02 febbraio, 2012

議事録のこと

自社さ政権時代の阪神・淡路大震災の時にも議事録は無かったと、
時事通信が書いております。

僕はつい先日この議事録問題について書きましたので、
落とし前をつける必要があると思いましたので、
書きます。

下記時事通信の記事、
あまりにも不公平で腹の立つ記事です。
不愉快なので以下、掲載します。
読んでください。

***

自社さ政権でも議事録なし=95年の阪神大震災以降

 平野達男防災担当相は1日午後の衆院予算委員会で、
自社さ政権当時の1995年1月の阪神・淡路大震災
以降の非常災害対策本部の会議でも、議事録や議事概
要が作成されていなかったことを明らかにした。
 平野防災相は「内閣府の防災担当部局が阪神・淡路
大震災以降の議事録あるいは議事概要の状況について
調べたところ、作成されていないとの報告を受けてい
る」と述べた。自民党の斎藤健氏への答弁。 
(2012/02/01-13:31)

***

これだけ読んだら、
「なんや偉そうに言うときながらお前等も
議事録残してないやんけ!」

となると思います。
ところが民主党政権が今回議事録を残さなかったことは、
「公文書管理法」に抵触する違法行為なのですが、
この「公文書管理法」は「公文書の管理等に関する法律」という
正式名称で、福田内閣で成立しています。
そもそも年金記録のずさんな管理など公文書の管理を徹底することが
必要であることから法制化されたものです。
この当時年金問題について民主党は長妻氏を筆頭に政府与党を
連日糾弾していました。

福田内閣時代に成立した法律ですから、平成21年6月24日に成立です。
そして施行は平成23年4月1日です。
阪神・淡路大震災は平成7年1月17日です。

議事録の作成は大事でありますし、その保存も同様です。
それを行っていなかった当時の政権の国民に対する罪は変わりません。

しかし、現民主党政権は現に存在する公文書管理法に違反する行為を
行っていたのです。

時事通信はこのところを完全に無視した記事を書き、
確かに民主党政権は議事録を残さなかったが、
当時の政権だって残していないじゃないかと言いたいわけだ。

これが世に言う「ジミンガー」です。
カスゴミもグルになってやるんだから、性質が悪いです。

しかし、だからと言って民主党政権が議事録を残さなかったことの罪を
免れるのか?
むしろ、テメー等がつくらせた法律をテメー等が意図的に犯すんだから、
ずっと悪質なのです。

民主党政権が日本史上最悪な政権であることは周知の事実なのですが、
この時事通信のようにカスゴミどももグルになって、
それを隠蔽したり、罪を軽くしようと躍起になっているので、

上記ニュースだけみたら、まず9割9分の国民が
「なんや、自民党かて同じことしとるやないか。」
 と勘違いしてしまうので、
この辺りをきっちり指摘しておくことは、とても大事なのです。

***

民主党政権が議事録を作成保存しなかったことは、
立派な法律違反。

阪神・淡路大震災当時の政権が議事録を作成保存しなかったことは、
国家・国民に対し悪い行いだが、当時違法ではなかった。

このあたり踏まえて上の時事通信の記事を読めば、
どちらが酷いか、
いかにマスコミが現民主党政権を、
異常に擁護しているかが良く分かると思います。

何度でも書きますが、(日本の)ニュースは肝心なことを報じてくれません。
よく注意して見ましょう。

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