ブエルタ・ア・エスパーニャが21日の熱戦を終え、
マドリッドゴールへ着きました。と言うか、終わってました。
僕は、最後の数日のレースは帰郷の為観戦できずで、
携帯電話で結果のみチェックしていました。
今回は、前身のリバティ・セグロスのドーピング疑惑の煽りを受け
ツール・ド・フランスに出場できなかったアスタナチームの
ヴィノクロフが総合優勝しました。
ヴィノクロフは前に所属していた、Tモバイルというドイツのチームで、
チームリーダーとして、ツールを戦えなかった為、
(Tモバイルには、不動のエース ヤン・ウルリッヒがいる)
わざわざ、ツールにエースとして臨むことのできる
リバティ・セグロスへ移籍したのです。
ところが、そのリバティ・セグロスのマノロ・サイス監督が
チームのドーピングに深く関わっていたとのことで、
スポンサーが撤退、チームもバラバラになってしまったのです。
よってリバティー・セグロスはツール不出場、ヴィノクロフにとっては、
散々の結果となったわけです。
そこで、ヴィノクロフ自身はドーピングに関しては完全な白とのことで、
ヴィノクロフの母国カザフスタンが、メインスポンサーとなったんです。
国家がイチ自転車チームのメインスポンサーになったということです。
ナザルバーエフ大統領自身が自転車レースの、というかヴィノクロフの
大ファンでしっかりとチームのバックアップをすることになりました。
因みに、ここのチーム名の「アスタナ」とは、
カザフスタンの首都だそうです。
で、母国のバックアップを受けヴィノクロフは見事に総合優勝を
成し遂げました。
ツールに出られなかったうっ憤を見事に晴らしたわけですね。
かっこいいですね~
このカザフスタンはアジア地域に入るらしいです。
自転車の世界では、アジアと言えば日本の中野浩一くらいしか、
有名な人はいなかったのですが、ロードの世界では、ヴィノクロフが
アジアを代表してトップで走っていることになります。
なんとなくアジアというだけで、親近感が沸きますね。
カザフスタンという国は、全然馴染みがないのですが、
先月、小泉首相が外遊で訪問しているとのこともあり、
お気に入りのイヴァン・バッソは当分レースに出られない
ということもあり、このヴィノクロフには、改めて注目したいと思います。
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