06 luglio, 2007

マイヨジョーヌ争い

今週末からツール・ド・フランスが始まります。
文字通りフランスを一周するわけですが、
今回のグランデパールはロンドンです。
そして、第一ステージもロンドン-カンタベリーです。

今回のツールの各賞の有力者について、
マイヨジョーヌは・・・といきたいところなんですが、
なんと、昨年のツールの総合優勝者が未決なんですね。
思い起こしますと、当時フォナック・ヒアリングシステムの
フロイド・ランディスが総合1位でゴールしたわけですが、
その後のドーピング検査が陽性で結果マイヨジョーヌを剥奪
されたんですね。そして、2位のケースデパーニュの
オスカル・ペレイロへ移る予定だったのですが、
そのペレイロが拒否しているんだそうです。
そんな中行われる今回のツールですが・・・

マイヨジョーヌの最有力候補はアスタナの
アレクサンドル・ヴィノクロフです。
ヴィノクロフ個人の総合力については、今更言うまでもない
のですが、ここのチーム力が今回の参加チームの中でも
頭ひとつ飛び抜けています。
ツールでのポディウム経験者アンドレアス・クレーデン
ヴィノクロフと同郷、アンドレイ・カシェチキン
ジロで2回のマリア・ローザ獲得のパオロ・サヴォルデッリ
などが
「今回が最後の(マイヨジョーヌを獲得する)チャンス。」
と宣言したヴィノクロフをアシストします。

続いてアレハンドロ・バルベルデ(ケースデパーニュ)です。
スペインの至宝と言われ出場するレース全てで優勝候補と
目されるエースです。
ただ、個人的にはバルベルデは“ここ一番”に
弱いような気がします。それさえクリアできれば、ヴィノクロフ
に真っ向勝負できる総合力は備えています。
因みに、ケースデパーニュは昨年総合2位のオスカル・ペレイロ
がおりますので、バルベルデとのダブルエース体制か?
といった様子です。

外にも大勢候補がみられますが、とにかくこのふたりを中心に
マイヨジョーヌ争いをみていきます。

スプリントと山岳、新人賞は明日以降書いてみます。

でも、ツールは日本時間で明日の深夜スタートです。

Nessun commento: