12 settembre, 2012

非常な世界

松下金融担当大臣が亡くなられました。

まずは、松下氏のご冥福をお祈りします。


昨日は松下氏死亡が大きく報道されましたが、
もう政治家は補選を睨んでいます。

松下氏は衆議院鹿児島3区(鹿児島の西海岸あたりです)
選出の議員でしたので、
当該区の落選者や次期衆院選出馬を予定している人たちは、
大わらわなことでしょう。

自民党は宮路和明氏で前回敗れていますが、
宮路氏は選挙に敗れた後、支部長に就任されています。
現在71歳で引退するとは思えませんので、出馬されるんでしょう。

そして、日本維新の会も候補者の擁立を模索しているようです。
松井大阪府知事が擁立すると言えば、橋下大阪市長は、
維新八策が国民に浸透していないのに擁立したら選挙屋だと思われてしまう
と慎重な姿勢です。

このふたりは度々発言する内容が180度違うんですけど、
なんなんでしょう?我々を釣るつもりか?

で、
内閣総理大臣のあの豚は、松下氏が亡くなられ、搬送された病院へ
向かったのですが、病院に到着して、ご遺体に手を合わせ、焼香して、
遺族に挨拶して、なんやかんやで短くとも30分はかかるのが普通だと
思うのですが、
この豚はなんと5分で車に乗ってさっさと帰ってしまったのです。

5分て、短いやろ。

松下氏が国民新党の議員だったからなのか、
それとも如何に政権の寿命を延ばすかに熱心で、
我がの閣僚の寿命などにはなんの興味も無いのか、

いずれにしても、この豚が他人の命などには小指の爪の先ほども関心がないことが
分かるエピソードです。

あの豚は官邸で記者団に
「悲しい一報を受けて、とても驚いています。
いつも厳しい時に励ましてくれた。
言葉も見つかりません。
ご冥福をお祈り申し上げます。」
と述べています。

厳しい時に励ましてくれた人が亡くなったときに、
ちょっと顔出して、“ちょんちょん”で帰ってしまうような野郎が
果たして、国民と心の通う政治ができると思いますか?

あの豚はこんな薄情な野郎なんですよ。

あの豚はやたらと「誠心誠意」という言葉を乱用しますが、
お前のその時の行動のどこに誠心誠意があるんや。

正味ご遺体に対面したのは数秒でしょう、
その数秒で松下氏に心から感謝できたのか?

急なことだからあまり長居はそれはそれで失礼にあたるだろうから、
早めに切り上げるのは大人としてのマナーであることくらいは理解しています。

しかし、あまりにもあっさりしすぎ。
テメーが政治生命をかけてあたるといった閣僚が亡くなったのに、
ホンマに非常なヤツやでと思います。

閣僚ですらこの扱いですから、
僕やあなたの命などは、あの豚にとっては、
恐らく羽毛(もちろんフェザーではなくダウンの方)ほどの重みも無いです。
これは断言。
絶対無い。

さて、その鹿児島第3区の補選の投開票は10月28日(日)に決まりました。
現状、報道によればあの豚はそれまで解散をしないようです。
ということは、9月21日投開票のミンスの代表選、9月26日投開票の自民代表選
の後の最初の選挙となります。

どうせ、ミンスはあの豚の再選でしょう。それで結構、誰も注目してないから。
そして、自民はのぶてるになるのか、石破氏か安倍氏か、まっちーか、林芳正氏か
なんですけど、誰が総裁になっても興味深い補選となります。
年内に解散は無いという評論家もおりますが、
それでも衆院選はかならずやってきます。
その前哨戦ですよ、この補選は。
鹿児島は保守王国ですから、社民やら共産の連中が議席を取ることはありません。
で、今回自民は絶対に候補者を立てます。宮路氏でしょう。
ミンスは前回は候補者を出しませんでした。今回は分かりません。
国民新党は人材がいるのでしょうか?分かりません。
社民は出せないでしょう。もう崩壊寸前だから。
共産は出すかもしれません。前は候補者を立てませんでしたが、その前は立てています。
そして、日本維新の会です。どうするんでしょうか?

もしミンスが立てなければ、不戦敗でまた文句言われます。
昨年4月の愛知6区の衆院補欠選挙では民主党の議員が愛知市長選に出馬のために
辞職したのにその代わりの候補を立てずに、カスゴミに不戦敗と揶揄されました。

今回は国民新党との調整などあるかもしれませんが、
どのような対応をするのか、とりあえず注目です。
まぁ、順当にいけば宮路氏の返り咲きとなるような気はしますがね。

ということで、解散は当面なさそうですが、10月28日(日)の補欠選挙を
お楽しみくださいませ。

Nessun commento: