22 settembre, 2011

あなたは本当に日本を愛していますか?

今日のエントリーは、またまた長くなりました。
数字などは各所からの援用でありますので、
間違いなどありましたら教えていただきたいです。
ただし、論旨を変えるつもりはありませんので、
反論にはそれ相応の内容でもって臨んでください。
また、僕のブログよりもキチンと読みやすく解説してくれている
方が大勢いますので、そちらをご覧いただくこともオススメします。
ただし、リンクは挙げません。
興味を持ってお調べください。
では、以下本題です。

+++++

日本(政府・地方公共団体)の借金が1100兆円を超えた
と大騒ぎしております。
1100兆円は日本国民が持つ個人資産の総額と言われています。
識者も日本の借金は何兆円で、
これを日本国1億2千万人で割ると、お年寄りから生まれたばかりの
赤ちゃん全員が1000万円を超える借金を負っていることになります。
と国民を煽りに煽っています。

ただ、テレビとか新聞とか雑誌とか嘘ばっかりつきますし、
本当に大事だと思われるニュースや事件なんか、
ホンマに見事にスルーします。

例えば、今年の2月17日に韓国の貯蓄銀行で取り付け騒ぎがおきました。
その後9月17日には貯蓄銀行7行が営業不振で営業停止処分になりました。

*取り付け騒ぎとは、ある金融機関の信用不振・不安などの報道や噂により、
 大勢の顧客がその預貯金を引き出そう、取り返そうとして一時に窓口に殺到する
 ことをいいます。

このニュースを日本のテレビがしましたか?新聞が書きましたか?

僕の確認できる範囲では韓国のメディアは当然報道していましたが、
日本のテレビのニュースでやっているところは皆無でした。
訳の分からん朝鮮人タレントが来たとかいうどうでもいいことは
しっかりやるクセに。

まぁ、このニュースは韓国経済が深刻であることを示す数ある事象の
ひとつに過ぎません。
日本はこれまでだって通貨スワップの期限を何度も延期しています
(韓国が延期してくれと懇願するから) 。
要するに韓国は円を日本に返還できない状況なんです。

通貨スワップとは日本と韓国でいうと、円とウォンを“交換する(スワップ)”
ということなのですが、日本はウォンを必要とはしていないのですが、
韓国は製造貿易国家であるため期限を決めて円を日本から借り受けて、
それを市場で売りドルを買ってそれを元に原材料を買い、
製品を海外に輸出して外貨を稼いで儲けて、
その一部で期限内に円を返してウォンを返してもらう、みたいな状況です。

日本にとっては間接的な為替介入以外にこれといってメリットがあるものではありません。
はっきり言って頼まれたから貸してやっているくらいのものです。

それと、韓国国家の対外債務は4000億ドル(32兆円)にも上っています。
韓国の一般家庭の借金も63兆円を超えたということです。
人口5000万人ですから、単純にひとりあたり126万円の借金があることになりますが、
はっきりいってこんな計算これといった意味ありません。

更に、韓国の雄のLGはソニーと特許侵害の訴訟をやり、
三星はアップルを始めとして4000件近い訴訟を抱えており、
その損害賠償金だけで、利益が吹っ飛ぶとも言われています。
世界を相手に喧嘩しながら商売というか、負債を増やしている状況です。

ついでにいうと、韓国の外貨準備高は3000億ドルだそうですが、
これはキャッシュのみではなく、8割が有価証券などで、
この証券が筋の悪いもので、更に海外からの借入金まで含まれているというのです。
はっきり言って、イザという時に使い物にならない代物です。

外貨準備は対外債務の支払いや輸入代金の決済のため、自国通貨の安定を図る
ために各国が保有する準備金のことで、現在は為替介入でその効果が我々国民にも
知られています。
その外貨準備高のほとんどが見せ金なのですから、無いに等しいものなのです。

これは、韓国の窮状を表すほんの一部です。

こんな国家を破綻寸前の危険な国家というのです。

翻って日本ですが、
日本(政府)の1100兆円を超える債務の中身です。

我々も、借金をする時には、家を買ったり、車を買ったり、色々考えられますが、
相手の素性が大事です。
お金を借りるならば、信頼できる銀行から借りたいと相手を選びますでしょ。
日本国(政府)の債務の相手方はその9割以上が日本国民です。
日本国政府の対外債務はほとんど無いと考えて良いです。

むしろ対外債権を数多く抱えています。
アメリカ国債なんか分かりやすいです。その他の直接投資(貸付)、証券投資
などなどです。

で、日本国政府の債権者が日本国国民であることの意味なんですが、
日本国民は日本国政府の債権者であり、債務者であると考えるしかないと思います。
ひとことでいうと生きるも一緒、死ぬも一緒みたいな感じです。
政府の無策、駄策によって国民が負わせられた借金もあると思いますが、
国家100年の計によって進められる事業のための長期国債を買うということもあると思います。
更に、今回の東日本大震災の復興の為の長期国債(発行されていないと思います)など
1000年に一度といわれる未曾有の大災害に対しては、我々一代で負担を負うのではなく、
向こう100年に渡って利用できるインフラを整備するということで、長期国債を国民に
買ってもらって何台にも渡って償還していくという考え方もあります。
自分たちのために自分達が借金して自分達がお金を出しているみたいな感じです。

日本国政府の債権者が日本国民であることのメリットは、
その逆を見ればいいと思うのですが、
その逆というか、対外債務の多い国は、何かあったときに、
債権国が債務国から資金を引き上げたり、デフォルトなどになってしまえば、
ホンマに何されるか分からんというところです。
今の時代ですから、その国を占領して、そこの国民を奴隷にするとか
いうことなんて無いと思いますが、
例えば、国民の海外渡航が厳しく制限されるとか、いやあるかしりませんけれど、
その国の国民としてこれまでのように生活できる補償などなにもありません。
少なくとも、課せられる税金はとんでもないものになると思います。

ですから、間違いの無い事実は日本は相変わらず世界第一(もしかしたらトップクラス)
の債権国であり、国家として不安要素となる対外債務は極めて少なく、
国家の基幹産業は存在し、好調とはいえないまでも日本を代表する有名企業は
(そこの社員さんには申し訳ないが)内部留保を兆円単位で抱える企業も存在し、
各分野で新しい技術の開発も進められている。
世界的に見ても極めて優秀な国家なんです。

ダボハゼ評論家の財部誠一がHPで日本の借金時計とかいうのを公表していますが、
(どれだけの方がこれをご存知かは分かりませんが)、
いたずらに危機感を煽るだけで、日本は1000兆円も借金があるダメな国なんだと国民に
思わせるだけのガラクタでしかないと思います。

僕は、本当にこの財部に聞いてみたい
「お前は、本当に日本を愛しているのか?」
と、こいつは日本の窮状をテメーで作り出して演出して、それで金儲けをする
売国奴じゃなかろうか?と本気で思っている。

ただし、
平成20年度末における国(政府)の資産合計は664.8兆円です。
これは現金、有価証券、土地等を含めた資産ですが、
単純に11000兆円から664.8兆円を引いても400兆円からの借金が残ります。
安心しても良い、と言ってもとても健全な体とはお世辞にも言えません。


いくら日本国民からの借金とは言え、政府は無駄を省き、少しずつでも債務を
減らす努力はすべきでしょう。
ただし、上にも書きましたが、大災害や長期活用が可能なインフラなど。
必要な国債発行は恐れずにすれば良いと思います。


1100兆円の借金をつくったのは日本国政府ですが、そのお金のやり繰りを
任されている政治家を選んだのは我々国民です。
国の無策、駄策による借金を責めるのならば、我々の政治家を育てる能力、
また政治家を選ぶ眼力の無さを責めなければなりません。


日本のカスゴミは日本の本当の姿を伝えません。
しかし、皆さんご自身を見ればわかると思いますが、
誠実で、勤勉で、まぁ大きな博打などは嫌い、前向きに生活されていると思います。
そんな皆さんの姿が今の日本国であると考えていただければ良いと思います。
(まぁ、僕は日本国のような債権を多く持つ人間ではありませんが・・・)

売国メディア、売国エセ評論家の日本国悲観論などに惑わされること無く、
これからも日本国民として正々堂々と真っ当に生活していれば良いのです。


ただし、選挙には行きましょう。
日本国の舵取りをするのは日本人にしか出来ません。

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