14 luglio, 2006

酒の効用

ちょっと前まで、芋焼酎ブームだったんですね。
今はどうなんでしょうか?もはや定番商品?
僕も、芋焼酎好きです。
母親の里が鹿児島県の超田舎でして、
祖父が晩飯には必ず芋の一升瓶を傍らに置いていたそうです。
子供の頃には祖父の芋焼酎のあの独特なにおいが嫌いだったんです。
酒の中でも、特徴のあるにおいでブームだなんだという前には、
地元以外ではそんなに流通してなかったんじゃないかな?
そんな芋焼酎なんですが、あっという間にどこのお店で
ご飯を食べても芋がメニューに並ぶようになりました。
鹿児島を愛するひとりとしては、嬉しいことです。

酒といえば、ウチの亡くなった親父です。
この男がメチャ酒にのまれる人でして、なのに毎日飲みたい人なんですね。
僕が、覚えているので一番あきれたのが、
親父が長田で飲んでいたらしく、夜ウチに電話がかかってきました。
母親が出ると須磨警察ですと言うじゃないですか、
親父が事故か事件にでも巻き込まれたのか心配するじゃないですか、
そしたら、受話器の向こうから
「保護してますので、来て下さい。」
とのことです。
で、僕が運転して母親と二人で、警察署に行ったら、
ウチの親父が長いすに座って警察官の方相手に楽しそうに喋ってる。
で、母親が
「ご迷惑をおかけしてすみません。」
と謝り、僕が 親父のベルトに手を引っ掛けて、
何といいますか、犯人を連行するようにウチの車に乗せて帰ったわけです。
僕も、酒の失敗はたくさんあるけれど、こんなんは無いで、さすがにな。
帰りに母親に、「こんなおっさんとは”はよ”別れーや。」と言ったことを
覚えてます。
ただ、今となっては良い思い出ですが・・・。

親父の酒は終始楽しい酒です。さっさと飲んでスグ寝ますが・・・
ウチの親父は誰とでも楽しく飲む人なので周りが和みます。

酒は百薬の長、酒は人間関係の潤滑油など色々言われますが、
楽しい時に酒を飲み、悲しい時に酒を飲み
酒は人生と共にあるってな感じです。
(それだけが理由ではないが)そう考えると
親父の人生は楽しいものだったと思う。
下戸の人って余計なお世話やけど、ホンマ可哀そうです。

私は機会があれば飲む。時には機会がなくても飲む。
(セルバンテス)

↑ググってみつけました。名言ですよね。思わず笑ってしまいました(笑

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