15 novembre, 2012

衆議院解散の報に触れて

今朝は、野田の解散名言を受けて、久しぶりにブログを更新しようと思います。

思えば、衆議院の自民党大惨敗を受けて、三年余り。

鳩山、菅、野田の稚拙極まる政権運営のお陰で、

日本経済は、過去に無い落ち込みを経験し、

外交は、支那・朝鮮・ロシアにいい様にもてあそばれ、

それでもそれを恥じる様子もなく、この3人は、

へいこらとこれら言わば日本の敵国に頭を下げ、

隷従してきました。

更に怒りが増すのは、そんな惨状をマスコミが一切取り上げないこと。

さすがにことここに至っては、解散を無視することも出来ずに、

報道せざるを得ないのでしょう、テレビを見れば解散の報道一色ですが、

何かおかしい・・・

今までの稚拙な政権運営が招いた、追い込まれ解散なのに、

昨日の党首討論は野田が7対3の割合で優勢だった。

とか、

安倍総裁は野田が解散を名言した瞬間、焦っていた。
この真意や如何に?

など、なんとかして民主党の「負け幅」を減らそうとマスコミがやっきになっている。

しかも、取り上げる時間の短いこと。

あまり長くやれば、民主党に悪いことしか報道できないから、

短くせざるを得ないのだろう。

昨日の報道ステーション、まぁあいつ等の顔など見たくも無いのだが、
あいつ等の偏向報道ぶりを確認するために、観ざるを得ない。

すると、(出来る限り)ノーカットで党首討論を放送します。

と言っていたが、なんとか野田が良く見えるような編集の仕方で、

こちとらこの党首討論は2回見たから、その偏向ぶりが気になって仕方ない。

明言するが、この党首討論は・・・というか、政権交代以降、

民主党が自民党に勝っていたところなどひとつも無かったのだ。

勝っていたと見える人は、完全にマスコミに騙されていたと思っていただいて結構。

更に今後、あまりテレビのニュースや新聞を読まないようにすることをオススメする。

もし、メディアリテラシーがある程度身についてきたのならば、読むようにされると良いでしょう。

そもそも、今回の解散は遅れに遅れているということを我々は改めて
確認しなければなりません。

今年の8月8日に自民・公明・民主の三党党首が

社会保障と税の一体改革について合意をし、

民主党がマニフェストで「議論すらやらない」とした消費税増税について、

野田政権で法案を提出するということで、

「近いうちに国民に信を問う(衆議院を解散する)」

と約束したのです。

この法案は8月10日に参議院で可決され成立しています。

ですから、マニフェストに書いていないどころか完全否定した政策について、
法案を成立させた野田内閣は、その場で解散をしなければならなかったのです。

ところが、解散する気配も無く、ずるずると秋になり、臨時国会も中々開かずに、

ここに来て「環境整備」と称して、

赤字国債法案可決
社会保障国民会議設置
1票の格差の是正

の3つを新たな解散の条件にしたのです。

完全なヤクザの手法でしょ、これ。

消費税増税法案が可決したら「近いうちに解散する」

三党合意がそもそも解散の条件だったんですよ。

ところが、ここにきて新たな条件を提示する。

こんなことを自民党政権がやったら、マスコミは

朝から晩まで自民党を叩き続けますよ。

テレビというテレビ、新聞という新聞、三流週刊誌でも自民党は目の敵にされます。

だって、思い出してください。

安倍さんは潰瘍性大腸炎という厚労省が特定疾患(難病)指定した病気だったのに、
「お腹が痛いから辞職」
と揶揄され、
麻生さんは

・高級バー通い。
・カップラーメンの値段が分からない。
・漢字の読み間違い

など、本来の政治手腕とは全く関係ないところで批判され、
民主党の卑怯な手法で解散に追い込まれました。

ところが民主党政権でこんなことありましたか?

安住なんか財務大臣の時に
政界の舞台でカメラに向かってアホ面さらしピースなんかしてやがるんですよ。
これこそ報道しろよ。

といったような民主党のアホ丸出しな姿を報道することなく、
かっこ悪いものでもなんとかかっこ良くとマスコミも頑張ってきましたが、
ついに、解散圧力に抗しきれずに、

この度、晴れて解散を迎えるということになったわけです。

前回民主党に投票された方も、
自民党に投票された方も、
その他、私があまり知らない政党に投票された方も、

今回こそとは言いません、今回も候補者、政党を良く調べて
雨が降ろうが、槍が降ろうが投票には必ず行きましょう。

あなたの一票も、私の一票も政治を変えられます。

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