24 febbraio, 2007

赤ちゃんポスト

赤ちゃんポストを熊本市が許可したそうです。

申請された時から早速メディアで取り上げられ
話題になっていたのですが、どうですか?

脊髄反射的には
「なんて安易な!」
と感情的になりますが、
レイプされて妊娠した女性が子供を産んでも
さまざまな思いから育てられずやむにやまれず
施設へ引き渡すとか
深刻な事例もあり、
一概に「けしからん!」とはならないんですよね。

ただ、今の日本の大人の未熟さをかんがみると
これ幸いと避妊に失敗したからと
赤ちゃんをこのポストに“投函”するバカが
居やしないかと心配になります。

何よりこの世に誕生した赤ちゃんの命を第一に考えれば
この制度も仕方がないのかと思いますが、
深刻な事例であれば被害女性のケアや
安易に中絶を選択する女性(相手の男性)への
説教や教育も同時になされなければ、
捨て子の根本的な減少には繋がらないのかなと思います。

児童相談所への捨て子の相談って結構多いんですよね。

僕が個人的に思っているのですが、世の中には
産みたくても産めない女性っていらっしゃるのですよね。
現代医療である程度治療もできるようになっているそうですが、
それでも無理な場合もあるようです。
そのような方は里子をとるという選択をとってもいいと思います。
海外を例に出すのがいいのか分かりませんが、
子供を成人させ、一度子育てを終えた夫婦が
改めて里子をとり子育てをするというケースも少なくないようです。
自分の産んだ子ではないという思いはあるとは思いますが、
愛情を込めて育てた“我が子”はきっと素晴らしい大人
になって育ての親を実父母として愛してくれると思います。
それはとても素晴らしいことだと思います。
簡単に割り切ることは難しいと思いますが、
社会全体の意識改革が醸成されれば
親のいない子にとっても
子を産めない大人にとっても
良い制度だと思います。

赤ちゃんポストもその一助になるなら良しとせねば。

ただ、やはり“ポスト”というのはナンセンスな
ネーミングですね。

赤ちゃん駆け込み寺・・・赤ちゃんヘルパー・・・

制度も含めて考えましょう。

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