今日は極東国際軍事裁判について書きます。
これについては今日書くだけでは書ききれないので、
折に触れて登場するでしょう。
やっと日本にもまともに歴史に正対する空気が醸成されてきたと思いますが、
こんなことを言うヤツは右翼だという考えが未だ残っているのも事実、
友人を失うかもしれないというのを覚悟の上で書いてみます。
まず、A級戦犯についての認識について、
A級、B級、C級とあるわけですが、
これらは、犯した罪の重さを表しているわけではありません。
A級は平和に対する罪で主に国家指導者等に、
B級は通常の戦争犯罪で主に戦場の指揮官等に、
C級は人道に対する罪で主に兵隊等に、
要するに種別分けしているに過ぎないのです。
どうも、ごろがいいのかA級戦犯については
とんでもない極悪人の代名詞として誤用されているので
A級戦犯は超度級に極悪人というイメージが固定されているようです。
A級戦犯は何人いたか知っていますか?
東条英機元首相だけではないですよ。
被告として判決をうけた方は25名おります。(被告としては28人)
うち死刑となったのが7名
これくらいは、覚えておきましょう。
板垣征四郎(いたがきせいしろう)
土肥原賢二(どいはらけんじ)
木村兵太郎(きむらへいたろう)
武藤章(むとうあきら)
松井石根(まついいわね)
広田弘毅(ひろたこうき)
東条英機(とうじょうひでき)
中でも広田弘毅は軍人ではなく文人です。この人は死刑になることはおろか、
訴追されることすら疑問だとされていたんです。
検事ですら、悪くて終身刑だと思っていた。
その彼等を罪人とした極東国際軍事裁判(いわゆる東京裁判)ですが、
日本が有条件降伏した後、連合国が戦争犯罪人として指定した
日本の指導者などを裁いた裁判である。
これが、超デタラメで大学の講義でやる模擬裁判の方が
ずっとまともというくらいに、
とんでもなくお粗末なものだった。
どこが、お粗末なのかというと、
・戦争犯罪を裁く裁判だが、敗戦国である日本だけを裁判に掛け、
戦勝国である連合国側の罪には一切触れていないこと
・ナチス・ドイツの指導者を裁いたニュルンベルク裁判で適用された
いわゆる事後法で東京裁判を行った。
(ある行為を行った後に法律をつくり、その行為を違法であるとすること)
上記2点だけとっても、法治国家の原則である
「法の平等適用」と「事後法の禁止」
を無視した行為なんです。
しかも、この裁判の裁判長、判事は全て戦勝国とその植民地の代表なんです。
更に、なぜか日本とは戦争をしていないソ連が判事席にいる。
ここに、多くは書きませんが日本は当時ソ連とは日ソ中立条約を
締結していたんです。
ソ連はそれを一方的に破棄し終戦間近に樺太、千島列島へ侵攻してきたのです。
こんなデタラメな裁判で有罪とされた人たちをA級戦犯だといって
今に至っても罵る連中は本当にかわいそうで、
おろかな奴等だと思います。
いちサラリーマンの僕ですら真実に踏み込むことが出来るほど、
進んだ情報社会なのに、
凝り固まり、僕からみれば非常に偏った思想のみでしか
情報を集めようとしない彼等は、その行為自体犯罪的ですらあると思う。
上記については、世界の法学者の常識で、
日本人として大東亜戦争について海外の友人達に
訪ねられたときに自分達の誇りを守るために、
有用であろうと思うので、書いてみました。
ビジネスの席上でもこういった相手国の歴史・文化について、
商売相手の人物を試す為に質問されることも多いようです。
間違っても、あの戦争は間違いだったとか、
侵略戦争だったなどとは言わないことです。
自国を守るための自存自衛戦争だった。
大きな歴史の流れの中の抗えない必然だったというのが
大東亜戦争に対する僕の認識です。
勝機の無い戦争へ突入せざるを得なかったということで、
国民に対する道義的責任は、あるかもしれないが、
彼等には国際法上はなんの罪も無いんですよ。
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