24 giugno, 2007

SPECTRUM

伝説の○○というものは世界数多ごさいますが、
最近、僕が思った伝説の○○について書きます。

キャンディーズのバックバンドや、音楽大学卒等が
集って結成されたバンド“SPECTRUM”です。

その活動期間は1979年から1981年のわずか2年間です。
しかし、その間に彼等が音楽界に残したものはとても
大きかったのです・・・ということを最近手に入れた
DVDを観て思ったんです。

そのステージは正に圧巻で、
トランペット(TP)2本にトロンボーン(TB)が1本、
更にギター、キーボード、ベース、ドラム、パーカッション
といった構成からなるのですが、
特にフロントのTPとTBの音圧がごつくて、とても硬質な音
に聴いているものは完全にK.O.されます。
音楽的にも高度なテクニックを要しますので、
ここのレベルは言うまでもなくハイレベル、
演出もコミカルなものあり、渋いものありで客を飽きさせません。
最近再結成した米米クラブやBIG HORNS BEEなどの
元祖的な存在なのでは?と観ていて思いました。

世の中には格好をつけていてカッコいいもの、
格好をつけていても「はぁ?」と首を傾げたくなるもの
ありますが、
彼等の作品のタイトルには
「おてもやん」や「TOMATO IPPATSU」(トマト一発?)
など不思議な曲があります。
しかし、その「おてもやん」や「TOMATO IPPATSU」
がめっちゃカッコいいんです。
TP兼ボーカルの新田一郎氏が
「お~て~もや~ん」
と歌っているその曲がカッコいいんです。
「おぉ、これが本物のカッコ良さやないか!」
と妙に感心してしまいました。
僕も、こんなカッコいい曲でドラムを叩きたいです。

因みに、彼等のステージ衣装は学芸会をちょっとだけ
質良くしたような感じのどこぞの海賊のような衣装で、
それだけでも1000万円かかっているとか・・・?

僕は、SPECTRUMの解散ライブのDVDをいきなり買って
観てしまったのですが、
なんとこのライブのオープニングでは
今をときめくスーパーバンド
のボーカルのK.K.氏がメンバー紹介をされているのです!

それだけでも、このバンドの格を思い知らされました。

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