12 settembre, 2006

食について

朝昼晩一日3食しっかり食べてます。
特に朝はしっかり食べないと仕事できないです。
外で仕事することが多くて、朝を抜くと、
それこそ仕事の手を抜くことになる・・・

僕だけじゃなくて、人間にとって食って大事ですよ。
今更、言うようですが・・・

その食ですが、平成17年度のカロリーベースでの
食料自給率が日本は概算で40%です。
先進国でも恐らく最低です。

念のため、食料自給率とは、読んで字の如く、
その国で自国民に必要な食料の内、どれだけを自国生産で、
賄っているかを表す数字のことです。
日本では、半分にも満たないんですね。

世界人口は増える一方で、食の確保は世界的に深刻な問題に
なることは、間違いありません。

日本では、自戒の念も感じつつ、若者の農業離れは深刻です。
農業の株式会社化なども取り入れ、この流れに歯止めをかけようと
しているようですが、根本的な解決には、まだ遠いようです。

母方の祖父母は米作農家をしていました。
現在は、80歳を超え引退しています。
後継ぎはいません。

僕は、今の仕事は楽しくて転職しようとは考えたこともありません。
ただ将来の食料不足は間違いなく訪れるもので、世界中で
食料確保の競争が起こった場合に、このままでは日本が
厳しい状況に追い込まれるのは間違いありません。

今から農業へ転職した方がいいかなぁとこれを書きながら思いました。

食は人間の根幹の問題です。
どれだけ工業技術が発達していても、IT技術が発達していても
その技術を操るのは人間であり、人間の動力の源は食料です。
日本人は、このことをあまりにも疎かにしすぎてきたのかもしれません。

日本は、現在既に食糧輸入国であり、世界各国からあらゆる食量を
取り入れています。
自給率をみれば、その量については、言わずもがなですが質についても
注意を払わなければなりません。

アメリカから再輸入が確定した牛肉、
中国から入ってくる毒菜(生産者がそう言っている)など
僕達の健康を脅かすことにも気を遣わなければならないのですが、
何よりも次代を担う下の世代に食についても大きな足枷を大人達が
嵌めることは避けたいです。
親であれば我が子が可愛いのは当たり前です。
(一部その思いを異にする方もありますが)
その可愛い我が子には安全で美味しい食べ物を食べさせたい
のであれば、僕達大人は最善の注意を払わなければなりません。

食料自給率をみれば量についても質についても、
日本の食糧事情がいかに深刻かが分かります。
質を確保するには、自国での生産量が大事です。
量があれば、輸出国の無理難題も跳ね返すことができる。
質より量・量より質・・・否、量も質も大事だと思います。
課題は多いです。

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