25 settembre, 2008

Édith Piaf

巨匠が無事にベルギーのご自宅へ到着されたようです。
人の出会いとは不思議なもので、
まさか会って数年の方を自宅へお招きし、
更に鍵を渡して好きなように出入りしてくれと
言うことになろうとは。
そんなことを言える友人ができようとは。
オーナーに感謝しています。

さて、Édith Piaf(エディット・ピアフ)です。
フランスの国民的歌手です。
日本ではシャンソン歌手ということで有名な方ですね。
「愛の賛歌」などは誰しも知っている曲でしょう。
越路吹雪さんや美空ひばりさん、美輪明宏をはじめ多くの歌手が
歌っています。
そのÉdith Piafのドキュメンタリーを
WOWOWで放送していたので観ました。
実は、プライベート・ライアンだったか、映画で
Édith Piafの歌が流れているのを聴いて興味をそそられた
のが観るきっかけになりました。
事前のイメージでは、スレンダーで育ちの良い女性だったのですが、
実際のÉdith Piafの人生は波乱も波乱に満ちた人生です。
良心に捨てられ路上や売春宿などで歌を歌い生計を立てるといった
必ずしも恵まれているとは言えない生い立ちでした。

このドキュメンタリーでは当然彼女が舞台に立つシーンが多く見られる
のですが、どれもルックスとして美しいと言えるものはありません。
しかし、聴衆を惹き付ける魅力あふれるステージングで、
それこそ観客を喰ったような舞台度胸をみせ、
その歌声は力強く、僕は黙って聴き入るしかありませんでした。

彼女の人生は歌と恋の二つに集約されます。
この二つがそれぞれに影響を与え、彼女の人生の核となりました。
時を超えて彼女の歌を聴く僕が、必ずしもシャンソン好きとは言えない
僕がÉdith Piafの歌声に感動するのは彼女の恋愛に生きた人生、
悲劇的な私生活などがその歌に反映されているからかもしれません。
華奢な体から溢れ出す力強い歌声が多くの人の心を揺さぶります。

“chanson”とはフランス語では歌一般を表す言葉だそうです。
Édith Piafのchansonはジャンルを超えて世界中の人々を
感動の渦に巻き込みます。

2 commenti:

Anonimo ha detto...

本当にお世話になりました。こんな不良居候を何日も世話して頂いて…。しかし、毎日が充実してましたね。これもひであき氏のおかげです。
また、帰国の際には宜しくお願いしますw
また深夜まで語り合いましょう!

ひであき ha detto...

>だいさん、まいどです。

毎日面白かったですよ。
今度帰って来られるときまでには、
もう少し家をきれいにしておきますわ。