21 aprile, 2010

それでも我々は

日曜日の「たかじんのそこまで言って委員会」

月曜日の「ビートたけしのTVタックル」見ました。

“委員会”には森元首相がパネラーとして登場。

森元首相は小渕元首相の緊急入院を受け、
急きょ首相に就任した。
当時から世論調査の支持率は低く、
それを本人も良く知っていたようです。

それでも手前味噌と自嘲気味ながらも、
インドとの関係、アフリカとの関係など
後世の日本の為に手を尽くしたとのことです。

マスコミどもがバカやから、
森元首相に同行してアフリカなどに行っても、
失言を拾うことに必死になって、
森元首相が日本のために、
またはアフリカの為に何をしたのかなどには、
見向きもしなかったそうです。

確かに、当時僕はこのニュースをインターネットの
とある方のブログで知りましたが、
テレビでこのニュースを目にすることはありませんでした。
新聞はもうこの10年くらいはまともに読んだことが無いので、
知りません。
新聞には書いてあったかもしれませんね。

僕は当時、森首相の就任過程などが不透明だったと思っており、
余り森首相に良い印象を持っておりませんでしたが、
政治日程の空白を避けるためなどやむをえない事情があった
などの理由もあり(危機管理体制の構築は必要)、必然だった
と思うしかないだろうと今では思っています。

しかし、もっとスマートなやり方なかったんかなぁ、と思います。
アホでバカなマスコミを上手く使う方法な。

“タックル”には麻生前首相がゲストで登場。

仕事から帰ってきたらやってたんで途中からでしたが、
朝日のくせに概ね好意的に取り上げています。
ビートたけし氏が麻生氏を気に入っているんでしょうかね?

こちらでも麻生氏が国のために色々と尽力した話が尽きません。
解散の時期が遅れに遅れたのは、
やはりリーマンショック後の日本経済を立て直すためだったこと。
これにより、日本は世界のどの国よりも先に金融危機から脱出し、
その傷も他の国よりは浅かったそうな。

「国際メディア芸術総合センター」の話なんかも、
実現していたら面白かったやろうなぁとか思います。

麻生政権は1年足らずでした。
個人的には靖国神社に対する考え方について
例えばA級戦犯は分祀すれば良いなどは
完全な的外れな見解だと思います。
北方領土2等分案は完全反対です。
しかし実績は残しています。
定額給付金は即効性のある措置だったと思いますし、
消費活動にも影響を与えているようです。
細かな技術論では異論も多かったようですが、
当初の批判的な論調に反して、結果評価されているようです。

森・麻生両元首相はテレビや新聞だけでは分からない
多くの“種”を他にも撒いています。
失言、漢字の読み間違い、バー通いなどばかりに目が行く
バカどもには分からんでしょう。

大平正芳元首相は自身の
靖国神社参拝に関して野党から国会で質問されると
「大東亜戦争に関する審判は、歴史が下すであろうと考えています」
と答弁したそうです。

森元首相も自身の政治実績について、
「歴史が判断する。」
と述べられています。

当然現政権の実績についても、
歴史が判断することになりますが、
現時点でそれを期待するのは、
あまりにも酷な状況です。

Nessun commento: