近い将来

先般、社会保障制度改革推進法案が衆院で可決されました。
野田はもうこれのことだけしか考えられないように財務省に調教されてしまっているわけですが、
野党時代にはこんなことを言っていました。

有名な動画なので、ご存知の方も多いと思いますが、
改めて観てください。

ご存知ない方も2分弱の動画です。
是非観てください。

これを観てもあの豚を支持するとかいう人は、
こういっちゃあ何なんですが、

そんなあなたは頭おかしいです。

で、仕事中などにこっそりと観ていただいている方、
下にテキストでアップしてます。
観てください。

＊＊＊


マニフェスト、イギリスで始まりました。
ルールがあるんです。
書いてあることは命懸けで実行する。
書いてないことはやらないんです。
それがルールです。

書いてないことを平気でやる。
これっておかしいと思いませんか。
書いてあったことは四年間何にもやらないで、
書いてないことは平気でやる。
それはマニフェストを語る資格がないというふうに、
是非みなさん思っていただきたいと思います。


その一丁目一番地、税金の無駄遣いは許さないということです。
天下りを許さない、渡りは許さない。
それを、徹底していきたいと思います。

消費税1％分は、2兆5千億円です。
12兆6千億円ということは、消費税5％ということです。
消費税５％分のみなさんの税金に、天下り法人がぶら下がってる。
シロアリがたかってるんです。
それなのに、シロアリ退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか？
消費税の税収が20兆円になるなら、またシロアリがたかるかもしれません。

鳩山さんが4年間消費税を引き上げないといったのはそこがあるんです。
シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。
そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。
徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。
それが民主党の考え方です。

＊＊＊

どうです？

で、今般衆院を通した消費税増税が民主党のマニフェストにあるかどうか、
なんですが、

首相「将来世代につけ回しできず」　一体改革法案 特別委で可決へ

日経新聞web版からですが、

消費増税については「党内では唐突感のある話ではないのだが、
2009年マニフェスト（政権公約）に書いていなかった。
09年に書いていなかったことをやろうとしたのだから、
そこはおわびしなくてはならない」と改めて陳謝した。


謝ったらなにしてもええんかい、と。
鳩山由紀夫の１５，０００，０００円の子ども手当ても、故人献金も、
「ごめんね。」でええんかい。
河本準一も謝って、ナマポ返還するからそれでちゃらや、でええんかい。


こんな世の中でいいですか？


この豚の言い訳も、非常に潔くない、
立ちんぼの演説では消費税は無駄を無くしてからでなければおかしいと言いながら、
議員数の削減も公務員給与も何もせずに消費税だけ増税して、


それで、突っ込まれたら「（民主）党内では唐突な話ではない」と、
やろうと思っていたんですよと、防御壁をつくりやがって、
そんなこと全然言うてないやないか！


マニフェストに書いてなかったんやろが、命懸けでやるんやろが！
ぜんぜんやろうとしてないやないか！
守れてないやろが、その命どないかせいや！


で、国民の皆様に重要なお知らせなんですが、
この法案で、２０１４年の時の政権が消費税上げようと判断すれば、
簡単に上げられることになっているんですが、
これだけじゃあないんですよ。


＊＊＊


昨年１１月３０日に復興財源法が可決されています。
この法律は東日本大震災の復興のための２５年間の臨時増税法案なんです。


２０１３年１月から所得税額の２．１％上乗せを２５年間続けて７．５兆円を捻出する他に、
２０１４年６月から１０年間にわたる住民税の年１千円上乗せで０．６兆円、
来年４月から予定していた法人減税を３年間凍結して２．４兆円を調達する。


というわけで、
消費税が増税されれば、我々は二重の増税を課されるわけです。


５００万円の一般家庭では、消費税増税で約７万円の追加負担です。
で、
復興財源法で、通常の所得税に約１万３千円の追加負担です。


＊＊＊


税収を上げるためには負担者たる国民、企業の収入を上げることが必須です。
ですから、いわゆる上げ潮派といわれる人たちは景気浮揚優先させろと言います。
その反対の増税派は税収を上げるために税率を上げる、とりわけ消費税を上げるのが
一番だと言います。
彼らがなぜ消費税にこだわるかといえば、消費税は平成元年４月に施行されて以来、
常に安定した財源となっているからです。
景気に左右されることなく、常に一定の税収を確保できているからです。


しかし、世界の歴史を振り返れば、税率を上げて即税収アップした国なんてありません。
当然です。国民が支出を控えるからです。


来年には復興増税、２０１４年から消費税（参院でも可決されれば）と二重で税負担が
多くなるわけですが、
これで景気は一層冷え込む恐れがあります。


僕個人で言えば、今のところ仕事は忙しく、引き合いもいただいています。
そして、周りでも元気な法人さんも多く、傷は少ないかもしれません。
しかし、そんな我々の収入の源になっているのは、他でもない日本国民です。
全体の景気が落ち込めば、一人勝ちとはいかないでしょう。
とにかく自分のやることをやって、
可能な限り気持ち良く支出して、景気浮揚に貢献したいと思います。
そうして、いつかみんなで
「儲かってしゃあないわ～！！あ～いそがし、いそがし！」
と言いあえる日がくるよう僕は頑張ります。


そして、
その時には、民主党など、消えて無くなってくれていれば最高です。
「あぁ、そういえばそんな奴等もおったなぁ～。」
と。