20 febbraio, 2012

生と死

陛下の術後の経過が順調とのことで、集中治療室から病室へ
移られたとのことです。
良かった。
3月11日の東日本大震災の慰霊式典への出席を望まれている
ようですが、今はまず陛下ご自身のお体のことを一番にお考え
いただいて、ご回復の後にご公務に戻られることを僕は陛下を
お慕い申し上げる一国民として希望しています。
陛下のお心が被災者の方々と共にあるということは、これまでの
被災地ご訪問などで、被災された方々も十分にお分かりだと思います。

いつまでもお元気で我々国民を見守っていただきたいです。

***

光市の事件、最高裁で被告の上告を退ける判決が出たとの
速報が、今出ています。
これで被告人福田孝行の死刑が確定しました。
事件から13年、「WOWOW」ではドラマにまでなったこの事件に
ひとつのおおきな区切りがつきました。

クソガキどもを糾弾するホームページさんの山口事件のページ

に詳細ありますが、
ホンマにふざけたクソガキでした。
福田も今やもうエエオッサンですが、
未だに反省しておりません。

この事件について、既存メディアがしっかり報道していない点として、
福田は本村さんの奥様の首を両手で絞め、殺した後に屍姦(死姦)しています。
屍姦とは、まぁ文字通り屍(しかばね)を姦する(性的に犯す)ことです。
メディアがはっきりと報道しないため、本村さんが、自分の妻が如何に酷い殺され方を
したか世間に知って欲しいと、

「自分の妻は殺され、屍姦されたと報道して欲しい。」
とおっしゃっていましたし、
「被告人を死刑にして欲しい。」
「できないのなら今すぐ出して欲しい。自分が福田を殺す。」
 ともおっしゃっていました。

福田は、せいぜい怯えながら死刑執行の日までを過ごし、
苦しみながら絞首刑に処せられれば良いと思います。
それでも、亡くなられた奥様と夕夏ちゃんの苦しみや
悔しさの少しにも及んでいないと思います。

福田が死刑になったからといって、亡くなられたお二人が
戻ってくるわけではありませんが、
死刑を切に願っておられた本村さんのご希望が司法手続きによって
実現したことで、、
遺族の希望が適ったという点については良かったと思います。

しかし、最終判決確定まで13年もかかるのは、
裁判、とりわけ被告人の生死に関わる事件については、
慎重にあるべきとは言え、長すぎると思います。
最近では、公判前整理手続きなどが実施され、
公判期間の短縮を図っているようですので、
事実認定などにおいて、間違いのないように配慮しながら、
原告・被告双方のためにも短期間で判決確定に至る様に
していただきたいです。

余談ですが、この最高裁の金築誠志裁判長は
東京都の日の丸・君が代裁判で、
「減給以上の重い処分は慎重な考慮が必要。」
とし、教員2人の停職処分と減給処分を取り消した人物です。

改めて本村さんの奥様と夕夏ちゃんのご冥福をお祈りします。

2 commenti:

だい ha detto...

ほんと、長かったですね。
この裁判をきっかけに死刑反対議論が沸き上がったように感じます。この福田の弁護を勤めた弁護士どもは自分たちのエゴで被害者をより苦しめたように思えます。
ほんま、勉強出来るヤツに限ってマトモじゃないってどうにかしてますね、日本の教育は。

ひであき ha detto...

>だいさん、まいどです。
そうですね。
本村さんは、この事件の弁護士が福田を
死刑に追いやったと言っても
過言ではない、
弁護の仕方で福田の死刑が回避できた可能性があった
との主旨の発言をされていました。

18歳未満の犯罪者へ死刑を適用しないのならば、
その保護者が責任を負うべきです。

被害者やその遺族へ司法が目を向けるきっかけとなった
この事件はやはり大きかったです。
本村さんは、
現在事件後支えてくれた女性と入籍され、
お2人で暮らしているそうです。
一生忘れられない事件でしたが、
幸せになっていただきたいです。
と、全く他人の僕が思うくらいに、
尊敬できる強い方だと、
メディアを通して思いました。
ただ、そのメディアはこの事件に関しても、
つまらない報道しかしてきませんでした。
あらためてリテラシーの意味を
かみしめています。