17 aprile, 2008

人心把握

8回1アウトランナー2塁、ここで原監督は好投のグライシンガー
から抑えの切り札クルーンに交代です。

あぁ、ここにも巨人の不振があるんだろうなぁと、
素人ながらに思いました。

今日は雨で甲子園のゲームは中止なので、
ナゴヤドームの中日-巨人を見ていました。

山井、グライシンガーの両投手は好投で、
唯一山井の失投を逃さず仕留めた巨人高橋のソロホームラン
の一点のみの投手戦でした。

そこで、冒頭のシーンです。
中日の先頭バッターの荒木がヒットで出塁で続く井端が送りバント
で3番の李を迎えたところで原監督がピッチャー交代を指示しました。

解説の牛島氏もなんでここでピッチャーを替えるのか?
抑えのピッチャーを替えるなら回の頭がベストです。
しかも、巨人にはクルーンの前に豊田がいるのに、です。
これでは原監督が豊田を信頼していないと豊田と監督の間に溝が
生まれないか?
クルーンに替えるなら8回の頭から使うべきだった。
と話していました。

僕は一野球ファンの素人考えとしては、
グライシンガーは8回をなんとか抑えて、
9回の頭からクルーンに繋ぐという方針で、
あそこは原監督は我慢すべきだったのでは?と思いました。
そうすることによって移籍1年目のグライシンガーと
原監督との間に信頼関係がうまれたと思います。

勝っていながらランナーを残して交代を告げられたら、
普通は「俺、信頼されていない?」って思うんじゃないでしょうか?
もしかしたらグライシンガーはもう限界だったかもしれません。
しかし、こういうときの監督の不安感って選手に伝わるような気がします。

ベンチで原監督はとにかく落ち着きがないです。
今日も観ていても中日がヒットをうてば腰を上げて見て、
いつもどおり“涙目”で、ウロウロウロウロベンチの中を歩き回っていました。

いくら“お飾り”の監督とは言え、これじゃあチームの空気良くならんわ。
と妙に納得しました。
素人監督でも優勝できそうなくらいの面子を揃えて開幕からの成績がこれです。

いくらなんでもシーズン後半に向けて成績は上げていくと思います。
しかし、監督がこれでは日本一はなるほど無理なんだろうなぁと思いました。

原監督は今日一日でグライシンガーからの信頼と、
豊田からの信頼を失ったわけです。

この後クルーンは李、ウッズを三振に仕留めて、
9回も5,6,7番を三人でしめて完封リレーで巨人が勝利しました。

でも、やっぱり目先の一勝よりも内容だったと思います。

*あくまでも素人の戯言ですから、
 マジ突っ込みはご遠慮願います。

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