21 ottobre, 2007

むしろ悲しくもある

ある番組で旧帝国陸軍の特別攻撃隊を取り上げていた。
どうせ・・・とは思いつつも最後まで観ました。
予想通り“戦争はいけない、旧日本軍は悪かった。”
といった論調で進み、そのまま終わった。
きちんと補足説明をしないから、

さも、旧帝国陸軍が仕掛けた戦争、
日本の将校は特別攻撃隊の兵士に
「国の為に死んで来い!最後の一機は俺が行く。」
と言いながら戦後自決もせずに95歳まで生き延びた。

といった敢えて言うなら誤った認識を視聴者に印象付ける。

いちいち、こんな出来の悪い“公共放送”の説明を
たかだか一国民である僕が自前のブログでしなければならない
のは甚だ“けったくそ悪い”のですが・・・。

当時の敵国であったアメリカ合衆国のマッカーサー元帥は、
極東軍事裁判が終わって1年半後の1950年10月、
ウェーク島で、トルーマン大統領に、

「東京裁判は誤りだった」

と言い、1951年(昭和26)5月3日、
アメリカ合衆国上院議会・軍事外交合同委員会の聴聞会において、
聖書に誓い、日本は自衛のための戦争をしたと証言した。

実際に戦争を戦った相手方の人間がそういっているのだから、
日本はやむを得ずに戦争に巻き込まれたのであり、
戦わなければ日本は侵略され、今の日本など絶対に無かったのです。
まして、帝国主義が跋扈する当時、侵略の明確な定義も無かった
時代のことですから、日本が侵略戦争をしたなどという認識は、
勘違いも甚だしいと言わざるを得ません。

戦争はしなければ良いのは当たり前ですが、
座して死を待つなど到底出来ません。

卑怯な指揮官についても、
確かにそういった指揮官がいたのも確かだろうが、
最後に自身も特攻した指揮官がそれ以上に大勢いたことも事実である。

しかし、僕は「最後には俺も行く。」と言っていながら、
特攻しなかったとしてこの番組で“やり玉”にあげられた
菅原道大中将を責めることはできない。
当時を必死に生きた先人達がいたから今我々が平和に暮らせている
と思うから。

***

戦後、こうした“戦争はいけない・旧日本軍は悪かった”といった
主義主張を一貫して取ってきた左翼連中が主導した学校教育を受け
育った連中が今社会で中心となっており、その子供たちも育っている
わけです。
その左翼教育の実態が今の日本の姿だとすると、
彼等の教育の成果はなんだったんだろうと首を傾げざるを得ない
今の日本の現状です。
命は地球より重いと彼等が教えた結果が親の子殺し、子の親殺し、
更には誰だか分からない他人を理由も無く殺してしまう輩が跋扈する
世の中です。

日教組の連中にこの落とし前どうしてくれるんやと問いたい。
その日教組が組織を挙げて先の参議院選挙で応援した民主党にも
問いたい。

この様なトチ狂った番組をゴールデンタイムに放送する
公共放送が未だに存在するようでは、
日本が“戦前の様な”真っ当な国家に戻るのには、
まだまだ時間がかかりそうです。

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