15 febbraio, 2007

ある日の出来事:H.19.2.14

三宮から普通電車西明石行きに乗りました。
元町から幼児ひとりの手を引き、乳児を抱いた
母子連れが乗ってきました。

母親はおんぶ紐を使って乳児を抱いています。
車内は仕事帰りのサラリーマン達で満員、
僕が乗っている車両は最後列で更に、
一番後ろの乗り口付近です。
そこには優先座席が設けられているんです。

僕は、扉付近に立っていました。
当然、優先座席に座っている紳士達が

「どうぞ、お座りください。」

とその乳児を抱く母親に座席を譲るものと思い、
様子をうかがっていたのですが、
さっきまで新聞を読んでいたおっさんは、
寝たふりをしてやがるし、
おもむろに鞄から本を取り出し読み始める
バカもいます。
誰も座席を譲ろうとしません。
ホンマにこいつらカッコ悪かったです。

優先座席の定義付けをするまでもなく、
道徳としてお譲りするのが当然なんじゃないのか?
と思います。

僕に度胸があれば、
「お前らさっさと座席を譲らんかい!」
と一喝してやりたいところですが、
そんな根性もなく、またそうして譲られた席に
座る母子の気持ちを考えてもできませんでした。

結局、僕がいるところに呼び寄せて、
「この手すりに摑まってください、電車揺れますからね。」
と言うのが精一杯でした。
母子は僕と同じ垂水駅で降りて帰って行きました。


何度もいいますが、
さっと座席を譲ることのできなかったおっさんどもは
かなりカッコ悪かったです。

唯一の救いは、その母子が楽しそうに会話をしていたことです。

2 commenti:

Anonimo ha detto...

なんか日本人丸出しですね。そのサラリーマン…
僕が思うにほとんどの日本人はエゴイストです。大きな事(外国に援助などをする事ね)には手を貸すが、小さな事(日常的な事)には見向きもしません。
なんか、寂しいですよね…

ちなみに、ベルギー人は困ってる人がいればすぐに助けるような人達です。だから「フランダースの犬」を受け入れることができないのです。

ひであき ha detto...

>だいさん、まいどです

この時間帯は仕事帰りのサラリーマンで
車内はうまっていました。
で、本文のような感じです。
ベルギーの対応の方が
自然なように感じられます。

「フランダースの犬」は
日本人の観方としては完全にネロに
感情移入をして、
さも自分が虐げられているような
錯覚の中で読んだりアニメを観たりしている
のではないかと思います。
それもそれで日本人らしいかと思います。