12 agosto, 2008

普通の考え方だと思います

僕の場合は、まず出発点として祖父母の世代の方々だって、
僕と同じ日本人だろうというところから始めます。

祖父達は戦争がしたくて人を殺したくて体が疼いて仕方のない人だったのか、
祖母達も、そんな祖父が好きで一緒になったのか、
同世代の方々もそのような方ばかりだったのか、
政権の中枢にいた方は祖父母達とは全く異質の方々だったのか?

僕と同じ日本人だと考えると上記はおかしいよなとなります。

そこをスタートに第1次からの資料検討となるんだろうと思います。

そうして資料検討をすると、本を読むと、原典をあたった新聞記事を読むと
分かる事もあれば、分からないこともある。
後から色んな当時の資料が出てくるので、
なかなか結論付けられないとなると思います。

ですので、数ある資料の大半を検証することができない我々一般人が、
端から戦前の旧日本軍や時の政府は悪であったと決めつけて
口を極めて罵る連中の気が知れないということです。

朝鮮を併合し、支那大陸へ進出したのは何故なのか?
深く考えもせず、現代の常識だけを基準にやれ侵略だ植民地にした
と悪し様に言うのはどうなんだろうと思います。

当時の世界情勢はどうだったんでしょう?
日本はそこまで覇権主義だったんでしょうか?

僕は、今平和な現代で好きなことをして生活させてもらっている身で、
祖父母の世代の全ての方々を批判するなんてできません。
それはいわゆるA級戦犯とされた方々に対してもです。
きっと、その時々で重大な決断を迫られたり、
已むに已まれずそうせざるを得なかったんだろうと思います。
結果だけを見てあいつがどうだとか、東條は鬼だとか言うことは
簡単ですが、それは相当の自信と覚悟がなければ絶対に言えないですよ。
同じ時代を生きた人達にはそれぞれの立場で当時の政府や軍に
文句のひとつでも言いたい、或いはあいつホンマに殴ってやりたい
と思ったかもしれません。
一部の政治家が賄賂で赤紙を逃れたとか特需でぼろ儲けしたとか、
個々別々のケースで僕も「なんだよこいつ!」と思う人がいたかもしれません
が一々小さな問題で昔の日本は悪というのもナンセンスですし、
それと日本が大東亜戦争を戦わざるを得なかったこととは
直接関係はないんだろうと思います。

なんと言いますか、分からない癖に他人をボロクソに言うヤツを、
僕は軽蔑します。

「お前は一体何様のつもりじゃ!」

ということですね。

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