24 luglio, 2007

漢(おとこ)ですわ~

ヴィノクロフが2勝目を飾ってしまいました。
彼には一喜一憂させられてしまいます。
僕だけでは無くカザフの大統領を始め、
全世界のサイクルロードレースファンを
とりこにしてしまっています。

このピレネーのステージからは
ラスムッセン、コンタドール、エヴァンスによる
マイヨ・ジョーヌ争いに注目がいっているのですが、
それとは別のところでプロローグからずーっと
ヴィノクロフはメディアの注目を集め続けています。

正直、昨日の超級バレ峠、1級ペイルスールド峠なんか
では、トップ争いよりもインターバルでアタックを
かけまくるヴィノクロフに釘付けでした。
マイヨ・ジョーヌを守るラスムッセンは
ピュアクライマーで、イーブンペースで淡々と
山を登っていきます。
これが今の彼にとっては一番確実にマイヨ・ジョーヌを
守る方法で、誰も彼を攻める者はいないのですが、
しかし、プロスポーツですから、観客は
“何か”を求めて
ツール・ド・フランスを観戦するわけですよね。
それがヴィノクロフのあの戦闘的な
アタックなんだろうと思います。
21日間レースを戦って、後半戦マイヨ・ジョーヌを
着ているラスムッセンにはアタックをかける理由が
無いので彼がアタックをするシーンなんて
絶対に観られません。
しかし、総合争いから脱落しているヴィノクロフは
戦前にマイヨジョーヌ候補者筆頭と言われた
プライドにかけて今、暴れまくっています。

13ステージの個人T.T.と昨日の15ステージ超難関山岳
を取ったことによって自身の総合力を証明しました。
今日は休息日です。
また、明日もやってくれるかもしれない、
ファンにそう思わせるに十分な後半戦の活躍ぶりです。
毎日が見逃せません。

ここまできたら、パリ・シャンゼリゼゴールまで狙うか?
彼は一度シャンゼリゼ取っていますからね~
ピュアスプリンター達もまだまだ残っていますが、
絶対に狙ってきますよ。

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