13 aprile, 2011

私は自民党支持者ではありません

3月11日の時点で「とにかく西へ100km逃げろ。」と言っていた方の
言葉を今さらながらありがたく感じています。
原発のニュースは、なんだか食傷気味です。
食傷といってもどうでもよくなったわけではありません。
理解しようにも専門的過ぎて一向に分からないのです。
シーペルトってなんですか?
ベクレルってなんですか?

シーベルトは生体被曝量の単位
ベクレルは放射能の量をあらわす単位

では、放射能って何?

放射線を出す力(能力)だそうです。

放射線って?

・・・恐いもんなんでしょう。

ということですわね。

ニュースを見ていても分からない、ネットで検索しても分からない。
良く分かることといえば、核・放射能・放射線・放射性物質が僕にとって
得体の知れないものだということです。
だから恐い、恐いから逃げる、恐いから避ける。
2次被害や3次被害などあってはならないが、得体の知れないものが
混ざっているかもしれないものを“信頼できない奴から”「大丈夫です。」と言われて
「あぁ、そうですか。」など言えるものかと思います。


我々日本人の核の原体験は誰が何と言おうが

昭和45年8月6日のアメリカによる広島への原子力爆弾の投下
昭和45年8月9日のアメリカによる長崎への原子力爆弾の投下

このふたつなんですよ。

やれスリーマイル原発がどうだ、チェルノブイリがどうだと言っても、
どれだけ知ってます?
説明できる一般人なんかおらんでしょ。
チェルノブイリで被曝した作業員が21万人以上だって言われても、
そんなもん僕なんか昨日知りましたわ。

けどね、広島と長崎への原爆投下の事実やその被害は、今に至るまで小学校では
映画を見て、中学、高校の修学旅行では広島県、長崎県へ行き、原爆資料館へ行き、
毎年夏になれば慰霊祭が行われ、総理大臣が参列する。
昨年はアメリカ大使が参列したことで大きな話題になった。
我々日本人は思春期に至る過程においてその恐ろしさを教えられ、
成人しても毎年原子力爆弾の悲劇を思い出している。
核においては、その恐ろしさを世界中のどの国民よりも知っている国民なんですよ。
核爆弾でケロイド火傷を負った人の写真や、皮膚が垂れ下がり彷徨う人々の絵を
世界中で一番見てきた国民なんですよ。

だからと言ってこのことを持ち出して殊更大げさに恐怖を煽れと言っているわけではありません。
事故と爆弾ですから性質が違うとも言えるでしょう。
しかし、日本人はその恐ろしさを良く知っているという点が政府にも東電にも
更に言えばこの両者を追及しなければならないマスコミにも完全に抜け落ちています。

我々は恐さは十分に知っている。
だけれども刷り込まれている原爆の被害と今回の原発事故が本質的(核による被害を被ること)には同じだけれども、その性質(事故と戦争)が違うことくらいは分かっている。
だから、信頼できる筋からの正確な情報をマスコミが得て、それを元にどう正しい行動を取れば良い
かを導き出せれば更なる被害は防げたと思う。

しかし、まぁこの通りですので残念ですがまずはあのバカどもがさっさとトップから退くまでは
どうにもならんでしょうな。

今、政府内に今回の東日本大震災関連の会議が19乃至20個もあるそうです。
上手いこと昨日していますかね?
「会議は踊る、されど進まず」なるほど言い得て妙です。

政治が一流ならばその国の国民も一流
政治が三流ならばその国の国民も三流

である。
我々日本人は社会的に一流の国民であることはこれまでに様々なシーンにおいて
証明されていると思います。
ただ、政治的には?と言われるとこれまでの戦後の自民党政権時代も含めて、
三流と言わざるを得ないでしょう。

政治的に三流の国民が、その政府に一流の政治を求めることは、これはわがまま以外の
何物でもないでしょう。


我々は政治的にも一流の国民にならなければなりません。
でなければこのような結果になるんですよ。
良くお分かりですか?

阪神淡路大震災の時、売国奴日本社会党村山富市が総理大臣だったのですが、
奴は自分が無能であることくらいは分かっていたので、直ぐに自民党に投げたそうです。
それで、自民党が震災関連法案をいくつも通し、復興につなげたそうです。
民主党に政権が代われば日本は変わると思って民主党に投票した皆さん、
確かに変わりましたよね。
国民がして欲しいことを何もしない政権ができあがりました。
個人的には、本当に今の今、当時民主党に投票したバカな奴等を殴り殺してやりたい気持ちで
いっぱいですが、これは仕方が無い、(僕は断固違うが)我々が選んだ代表なんだから、
政府のバカどもの下手なダンスを観戦するしかないのである。



先日の統一地方選挙の結果を見て民主党に投票しているバカな連中がまだこんなにいるのか

お前等どんだけMやねん!?

と嘆かざるを得ない状況をみて、上記のような心境に至った次第。

誠に残念ではあるが、今さらよその国で永住するという選択肢もないので、
このバカな連中と心中することになるのです。

しかし、できることはやってやるとだけは心に誓っておるのです。

2 commenti:

だい ha detto...

今回の対応をみていると、こういうときは自民党の方がマシだったかもしれないとチト思いましたが、谷垣では結果は同じ。
自民にもヘタレはぎょうさんいますが、現内閣(民主)にはヘタレばっかりでした…

自民、民主などの保守派の方々で新保守政党って無理なんですかね?

ひであき ha detto...

>だいさん、まいどです

僕も谷垣は無いですわ。菅とか民主党よりは多少マシくらいにしか思ってません。
でも、谷垣は菅よりは引きどころの見極めはできると思います。
菅ほど権力にしがみつこうとするバカは他には知りませんわ。
ただいま政治に絶望中です。
新党ですよね、死ぬまでに見たいですわ。