28 gennaio, 2012

若けりゃ良いわけじゃない

亀井新党、石原新党、平沼新党などと報じられております。

いずれにしても新党を設立するということは、
現状脱却のためということで、
各氏の現状に対する行き詰まり感がうかがえるニュースです。

これに対する各メディアや評論家の反応なんですが、

石原氏はもうすぐ80歳、亀井、平沼も過去の政治家である、
よってこの新党には期待できないというものが大勢でした。

しかし、僕はこの評価には疑問を持ちます。

古い政治家に対する世の中の不満が、
若手の多い民主党を生み出しました。

しかし、その結果が現状です。
とにかくあいつ等はやり方が稚拙、
これはあいつ等が若いからではなく、
そもそも資質が無いからだとは思うのですが、
しかし、“政治家としては”若いことには違いないです。

要するに、若いとか年を取っているとか
年齢で政治家は評価できないだろうということです。

石原慎太郎は年を取っているから悪い政治家なのか、
石原慎太郎という“悪い”政治家がただ単に年を取っているのか?

これらは全く違うことを言っています。

石原慎太郎を気に入らない人が石原新党を評価するときに、
石原氏はもう80歳だ、80歳で新党はないだろうと言う。

石原慎太郎が好きな人でも、同様に評価する。

これらは同じ年齢を出していても狙ったところは違うと思います。
しかし、何れも年齢を持ち出している。

そして、最後に若い人に任せなさいと言う。

いや、違うでしょ。

ポイントは世代間のバトンの受け渡しを如何に上手くやるかじゃないですか?

仮に石原新党なりが設立されたとして、
石原氏が裏方で上手く運営を支えるのならば、
保守を支持する人達にとっては願ってもない事でしょう。
そして、若い政治家がその意志を受け継げたらそんな良いことないじゃないですか。

僕は、この新党騒動を評論家の方たちが語るのを見て、
むしろその人の評論家としての限界を見ました。
コメントの時間制限などもあって思いの全てを語れないだろうとは思いますが、

年齢とというなんとも曖昧な根拠で新党を批判する評論家の言うことなど、
僕は全く信用できないなと思いました。

2 commenti:

だい ha detto...

おっしゃる通り。どう次の世代に繋ぐかなんですよね。
政治に年齢なんて関係無いし、保守と言われる人々はやはりそれなりの年齢であるべきだと思うんですよね〜。

やはりカスゴミの周りにはカスゴミと同レベルの評論家しか集まらないんですね。

ひであき ha detto...

>だいさん、まいどです。

自分の思想と合わないヤツが新しい行動に移るとき、
そのこと自体を批判できないことがあるので、
年齢を上げて年寄りに何ができるのかと疑問に思う
という話の展開の仕方が気に入りませんね。

誰がするかがポイントになることは多いですが、
何をするかが最大のポイントであり、
ましてや何歳のヤツがやるかなど
何の問題もありませんよね。