14 gennaio, 2007

体質

滞りなく亡父7回忌を終えました。
ウチでは毎年命日とお盆にお寺さんに
お越しいただいてお祈りをしていただいています。

普段は神も仏もそう大して意識するわけでもないのに
この二日は神妙に父に向かい両手を合わせます。
手を合わせながら自を省み、
父に半年を報告したりします。

こうして年に二日お寺さんに来ていただいて
けじめをつけるのは良いことです。

ウチの父方の系譜は仏教浄土真宗(西)本願寺派だそうです。
毎回来ていただく住職は70歳前後のかなり年季の入った
ご住職で一日でピースを4箱吸うつわものです。
俗物そのものですが、お経をあげる様子を見ていると
何とも落ち着きまして、普段の線香の煙の昇り方とは
違うなんとも“それっぽい”昇り方をするんですよね。
ありがたいなぁと横からいつも感じています。
お坊さんもこれくらいが丁度いいのかもしれないと
妙に納得して良いお付き合いをさせてもらっています。

父もたばこが大好きだったので、こんな住職に
お経をあげてもらって喜んでいるかもしれません。

次の年忌は十三回忌です。
その時にもきっと
この住職にお経をあげてもらっているだろうと思います。
ご自身で、
「ニコチンと相性が良いんでしょうな。」
とスパスパとピースを美味そうに吸いながら
こうおっしゃっていました。

2 commenti:

Anonimo ha detto...

 震災の後は、よく一緒に遊んだあと、ひであき氏の家まで送っていきましたよね・・・その時、ひであき氏のうちの前の坂道を下って、お父様がバル君と散歩に行く姿が今でも思い出されます・・・あれからもうそんなに経つんですね。
 
 私事ですが、毎月祖父のお墓掃除と御参りに行っております。
 実家に寄った時は仏前で般若心経を唱えます。
 やはりなんだか気持ちがすーっと入れ替わるような気がします。
 生前にはそんなにも多くは語らなかった仲でしたが、今では何でも話せる様な気もします。
 
 自分自身に家庭が出来、子供が産まれ、命の大切さや儚さ、『愛しい』と言う感情・・・今になって祖父や親父の気持ちが少しずつわかって来た様な気もします。

命を粗末にしてしまう人もいるこの時代だからこそ、それ以上に大事にしたいと思う人もいるんです。

 これからは、そんな人が沢山増えますように・・・。

ひであき ha detto...

>なかにし さん
まいどです。

そう、あの親父です。
僕にとって親父は目標とする人物であり、
またある面では反面教師でもありました。
そのような全てを含め
尊敬する先達であります。

今思えば、もっと喋っていたらよかった
と後悔もあります。

父が思い半ばで亡くなった事もあり、
命を粗末に扱う人、自殺・他殺ありますが、
こういった人たちに憤りを禁じえないと
いうのはなかにしさんと共通する思いです。