12 settembre, 2007

再会


PCの写真フォルダを整理していたら、
懐かしいヤツに会いました。
上の写真、僕の前の愛車の運転席です。
前の車はBMW E36 318is という車で、
入手してから2年とちょっと乗っていました。
最初は足代わりにと思って30万円で知人より個人売買で
購入したのですが、乗ってみるとあっという間にBMWマジックに
かかってしまい、
足回りにビルシュタインを入れ、
ATだったトランスミッションをMTへ換装すべく、
熊本の何でも屋さんから同じ318isの事故車を買い、
take-Mさんに頼んで安くミッションを入れ替えてもらったのです。
150万円くらいかけて色々やりました。
排気量は1.9lで軽快で、エンジンも良く回り、とても面白い車でした。
好きになってしまうと結構のめり込む性質の僕は、
BMW関連の本を読み込むうちに本当にレースに出ていて、
すごい記録を打ち立てた車があるということで、
今のM3を買うことにし、
318isは可愛がっている後輩に譲ることしたのです。

で、この写真を見て、
「あ~懐かしいなぁ。」
「この車であそこも行った、ここにも行った。」
「セルシオに煽られて、千切ってやるとバカな真似を
 して軽く捻られたこともあった。」
とか思い出します。

MTに換装したときは、本当に興奮しました。
takeさんに無理を言って、作業をちょこっと見させてもらったり
しました。
で、
「ひであきさん、出来上がりました。」
と改めて自分の車の鍵を受け取って、
連れて行った後輩を隣に乗せて、セルを回して、エンジンかけて、
クラッチを踏んで、ギアを1速に入れて、アクセルを踏んで、
クラッチを離しかけたらエンストした・・・
takeさんがめっちゃ心配そうな顔してた。
隣の後輩が
「大丈夫ですか?」
と心配そうに一言言った。
そんなことを思い出します。
まぁ、無事その日は帰ることができたんですよ。

で、今はレーシングパターンのマニュアルトランスミッションを
積むE30M3を手足のように(とはいきませんが)楽しんで乗っています。

isは僕に車の、とりわけBMWの楽しさを教えてくれた車で、
BMWの提唱する

    駆け抜ける歓び

を存分に味あわせてくれた相棒でした。
今は、新しいオーナーに同じ歓びを
また与えてくれているんだろうと思います。

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