14 gennaio, 2007

夢の扉

下のエントリーもお時間があればどうぞ。
と言っても内輪の話ですが・・・

今日ふたつ目

TBSを散々こき下ろして、
放送免許剥奪を希望している僕ですが、
こんな放送局でもまともな番組もありますよ。

日曜日午後6時30分から放送されている
「夢の扉」
です。
この番組は様々な分野で挑戦をしている人に
スポットを当てて放送されているものです。
先週と今日の放送で、
カンボジアの対人・対戦車地雷撤去に命をかける
日本人技術者を紹介していました。
日立の工作機械をつくる会社の社長の雨宮さんと
おっしゃる方です。

この方はカンボジアの人たちが内戦時代にばら撒かれた
地雷によって足や手を失っているのを見て、
地雷撤去の機械の開発に乗り出した方です。

地雷というのは人を殺す兵器ではなく、
敢えて傷付けて生かしておく兵器だそうです。
そういった意味では殺人兵器以上に
非人道的な兵器です。

雨宮さんの地雷撤去の機械は改良に改良を重ねて
探索したエリアの地雷は間違いなく全て撤去できる
ものに完成しました。

番組の最後に地雷が撤去された土地で現地に住む方たちが
ここに何の種を蒔こうかと目を輝かせて相談している
様子を見て現代の日本人に欠けているものを
見たような気がしました。

明日頑張って仕事しようと思いました。

4 commenti:

Anonimo ha detto...

日本人でもそういう人達は何人も居ると思いますよ。
ただ、ソレを国内でやってしまうと、ナニあの人?って思われたりするんですよねー。でも、本当はみんなそうしたいんじゃないかな?恥ずかしいだけじゃないのか?とこちらへ来て思うようになりました。
こちらでは、自分達の思いをぶちまけるのが普通です。僕の周りの人達はみんな自分の将来に目を輝かせて話しています。こちらでの生活は日本みたいにスムーズに行かないことばかりで大変ですが、そい言うところがあるから救われています。

ひであき ha detto...

>だいさん、毎度です。
いつもコメントありがとうございます。

>日本人でもそういう人達は何人も居ると思いますよ。

そうですね。
この番組では日立の他にコマツのエンジニア
も共同で作業されていました。
拝金主義が跋扈する昨今の日本において、
持ち出しばかりでお金の匂いが全く
なさそうに見えるこの事業に命をかけて、
更に現地の人たちにその技術移転まで
なさっていた雨宮さんに感動したんですね。
この番組ではありとあらゆる分野での
挑戦者たちが登場します。
たのもしいですよ。

***

食料自給率40%というのは食う事
以外にも日本人に悪影響を及ぼしている
のではないかと思います。
種を蒔くことの幸せ、収穫の喜び
食えないと文化も芸術もありません。

地雷撤去後のカンボジアの現地の方々
のとうもろこしの種を蒔く様子を
見て日本人も生きる原点に
立ち返るべきと思いました。

Anonimo ha detto...

 本編からズレますが、食糧自給率の問題はつねづね考えていまして、自分の裏ブログでも取り上げるつもりです。
 世界の食糧、特に穀物貿易は、カーギル、コンチネンタルなどごくごく1部の超巨大企業に牛耳られていて、相場も思うがままだといって差し支えないと思います。そして、それが途上国の貧困に直接つながっているということも・・・。
 日本も食糧自給率をほんとに向上させないと、単に食べ物にとどまらず、環境の荒廃や巨大資本による搾取のしくみに取り込まれかねません。その点EU諸国、なかでも英仏はさすがというべきでしょうね。100%超えてますから。
 ぼくの言うことなど、世の中に対して何の力にもなりませんが、「知る」ことと、「発信」することはお互いやめたくないですね。
 ズレたレス失礼しました。

ひであき ha detto...

>はすざわさん
 毎度です。

 飯・水の問題は深刻です。
 日本は水が有り余っているように
 見えますが、これは幻です。
 世界中で水源獲得戦争が既に始まっています。
 
 日本は、どうでしょう?
 多少は賢く、狡猾に生きていくテクニック
 を国家として身につけるべきと思います。
 政治家は
 「国民の生命と財産を守るのが
  我々の仕事」
 と臆面もなく言いますが、
 だったらまずすべき事は、
 近い将来に必ずおとずれる
 世界を舞台にした食料不足に備える為
 の具体的な政策立案・施行だと思います。

 「~人はパンだけで生きるのではない。
  ヤハウェの口から出るすべての言葉
  によって、人は生きるのである」

 といいますが、精神的な言葉も
 やはり生きててこそですからね。