24 settembre, 2012

安倍晋三:戦う男

今、小川榮太郎氏著の
「約束の日 安倍晋三試論」
を読んでいます。

安倍はお腹が痛くて政権を放り出した、
とか、
安倍内閣はお友達内閣、
とか、
安倍内閣は汚職内閣のようにマスコミの総攻撃に遭ったわけですが、
これを読めばそれらが如何に的外れであるかが分かります。
それぞれ事実を基に反論されています。

そして、同時に安倍政権が如何に国益に適う実績を残したかが、
詳細に書かれています。
あの自殺された松岡勝利元農水大臣についても、
彼の事務所経費問題は、もしかしたら弁解できないものだったかもしれませんが、
それでも農水産業に関しては、エキスパートだったことが彼の理念や閣僚在任中に
行ったことで僕達にも理解できます。

因みに、日本の農産物が如何に安全であるかに着目し、それらを
世界に輸出しようと積極的に動いたのは松岡元農水大臣だったそうです。

今、支那で日本の農産物が爆発的に売れているのは、
松岡氏の実績があったからではないでしょうか?

教育基本法を改正させたのは安倍政権でした。
憲法改正のための国民投票法をつくったのは安倍政権でした。
防衛庁を省に昇格させたのは安倍政権でした。
あの社保庁を解体したのは安倍政権でした。
公務員制度改革に着手したのは安倍政権でした(福田内閣で法案成立)。

上記以外にも、わずか1年で安倍政権は他の政権が5年かけてようやく成し得る
実績を上げました。

安倍晋三氏が、マスコミが安倍潰しに躍起になっていたことを知らなかったはずはありません。
安倍氏はそれを承知していたからこそ、日本が普通の国になるために政治がしなければ
ならないことを自身が血まみれになることを承知の上で正面突破したんだと同著にあります。

そもそも、小泉純一郎以降の安倍→福田→麻生のそれぞれの内閣において、
マスコミの政策からの批判ってありましたか?
僕は過分にして知りません。

安倍については、上記のようなもので、
福田については、朝日も毎日も「福田なら」、のような空気でしたし、
麻生に至っては、「連日の高級バー通い」、「漢字が読めない」、「カップラーメンの値段を知らない」
のような、国政そのものに直接重大な影響の無いような、それこそ揚げ足取りのような
“いちゃもん”ばっかりでした。
それは、要するに、正面から政策を批判できなかったからです。
これは、断言する。

真っ当すぎで、反日左翼メディアがこれを取り上げようものなら、国民が確かにその政策は
正しいと、知ってしまうから政策批判をできなかったのです。
それでも、アイツ等にしてみれば自分達の主義主張と真っ向対立するものばかりだから、
このような政策を実行しようとしている政権は倒したい。
でも、政策で批判できない。
だから、政策以外の汚職や瑣末なことの揚げ足取りや舌禍じゃないのに舌禍をでっち上げたり
して、「ほら、だからこんな奴等に政権を任せたら危ないですよ、国民の皆さん!」
とやるわけです。

でまぁ、一般の国民は一々政策を隅々まで調べたりしなくて、ワイドショー的なものから、
情報を得るもんだから、「なんやこんな奴等あかんわ。テレビ(新聞・週刊誌)が言ってるから
民主党にしよ。」程度のことで、2009年の選挙で民主党が当選した。
ようなもんでしょう。

その結果が今の散々たる状況です。
安倍政権時には株価は最高で1万8千円までいきました。
今の日経平均は安倍政権時の最高の半分、8千円台後半~9千円台前半をウロウロです。
為替に至っては、皆さんご存知の通り1ドルが78円台前後です。
日本の大手企業は90円が採算の分かれ目と言っているのにもかかわらず、
じりじりと下がって80円を割っている。
これで輸出産業に利益を上げろというのが間違えている。
であるのにも関わらず、政府は何も手を打とうとしない。
何かをやるにしても中途半端で、やろうがやるまいが同じで、
やるだけ損をしている状況です。

こんな素人の集団が今の日本を動かしているのです。

左翼系の卑怯な連中や、
ノンポリとおぼしきただの“かっこつけ”野郎が、
偉そうに

「民主党がやっても自民党がやっても何も変わらないでしょ。同じだよ。」

というのをたまに聞きますが、
こいつ等はバカです。

民主党が政権を獲ったから

・株価が下がり
・為替が異常な円高に振れ
・国内の中小企業が悲鳴を上げ、
・支那が尖閣を核心的利益と明言し、露骨に奪おうとしてきて、
・ロシアや韓国は支配を確固たるモノにしようとしている

のです。
テレビの街角のインタビューでも

「どっちが政権をとっても同じでしょ。」

というインタビューは必ずどこかに挟んでいます。

これは、明確な印象操作です。

絶対にどっちがとっても同じではありません。

明確に違います。

経済政策をとっても、
国防政策をとっても、
外交政策をとっても、
福祉政策をとっても、

自民党と民主党で同じものなどひとつもありません。

先日、松原国家公安委員長が外遊中に「人権救済機関設置法案」が閣議決定されました。
松原氏はこの法案には反対していたので、おらん間に閣議決定しやがって、ホンマに
民主党は骨の髄まで汚い奴等や、と思っていました。

しかし、松原が外遊から帰って来て、そのことについて問われたら、アイツはなんと

「自由に意見を述べられた一議員のときは慎重に議論すべき問題と発言してきたが、内閣の一員としては閣議決定されたことは受け止めていきたい。」

といけしゃあしゃあと言いやがったのです。
僕は、松原仁はそれでも民主党の最後の砦かもしれないと思っていたので、
この変節振りには呆れてものも言えませんでした。

しょせんこいつも民主党です。
民主党の議員など、結局権力のためなら志や政治理念など何もない、
ただの権力の亡者の集団でしかないのです。

安倍晋三は自分の政治理念である「戦後レジームからの脱却」を実現するために
自分を潰しに来る勢力とは正面切って戦いました。
しかし、松原はこれまで絶対に反対としてきた法案に、手のひらを返したかのごとく賛成しました。


自民党はスネに傷ある政党です。
自民党がもっとまともな政党ならば、
自衛隊は既に国軍であったかもしれません。
政府の借金は1000兆円にもならなかったかもしれません。
竹島だって日本が完全に支配下に置けたかもしれません。
野中や加藤、河野洋平のような売国政治家も飼っていました。

今までの自民党の全てを良かったと言うわけではありません。
しかし、安倍晋三率いる自民党は、民主党とは全く違う政党です。
これは絶対に言える。

安倍晋三とて、パーフェクトな政治家ではありません。
統一教会との関連性やその他、相続税の脱税疑惑などが一部で見られます。

しかし、

「安倍の葬式はうちが出す。」
「安倍叩きは朝日新聞の社是。」

とまで朝日新聞の若宮が言ったんだから、こんな美味しいネタがあるのならば、
既に前安倍政権時代に出していますし、所詮疑惑止まりだから出てこないんでしょう。
(因みに安倍政権時代には安倍の身辺を各メディアがあら捜ししましたが出てきませんでした)

我々は、マスコミの誤った報道によって安倍政権の輝かしい実績に
触れられないでいます。

明後日26日(水)の自民党総裁選の選挙権はありませんが、
この国難を救ってくれるのは安倍晋三しかいないと確信しています。


皆さんも是非この本を読んでください。
今なら各書店で平積みされています。
「約束の日 安倍晋三試論」
小川榮太郎著
出版社は幻冬舎です。

2 commenti:

だい ha detto...

カスゴミの自民党叩きは相変わらず酷いですね〜。
争点が無いとか言って、総裁選に出てる5人の主張ををぼかすように、皆が興味を持たないように報道してますからね〜。
しかし、その印象操作がだんだんと上手く行かないようになってきているのを感じるのですが、それは僕が海外に居りnetの情報しか見てないからでしょうね。やはり多くの国民は未だに「誰がやっても同じ」と思ってるんでしょう。。

今のところ石破が有利と言われていますが、総裁選は一夜で結果が変わると言われています。どうなるかわかりません。しかし、明日の結果で日本の運命が決まるような気がします。

ひであき ha detto...

>だいさん、まいどです。
ホンマに、マスコミの印象操作は陰湿で粘着質です。昨日もニコ生で自民党総裁選の討論会をやっていましたが、多くのユーザーが観ている事に少し安堵しました。
その中でも、安倍氏への応援コメントが多かったです。まぁ、タダ単に僕が支持しているから、目に付くだけかもしれませんがね。
誰が首相をやっても同じでないことを、多くの国民に早く気付いて欲しいですし、絶対に次の衆議院議員選挙には投票に行って欲しいです。
安倍氏のココに来ての支持拡大をどのメディアも無視できないようで、そのことをスルーできないようで、多少ですが、触れているところもありました。
とにかく、「#安倍晋三、#自民党」で最後安倍さんの邪魔にならないようにつぶやいてやろうかと思っています。
今回がラストチャンスだという気持ちですよ。