ネットをうろうろしていると、いろんな人達がそれぞれが観た映画について
それぞれ思う感想を書いています。
僕はそれらを観るのが大好きなんです。
むしろ、映画本編を観るよりも楽しく観てしまうこともあるくらいに。
ただ、やっぱり邪道ですわな。
映画を観ることは嫌いではないです。
いや、好きかも・・・うーん、好きやなぁ。
WOWOWとか、ムービープラスとかイマジカの放送予定を丹念にチェックしています。
そして観たい映画はしっかりとHDDに録画して観ています。
ただ、観てもイマイチ分からない映画も多い。
そんな時に人の反応が気になるんですね。
スノッブさん達が各々の知識をひけらかしてくれています。
それを見て
「あぁ、なるほど、あそこの台詞はそうやって解釈すれば良いのか。」
と、後からその映画を理解できて得心がいくといった感じです。
良い映画の楽しみ方とは言えないな。
だから、単純に観て楽しめる映画の方が僕には向いているのかもしれないけど、
それはそれで、楽しめるが観ていて退屈になることもある。
貴重な2時間乃至3時間をそれに費やすことになるので、
観て損したみたいな映画は観たくないんだけど、さすがに観る前に
その映画の全てを知ることもできないので、とりあえずジャケ買いではないけど、
タイトルを見て決めます。
で、色々整えて・・・ビールとかツマミとか部屋の照明等
観出すのだが、やはり途中で観るのを止めた映画もあります。
そんな映画達が本当に面白いのか否かも知りたくて、
スノッブさんの知識を頼るのだが、観てないので結局なんだか分からず仕舞い。
そんな映画達のうちで、もう一度トライしてみたい映画もあります。
「ゾディアック」と「ディア・ハンター」
どちらも始まって30分持たなかった映画。
さて、両作品共に最後まで観る事ができるでしょうか?
***
最近WOWOWでフランス映画特集をやっていました。
全部観ることは出来なかったけれど、何作品かを観ました。
基本的にフランス映画は何気ない日常を切り取ったものが多いと僕は感じています。
その中で、主人公の心情の変化を織り込み、物語を展開させたり、
日常の中に非日常を上手く“溶け込ませ”たりして緊張と緩和で
視聴者を引き付けたりしています。
後、西洋の映画を観るにあたって、キリスト教についての多少の知識は
あった方が良いんだなと思うことがままあります。
ただ、これは難しいんで、もう分からないものと割り切ってやり過ごしています。
それでも、楽しめる映画の方が多いと思います。
ダ・ヴィンチ・コード(アメリカ映画)はそうもいかなかったようですけど。
フランス映画で楽しめた映画は
「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」
僕の人生には有り得ないもので、真正面から観る類の映画ではないと思うのだけど、
その作品は詩的で、絵画的で、映画も芸術であることを教えてくれます。
ただ、主人公のふたりは完全に逝ってしまっている。
楽しめたというか入り込んだ、のめり込んだ映画。
3時間余り、じっと画面を観続けました。
作品の性質上、ベッドシーンが多いので、閲覧注意・・・観賞注意の映画でもあります。
あと、リュック・ベッソンのヤツは観てしまいますね。
最初に「グラン・ブルー」を高校生だったか大学生の時に観ました。
面白いというか美しくてDVDを買いました。
その前後に僕の保守の部分が目覚めて、
この映画には日本人を小ばかにしたシーンがあるのですが、
おいおい、オッサン(リュック・ベッソンのこと)何してくれとんねん!
と僕の中の保守の部分が突っ込んだことを良く覚えています。
ただ、映画はとても美しく仕上がっておりまして、
ヒロインのロザンナ・アークエットの美しさと併せて
とても気に入っていましたね。
で、当時東門街にこの映画をモチーフにしたバーがあって、
一度(だけですが)行ったことがありました。
白い壁にプロジェクターでこの映画を映していただけだったと思いますが、
20歳あたりの僕にはホンマにイケてる空間に思えていました。
ただ、今はもうそのバーは無いです。
美しいヒロインといえば、
「ニキータ」のアンヌ・パリローと
「レオン」のナタリー・ポートマン
は美しい女優ですね。
美しい女優といえば、最近のお気に入りは
パリ出身のメラニー・ロラン。
それこそ「PARIS」という映画で初めて知ったんですが、
べっぴんさんです。
特に目が良いな。
で、このメラニー・ロランはイングロリアス・バスターズにも
出ているんですが、これに出てくるドイツ人レジスタンス役の
ダイアン・クルーガーがメチャメチャ美人で、
モロ好みのタイ・・・いや、まぁ映画の楽しみ方は人それぞれで、
僕は映画が好きだということですね。
夜中の真っ暗なリビングで酒とツマミを用意して、
奥さんには先に寝てもらって、
観る映画はどれも面白いものです。
決して奥さんと一緒じゃない、
ひとりの時間が楽しいというわけではありません。
Nessun commento:
Posta un commento