04 agosto, 2008

執着するには訳がある

僕が所属する母校OB会の吹奏楽団が動き出しました。
ここ半年のすったもんだの末にほとんど無理から推し進められた
設立でしたが、何とか多くのOBと協力して継続していけそうです。
ただし、課題は多いです。
システムの問題であれば何も心配ないのですが、
人の心が関係する問題はやっかいです。

あの人がいるから私は不参加です。
とか
自分の思い通りに行かないから不参加です。
とか

エエ大人が何を言うとるんや。
と憤慨するわけです。
↑のようなことを言うヤツがこのブログをみていたりします。

*お互い大人になりましょうね

ただ、その一方で二十数年程度の歴史ではあるものの400人からの
OBの中から僕(一応OB会会長です)の知らない、
これまでOB会で関わりを持つ事が無かったOBが、
参加してくれたり全OBに吹奏楽団への参加を呼びかけて良かったと
思えることもありました。

兵庫県、とりわけ神戸市は全国でも屈指の吹奏楽都市です。
コンクールでもハイレベルな演奏を多く聴けるエリアです。
ただ、そんな地域の高校のOB吹奏楽団であっても、
一握りの歴史ある高校を除いては、
あまり上手に運営できていないのが現状です。
高校も卒業し、それぞれの進路で新たな出会いが当然あるんですね。
3年間全力を注いだ部活動で、卒業後も気になる存在ではあるのですが、
急に開けた目前の新しい経験に夢中になると、霞んでしまうんでしょうね。
ですから、各OB吹奏楽団はその運営に窮するわけですね。
OB吹奏楽団で演奏するぞ!と旗を揚げても、
メンバーが揃わなければそれもままなりません。
そうこうする内にメンバー内でもそれぞれモチベーションを維持できなくて、
自然に消えてなくなるというのがパターンです。

僕はそうならないように色々手を打ちました。
ざっと周辺地域で機能できているなと思われる団体は2つです。
ウチは創部二十数年でそこに肩を並べたいと思います。

吹奏楽団では僕が先頭に何かをするわけではありません。
長く継続できる団体を目指したいので、
現団長氏にリーダーシップを発揮してもらうため、
あれこれ口出しするのを止めることにしました。
これで尻すぼみみたいなことになるのであれば、
ウチの吹奏楽団はそんな運命だったんだと諦めるしかありません。
そうならないよう、団長はじめ役員諸氏には頑張ってもらいたいです。
もちろん僕も出来ることは何でもするんです。
いや、もうしているんですね。

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