13 febbraio, 2009

ある日の妄想

先日、某役所へ仕事で行きました。
時間の都合上、12時過ぎに到着。
昼時とあってまわりに駐車車両は少なく、
僕は建物内に入ろうと車内で準備していますと、
黒塗りのレクサスの一番高いヤツが入ってきました。
そして、何の躊躇も無くいわゆる“893停め”を
して、館内へ入っていきました。
舎弟らしき人物とアニキらしい人物二人でした。
当然僕は目を合わせたらアカンと思い、
なんやかんややっている振りをしてやり過ごしました。

なんというか、ちょっと思ったんですけど、
そのスジの方も色々やりにくくなっているんでしょうか?

わざわざ昼飯時の空いている時間に来たんでしょうかね?
この役所へ行かなければならないというそのスジの方に
とっては微妙な用事を完遂しなければなりません。
“893停め”しなければならないそのスジの方のプライド
と我々庶民に迷惑をかけてはいけないという多少の公共心で、
いつもは入庫するのに順番待ちをしなければいけないここの
役所へ来るのに一番車の出入りが少ない時間帯を選んでやってきて
なおかつそのスジの方のプライドも満たす“893停め”も
他の車が少ないからどうどうとできるという選択肢を選んだんかなぁ
と思いました。
そのスジの方なんてそうそうお目にかかることなどありませんが、
公共の駐車場でそのスジの方がきちんと後ろ向きに駐車しているところ
なんて、そういえば見たことないなと。

そのお二人はさっさとお昼休み中に出て行かれました。
“893停め”されていたので、
後ろ向きに出しにくそうに出庫されていました。
駐車→出庫の一連の動作全部を合理的に行うとなると、
どう考えても普通に駐車した方がスムーズにこなせると思うんですけどね。

そう思うと日本のそのスジの方も可愛いなぁと思いました。
あまりしょっちゅう関わるのはしんどいですけどね。

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