10 novembre, 2006

靴も長い友達


ヤンコがかえってきました。

やん子という女性が僕の元に帰ってきたわけではありません。

YANKO(ヤンコ)という革靴がリペアが完了して、
所有者たる僕の手もとに返ってきたんです。

なんとも丁寧な仕事をされています。

僕はこの靴をチンクエクラシコさんで、
購入したんですが、
パチンコのビギナーズラックよろしく本当に
足に吸い付くような履き心地で形もカッコ良く、
この靴しかまともに履ける靴が無いとはいえ、
通勤でもプライベートでも履きまくっていました。
靴を長く履けば底が“ちびる”のは当たり前で、
この靴も例に漏れず、確実に磨り減っていたのです。
それをオーナー氏に指摘され、
リペアに出すことにしたのです。

オーナー氏に紹介されたのは。
この世界では誰もが認める第一人者
「ユニオンワークス」さん http://union.tvst.com/
です。
僕も雑誌などで頻繁に登場するこのお店は知っていましたが、
まさか僕がこんなに良い靴を買って、
ここにリペアでお世話になるとは
数年前には考えもしていませんでした。
このまま履き続けると、つま先が割れてきます。
早く修理して履きたいので急いで送りました。

早速お店から電話がかかってきて、処置の方法と金額
を確認し、作業にかかってもらいました。
・つま先の底革の張り直し
・磨き
をお願いしました。
これで、送料込みで4,500円程度でした。

1週間程度で送り返されてきまして上の写真です。
写真でご確認いただけるかは分かりませんが、
納得の仕上がりです。

良い靴は、靴に限らず良質なあらゆる物は、
ベースがしっかりしているので、
繰り返しの利用による消耗などであれば、
このように修理をすればいつまででも
使えるんですね。
この靴とは一生お付き合いしたいのですが、
こんなに心強い職人さんがいれば安心ですね。

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