23 luglio, 2012

悪い大人になるな

昨日、地元の中華料理屋で昼ごはんを食べていました。
13時をまわって、お昼のお客のピークも過ぎ、店内には
僕たちともう一組のお客さん。
そのもう一組のお客さんと入れ替わりに、
中年のご婦人ふたりとそのお連れの中年男性ひとりの計三名の
お客が入ってこられました。
それぞれ、注文を頼み、男性はビールも注文されていました。
漏れ聞こえてくる話の内容から、地元の方々ではなく、
観光かなんぞあって来られたような感じでした。

で、僕たちは食事を進めていたのですが、
突然、ガチャン!と食器の割れる音がしました、
先ほど入ってきた3名のお客の方からでした。
男性が何かの拍子にグラスと皿?を落としてしまったようです。

ふたりのご婦人も慌てて、おろおろといった感じです。

でも、さすがに50歳半ばとおぼしき中年男性は、
落ち着いた様子で、店員を呼び、割れた食器を拾おうとしていました。

そこは、店員が危ないので、拾いますと男性を制して片付けていました。

その様子は、さして珍しくなく、僕たちは気にせず食事を続けていたのですが、

男性「食器が割れてしもうた。」
店員「すみません、お怪我はございませんか?」

というふたりのこの遣り取りにエライ違和感をおぼえてしまいました。

店員と男性の遣り取りはこれだけで、店員が食事を片付けて、
代わりの食器を出して、それ以降この客と店員の間では、
何の言葉も交わされませんでした。

おかしくないですか?

「食器が割れてしもうた。」

いやいや、食器が勝手に割れるわけないやん、あんたが落としたんやろ。

そんで、どんな理由があるか知りませんけど、
とりあえず、
「割って、ごめんな。食器弁償させてもらうわ。」
いうて、ひと言謝ったらどないやねん。

そこまで言うたら店も、
「ほな、グラス3,000円と・・・。」
とまでは言わんやろ。

食器を割った客が謝らずに、店員が謝ってどないすんねん。

逆やんか。

で、ボクはなんともいえない気持ちで食事を終わらせたのでした。


そして、
「あァ、こういうダメな大人にはなってはいけない。
子供達には正しいことを教えなければいけない。
悪いものは悪い、
謝ることのできる人間になるように教育しなければいけない。
そして、自分も悪いと感じたら素直に謝れる“エエ大人”にならなければいけない。
と日曜日の昼間っから強烈に思わされたできごとでした。」

こういうのを、反面教師というんですね。

皆さんも、どうか、このようなできそこないの大人にならない様、
心して日々過ごしましょう。

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