09 novembre, 2011

いつも、ありがとう

もう、連日TPPです。
日本の人口はおよそ1億3千万人です。
僕のブログの日々の閲覧平均は約10名様程度です。
ですから、僕がここで豚を罵詈雑言罵ろうが
豚の政治判断がこれを理由に変わるはずも無いのですが、
自分のためのブログと謳っているとは言え、せっかく訪れてくださる
奇特な?約10名様のためにも、

訪れることによる利益

を受け取っていただきたいと、多少は思って書く、こともあります。

まぁ残念ながらその利益が銭金で無いことは先にお詫び申し上げるわけでうすけれども、
世の中万事公平ではありません。
それは残念なのではなく、当たり前なのです。
あるひとつの事象を自分の責任で決定するにしても、
それを判断するための材料を全て手にして決断できるわけではありません。
まぁ、あるだけのもので出来る限り吟味するわけですよ。

しかし、今の世の中、困るほどその材料を手に入れることができる
はずであるのにもかかわらず、それを手にできないことが多々生じています。
その大きな原因のひとつがテレビ・新聞を始めとする情報媒体、メディアなのです。

“新聞は社会の木鐸たれ”とは良く言われています。
ところが、TPPの何を利益と考えているのかが分かりませんが、
我田引水よろしく東京新聞を除く全紙がTPP賛成・推進で完全に一致しているのです。

申し訳程度にTPPのデメリットについて触れてはいますが、ISD条項、ラチェット規定について
触れているものは見たことがありませんし、テレビのニュース(TBS:ニュース23)に至っては、
TPP交渉に参加するかしないかについて世論調査をやってしまうなど、
TPP交渉に事実上参加できないことをすっぱ抜いた東京新聞の記事などまるで
完全スルーなボケた世論調査をやっているのです。

新聞もテレビも事実を伝えるものではない、
新聞を見ておけば大丈夫、
夜のテレビのニュースで十分だというわけではない。

という本当に大事なことを分かっていただければ幸いです。
上記TPPの真実で言うならば、
ここをご覧の約10名の方々に至っては、
TPPの要素については十分ご理解いただけていると思います。

昨晩もニュース番組でカメラが一般家庭にお邪魔して、
TPPと一般家庭生活云々についてやっていましたが、
夫は「良く分からない」
妻は「不安」
という、なんとも情けない状況で、こんな調子じゃあ、
さすがにあの豚は止められないんですよ。

平成の開国、自由貿易、経済連携

とか言われたら、
「あぁ、日本もせなあかんのんかいな~。」
ということになるじゃないですか。

いや、農作物は関税撤廃で一時的には安いモノを大量にアメリカから輸入できるけど、
これによって日本の農業が窮地に追いやられた時点で、アメリカはアメリカ内のカルテルで
農作物を高値維持で輸出して、結局日本の消費者は高い農作物を買わされる
かもしれない

今は、国民皆保険で3割負担で医療を受けられるけど、これがTPPで制度が日本基準ではなくなる
かもしれない

TPPは労働力の障壁も撤廃するということだから、関係国から安い労働者が流入してきて、
日本人の失業者が増える
かもしれない

病院に行ってもあなた医療費払えない人でしょ、診察できません。と門前払いされる
かもしれない

こんなこと、テレビや新聞を読んでも、まぁ書いてないですよ。
残念ながら、自分から情報を取りに行かないと知りえないことなんです。
それもこれも、まず第一に政府が完全に情報を隠したり、意図的に推進派に有利に出したり
していること。
次にこれらの主要メディアが政府の広報に成り下がり、食い込んだ、突っ込んだ質問をしない
政府が言うままで書いたり放送していること。


これらしか情報源の無い一般国民は、それならTPP別に構わないじゃないかとなります。

新聞のみならず、主要メディアは既に木鐸(警鐘を鳴らす人・集団)ではないわけです。
誠に残念ではありますけれども。

我々がブログでせっせと反対といったところで、直ぐに何かが変わるわけではありませんが、
このブログを書くことで皆さんを通じて日本を良くすることができればと思いますし、
読んでいただいている訳10名ほどの皆さんの知識の泉の一滴になっているものと信じています。

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