裁判を持ち出す法的資格がありません。

では、その資格がない根拠とは

サンフランシスコ平和条約には
「サンフランシスコ平和条約に署名、批准していない国にはいかなる権利、
権原又は利益も与えない」と書かれています。
サンフランシスコ平和条約には日本を含む49カ国が署名、批准していますが、
その中に中国も韓国もありません。
更に条文の中に、ここに署名、批准していない国によって日本の利益が
減損され、又は害されることはないとあります。

要するに、条約に署名しなかった国には、この件について一切
ものを言う資格がないのです。

日本は法治国家ですから、敗戦後の独立に際し署名した条約に基づき、
国家運営をすすめているわけですが、
人治国家である中国、法治国家であるはずなのにどこかおかしい韓国は
それを無視して、我が国に対して偉そうな物言いを続けてきている訳です。

そもそも、大原則として

死者への慰霊や追悼の方式はその国が独自に決めるべきことであり、
よその国にとやかく言われる筋合いは全くありません。
更に、韓国について言えば、当時韓国は1910年の日韓併合により、
大東亜戦争は、日本国の一員として連合国相手に戦っていたのですから、
敗戦国なのです。
そもそも、資格の有無をどうこう言うことがおかしい。