22 dicembre, 2008

なるほどなはなし

国道2号線、加古川あたりを僕は西へ走っています。
この辺りは2車線対向でお互いに右折車が非常に多いエリアです。
ここで、なるほどと思わされる場面に遭遇しました。

対向車が右折しようと停車しています。
こちらの車線は渋滞していてのろのろ運転です。
僕は、車を停めてこの右折車をやり過ごしました。
この右折車は手を挙げて僕に挨拶して右折していきました。
ここで、この右折車両の後の大型トラックが僕に手を挙げて
挨拶したのです。

その瞬間は意味が分かりませんでしたが、
すぐにそれが
「自分の車の走行をアシストしてくれてありがとう。」
という意味のものであることに気付くのに時間はかかりませんでした。

この右折車両を対向車線の車がいつまでも右折させないと、
この右折車両はいつまで経っても目的地に辿り着かないわけですが、
同時に1車線であるが故に後続車も
その右折車両に道を塞がれて進めないのです。
そこで右折車両に道を譲ることによって、
その右折車両はもちろんのことその後続車両も
発進することができるわけですね。
だから「ありがとう。」というわけです。

言われてみればなるほどです。
自分がこの右折車両の後続車両で前車の右折を譲った車両に
手を挙げて挨拶することなど考えもしませんでした。

年の瀬を迎え街中を走る車両は多くなっています。
日ごろ運転しない人もハンドルを握っているかもしれません。
先を急ぐあまりイライラ運転になりがちです。
こんな時でもこれくらいの余裕を持っていられれば、
安全にかっこ良くスマートに車を運転できますね。

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