06 gennaio, 2011

いつも思うことです

一昨日の吉本興業の公演は楽しく笑って過ごすことができました。
ただ、しょ〇べんだのう〇こだの、かなり下品やなぁとは思いました。
そんな中面白かったのは「Wヤング」さんでした。
オール阪神巨人さん、宮川大助花子さんなどのビッグネームがおられる中、
僕の中では完全にダークホース的存在でしたが、一番面白かったです。

で、話題になっているバードカフェおせちなんですが、
おせち料理のそもそもの位置付けはとりあえず置いておいて、
こんな商品を売り付けたバードカフェとかいうお店が一番悪いというのは
大前提として、買って文句を言うてる人、
良い物はそれなりの値段がするという感覚ってないんですかね?
完全に期待しすぎですよ。
確かに見本はそれなりに写っていて、それを期待して買っているのでしょうが、
2万1千円のものが半額になるということがどういうことか、
少し考えれば分かろうものですがね。
まとめて買えば安くなるというのは分かりますが、
このケースで安く出来る可能性があるのは材料費だけで、
詰め込む作業や配送作業は手間は変わらないんですから、
商品に期待しない、それなりのものがやってくる覚悟で買う、
若しくは怪しいとにらんで買わないというのが普通の感覚だと思います。
このおせち料理はグルーポンの原理が
適用されにくいものだということを分かれよということです。

だいたいおせち料理ってめっちゃ手間かかるじゃないですか、
黒豆にしても、田作りにしても、昆布巻きにしても、
手間隙かけてつくるものですよ。
商売でやっているからそのあたり色々考えてやっていると思いますが、
しかしそこに利益を乗せますでしょ。

だから、そこまで人手、手間、時間、技術をかけてつくった(ちゃんとした)商品を
1万円そこそこで売れるかっちゅう話ですわ。
いつも言うことですが、人が動けば金がかかる。
大の大人を一日働かせたらそれなりの金がかかる。
慈善事業でやってるんちゃいますねん、儲けなあきませんねん。

と考えたら1万円のおせち料理なんてどんなもんか想像できますでしょ。
まぁ、このバードカフェとやらのおせち料理は酷すぎますがね。

なんというか、このニュースは
今の日本人の浅ましさ、卑しさ、疚しさが凝縮されていますね。
技術立国日本と言いながらその技術に対して正当な対価を払おうとしません。
安ければ良い、ただそれだけを追求している。
だからそれなりのものが街中に溢れている。
だからテメーの給料も上がらないんだよということも分からずに、
今の待遇に文句を言う。
そうこうしているうちに技術力を新興国に奪われ我が国は立ち行かなくなる。
バカの典型ですやんか。
アホは愛嬌があるからまだ可愛いものだが、
バカはそれすらないから性質が悪い。

消費者としても賢くなりましょうよ。
10円20円高くても国産の野菜を買いましょう。
毎日使うものだから高くても長持ちして質の良いものを買いましょう。
イイ大人なんだから破れたジーンズやスウェット、ジャージばかり
着るんじゃなくて、“シュッ”と格好良い、質の良い大人が着る服を買いましょう。
年に一回のお正月だから、おせち料理を“もし”買うのであれば、
作り手さんに敬意を表してちょっと頑張ってお金を出して
安心して食べられるものを買いましょう。

相変わらず話はまとまらないのですが、
本質とは何かを分からなくても考える振りだけでもしろ。
そうすればいずれ分かる日が来るかもしれない。
要するにそういうことですよ。

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