17 luglio, 2007

ラスムッセンの腹の中

アルプス二日目第8ステージ、
後半にカテゴリー1級の峠が三つ登場します。
このステージで総合争いに変動がみられて、
総合を争う各チームのエースの状態がわかり、
場合によっては“さよなら”なんていう選手も
出てくるステージです。
このステージ、僕は観られませんでした。

で、結果は昨年、一昨年連続で山岳賞を獲得している
ミカエル・ラスムッセン(オランダ・ラボバンク)が
ステージ優勝とマイヨ・ジョーヌと
マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(白地に赤玉ジャージ)
を獲得しました。
後半はほとんどひとりで先頭集団を引いて峠も全部先頭通過
したようです。
ラスムッセンは確か、一昨年マイヨ・ジョーヌをも狙おうとして
最後のT.T.で無理をし過ぎて転倒・落車のオンパレードで、
“えらい目”に遭った経緯があり、翌年はあまり欲をかかずに
山岳だけをターゲットに絞ったんですよ。
今年も当然ツールに照準を絞ってきているので、
今がピークなのは当たり前なのですが、どうなんでしょう?
昨日のゴールの仕方を見ると・・・
また総合も狙ってくるんでしょうか?

落車以来気になっているヴィノクロフはなんとか5分23秒遅れの
22位に留まっています。
ヴィノクロフは元軍人らしいですね。
「痛みのコントロールの仕方は心得ている。」
なんてコメントも残しているそうです。
この人は最後まで諦めないだろうと思います。
ランス・アームストロングのような絶対王者がいない
のでこれだけの落車をしたヴィノクロフが
シャンゼリゼでマイヨジョーヌを着てポディウムの頂点に立ってる
なんてことはあながち夢ではないと未だに思っています。

さて、一日休息日を挟んで今日もアルプスの山岳ステージです。
超級イズラン峠・1級テレグラフ峠・超級ガリビエ峠が登場します。
超級峠とはまぁ「しゃれにならん位に急な坂道」です。
ガリビエを超えると最後は40km程下ります。
これだけきつい峠を越え集団てスプリントはありえませんので、
ヒルクライムスペシャリスト達の勝負になると思います。
ここでまた総合争いから振るい落とされるエースがでてくるのでしょうか?

僕は酒を飲むとすぐに眠たくなるので、
ビール片手に観戦とはいきませんが、
午前0時をまわって残り20kmとかになったら
飲みだすんです。
そうすればゴールもちゃんと観られるんですよね。
ただし、これをすると確実に体重は増えるんですよね。
でも、ビールの無いツールは寂しいですし、
悩ましいところです。

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