10 novembre, 2007

支店・・・もとい、視点

最寄のバス停と三宮はJR三ノ宮駅南を結ぶ高速バスがあります。
名谷ICから高速道路を使って運賃400円で三宮まで30分で
行けるので大変重宝しており大人気です。

阪神高速神戸線名谷-京橋間は僕が良く使う路線で、
これまた三宮まで30分(空いていればそれ以下)で到着します。

僕の車はこちらをご覧の方であればご存知のBMW E30M3です。
で、高速バスは観光バスなどでおなじみのあの形です。

昨日金曜日、風邪気味で若干疲れていたので普段であれば、
JRとバスで帰るところをその高速バスで帰ることにしました。

いつもなら雑誌などを広げてウチまでずっと読んでいるのですが、
その日は最後まで読んでしまって、途中からずっと窓の外を
眺めていました。

見慣れない景色だなぁと思って興味深く観ていました。
自分が生まれ育った神戸で良く知っている場所・場所なのですが・・・

なぜだか気づくのにそんなに時間はかかりませんでした。
それらの見慣れない景色は、
今まで観ることのできなかった角度からの景色だったのです。

その高速バスは2~3年前頃に運行が始まった路線で、
バスが高速道路に乗ると目線が高くなり高速道路の防音壁越しに
神戸の街が眺められるのです。

普段は乗用車目線ですからそんなの無理ですからね。

普段気にせずに本を読んでいた僕は、
この日楽しく神戸を観ていました。

普段何気なく接している風景も角度を変えて観ると新たな発見がある。

これは、あらゆる事にも通じるものですよね。
仕事、友人関係、趣味、恋人同士の関係においても当てはまるのでは?

ルーティーンワークでおざなりになりがちな仕事も、
十数年来の腐れ縁と本人等が称する関係も、
倦怠期を向かえマンネリ化してしまった恋人との関係も、
本人達の努力と機転ひとつで新鮮なものに変わるかもしれません。

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