平成23年度予算の参議院での審議が始まります。
衆議院で可決されましたが、野党は反対しています。
これが何を意味するかというと、衆議院では自公で3分の2以上を
持っているのですが、参議院では、自公で過半数に達していません。
野党の協力が無ければ補正予算を通すことができないのです。
予算の議決は、衆議院の優越が憲法第60条で認められているので、
参院で反対されても衆院で再可決すれば良いのですが、
「政権発足後に、いきなりの強行採決だ!」
と批判を呼ぶことは間違いないので、
政権側としても、自公プラス野党のどこかに協力してもらって、
衆参両院で可決をした上で、予算執行したいのが本音でしょう。
票数を数えると、なんと過半数に「1」足りないそうです。
野党のどこかの誰かが賛成すれば補正予算案は可決されるそうです。
民主党は賛成しないでしょう。
みんなの党は修正案を既に提出しているとのことです。
与党としてはみんなの党と協議の上、可決を目指すしかないと思います。
安倍政権の今後の政権運営にも影響を及ぼしかねない、
大事な参院での審議となります。
注目ですね。
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