25 novembre, 2011

まだまだTPP

TPP:民主対立、緩和せず 首相「国益の視点で」--懇談会
経産省の宗像直子が躍起になって国会議員に説明に回っているようです。
しかし、自党内の意見一致もみないうちに世界に向けて“参加交渉の参加?”を
表明するなど笑止千万であります。

しかも、アメリカに“全ての品目を対象”とする旨意思表示があったのか、なかったのか? 

豚は「断じて言っていない。」

と言っているが、アメリカに提出した書面にはしっかりと書いてある。
この書面をつくったのが宗像直子だそうです。

何が政治主導やねん。
国会答弁も官僚メモがないと何も言えん連中が、偉そうに完全に連中に踊らされとるやないかい。

先日の「たかじんの委員会」も「TVタックル」もTPPを扱うと思ったら農業ばかり。
医療や保険・労働・金融にはさらっと触れる程度でしか扱ってくれない。

たかじんの委員会では岸博幸という元経産官僚がTPPに賛成で、
「ISD条項については日本が発展途上国に投資する際には必ず入れているから」
「アメリカ企業がカナダやメキシコを訴えたのは極端な例」
と言って、ISD条項を含むTPP締結に賛成と言っていました。

おい待てと、アフリカなどの発展途上国とアメリカとをひとくくりにして話をするな、ボケが。
経済規模が全然違うし、アフリカの国が日本に投資することが現時点であるんかい、
何億ドルと投資して日本で事業展開するんかい、ボケが。
で、岸の言う“極端な例”をするアメリカが今回関係国として入っていて、
事実上日本とアメリカのFTA・EPAみたいになっとるんやないかい!

全然反論になってないから、他のパネラーもこれくらい岸に言い返せよと、
イライラしながら観ていました。

TVタックルはこちらもこちらで、大規模農業を営む会社社長を引っ張り出して、
日本の農業は強い、海外に輸出すれば良いとまくし立て、相対するパネラーのJAの偉いさんに
農協のアレが悪い、これが悪いと言っているのですが、
嫌々、農協改革とTPPは何の関係も無いやん。
そんなんは国会でやってくれよ。

TPP反対論者も今のJAが良いなんて言ってないって。
それにあんたのところは現時点で海外に輸出もできて勝負できるのかもしれんが、
豚は国内農業を如何にして強くするかの具体的な政策も出さずにTPPに参加する
言うてるねん。
自分とこだけ良かったらそれでエエんかいや、他の廉価な農作物を輸出用じゃなく
日本国民が消費するために育ててる農家が海外からの安くて農薬まみれの野菜に
負けてもエエんかいや。

そこんとこどないやねん、いうてみんかい!!!

とか思いながら観ていました。

そんなにストレス溜めながら観るのならテレビを観るのを止めたら?

とか言わんといてください。
民主党に投票するような人達がこれ以上増えたら困るので、
今の地上波のテレビの何が具体的にどう悪いのかを指摘するのも
大事なことだと思っているので、
僕のブログにおいでくださる貴重な閲覧者の方々に情報を提供するのも、
来られる方へのお礼です。

2 commenti:

だい ha detto...

ミスリードばかりですよね、日本のマスゴミは。
一番大事な情報を隠し、どうでもいい方向へ誘導するのがマスゴミの仕事なんだと確信しました。
って、言わなくてもわかってる事ですよね。。w

あ、西田議員が11月21日号の超人大陸で自由貿易のデメリットについて語ってましたね。かなりわかりやすかったです。

ひであき ha detto...

>だいさん、まいどです。

テレビばっかり観てたらアホになりますね。
日本のテレビマンはアホを基準に番組を
つくっているらしいですが、
そんなことをしているからテレビを観る人が
減っているんでしょうね。
そもそもテレビをつくっている人間がアホやから、
どうやったら良質な視聴者を獲得できるか分からんのでしょう。
早晩スポンサーも有効性に疑問を持つと思っています。

超人大陸、観てますよ!
西田無双の話は説得力があり過ぎて、
困る連中が多いことでしょうね。