11 agosto, 2007

暑い夏

最後の便り
海軍中尉 小川 清

 父母上様
 お父さんお母さん。清も立派な特別攻撃隊員として出撃
する事になりました。思えば二十有余年の間、父母のお手
の中に育った事を考えると、感激の念で一杯です。全く自
分程幸福な生活をすごした者は他に無いと信じ、この御恩
を君と父に返す覚悟です。
 あの悠々たる白雲の間を越えて、坦々たる気持で私は出
撃して征きます。生と死と何れの考えも浮びません。人は
一度は死するもの、悠久の大義に生きる光栄の日は今を残
してありません。
 父母上様もこの私の為に喜んでください。
 殊に母上様には御健康に注意なされお暮し下さる様、な
お又、皆々様の御繁栄を祈ります。清は靖国神社に居ると
共に、何時も何時も父母上様の周囲で幸福を祈りつつ暮し
ております。
清は微笑んで征きます。出撃の日も、そして永遠に。

神風特別攻撃隊第七昭和隊
昭和20年5月11日南西諸島方面にて特攻戦死

「英霊の言乃葉」より引用

上記は、24歳の若さで特攻死した小川中尉の遺書です。
この他にも大勢の若者が当時こうして遺書を残して
散っていきました。
戦局が悪化する中、已むに已まれずに特攻という選択を
選ばざるを得ない状況にまで国を追い込んだ政府・大本営
に対して彼等も文句のひとつでも言いたかったかもしれません。
しかし、家族や恋人たちの暮す日本を守る為に、泣き言も言わず
彼等は戦ったのです。

そんな特攻隊員を無駄死にとか無理矢理特攻に行かされたとか
いう連中に対しては、何というか本当に怒りがわいてきます。
彼等の遺書にしても戦意高揚の為に無理矢理書かされたとか
言うのです。
無理矢理書かされてこんなに愛情のこもった文章を
書けますでしょうか?
彼等は日本の未来の為に命を賭けて戦ったのです。

安倍内閣は8月15日の敗戦記念日に
16閣僚全員が靖国神社に参拝しないことを表明しました。
もともと安倍首相は例大祭に参拝するのが本来として、
8月15日の参拝はないだろうと思っていましたが、
何に遠慮をしているのか、他の閣僚まで行かないっていうのは
なんなの?と思う。
国民に配慮をしているのか、特亜三国に配慮しているのか?

安倍内閣、いつまでたっても“空気”の読めない
仲良しクラブです。
英霊達はこんなやつらには来てもらわんでええわと
思っているかもしれません。

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