22 giugno, 2006

ピラータの思い

ツール・ド・スイスは、最終ステージのタイムトライアルでの
ヤン・ウルリッヒの優勝により、ヤンの逆転総合優勝で終わりました。

ツール・ド・スイスは9日間かけて行われるステージレースなんですが、
同時期に開催されるドーフィネ・リベレと共に7月から行われる
世界最大級のスポーツイベント”ツール・ド・フランス”の前哨戦として、
注目を集めている。
スイス独特の景色の中を走る様子などは、テレビで観ていても旅行に
行った気分になれて良いんですよね。
ただ、あくまでもツールの”前哨戦”なのが残念・・・

そのツール・ド・フランスは7月1日ストラスブールでのプロローグを
皮切りにスタートします。
今年は前人未到の7連覇を達成したランス・アームストロングが引退で出場
しないため、誰がシャンゼリゼでマイヨ・ジョーヌを着ているのか?
とても楽しみです。

今回は、僕の好きな山岳ステージが少ないような気がするのですが、
最後の休息日明けの3つの山岳ステージが総合優勝争いの明暗を分けそうです。
特に第15ステージ:ギャップ~ラルプ・デュエズでは、
ツールと言えばのラルプ・デュエズの山頂ゴールなんです。
更に、その前にこれまた超級のイゾアール峠を越えないといけないので、
総合を狙う選手達は絶対にこのステージで遅れることはできません。

出場選手も興味ありありです。
今年のジロを制したイヴァン・バッソ、冒頭に書いたヤン・ウルリッヒ、
現在プロツール首位のアレハンドロ・ヴァルヴェルデ、
昨年のツールのシャンゼリゼゴールを最後劇的な逃げで買った
アレクサンドル・ヴィノクロフなどなど・・・
これまでのツールとは違った戦いが繰り広げられると思います。

僕は、バッソのダブルツールがみたいです。
マルコ・パンターニ以来のダブルツールを同じイタリア人が達成する瞬間は、
パンターニファンなら僕以外の人も涙なしには見られないと思います。

日本では、自転車レースと言えば競輪です。
中野浩一氏もヨーロッパに行けば”世界選手権スプリント10連覇のナカノ”
として超有名人だそうです。
自転車ファンのくせに失礼ながら全く知りませんでした。
でも、日本にも自転車文化の基礎はあるってことですよね。
是非、面白いので観ていただきたいです。
今年のツールはこれまでにも増して面白いです。

僕は、ビール片手に「バッソ!バッソ!バッソ!」です。

あ、ビールはイタリア語で"birra"(ビッラ)と言うそうです。
これは、あまり関係ないか・・・書きたい放題ですね。

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