23 marzo, 2008

おもトレ

居間、今風に言うところのリビングにトレーニング台を
置いて2時間半、足を回し続けました。

サイクルロードレースに春を告げるクラシックレース
ダイレクトにPrimavera(春:プリマヴェーラ)とも呼ばれる
MILANO-SANREMO(ミラノ-サンレモ)
が昨日行われました。
昨晩は知人と夕食を食べる予定があったため、
予め予約録画をしておきました。

それを観ながら僕もトレーニングをしたわけです。
僕は朝の8時30分から始めて、
レース距離298kmの残り3分の1のところから番組は始まりました。
ミラノ-サンレモは平坦が続く主にスプリンター向けのレースで、
距離の長さにも関わらず高速で、
最後に二つの丘(チプレッサとポッジオ)があるのですが、
これが共に最高勾配8~9%ある、地味に足にくるハードなレースです。

トレーニングを始めて4ヶ月になろうとしていますので、
足を回すこと自体はそう苦もないのですが、
今回はひとつ約束事を決めました。

最初から最後までフロントはアウターギアのみで完走する

です。
アウターギアとはフロントにギアが2枚あるうちの外側のギアで、
簡単に言うと重くてスピードに乗ったときに使う高速用のギアです。
重いということは体にはきついわけですね。
これをずっと踏み続けることにしました。
これに併せてリアのギアを選択すると使うギアはある程度限られます。
インナーの軽いギアを選択するとチェーンがクロスして良くないので
アウターの比較的重めのギアを使わざるを得ません。
正に“ひとりミラノ-サンレモ”なわけです。

レースを観戦しながらとりあえず足を止めずにいよいよレースの
キーポイントのひとつめチプレッサに入りました。
プロの彼等はこの丘もアウターギアでグイグイ登って行きます。
で、いきなりベッティーニがアタック!
となると、こっちもアタックです(笑
きついながらもアウターでケイデンス(回転数)を上げます。
そして二つ目のポッジオ、ここの下りで落車が多発し、
集団は分裂しました。
僕の自転車は固定されているので、落車しようがありませんが・・・

で、先頭集団はポッツァート、ジルベール、フレイレ、フースホフト
ランダルーチェ、カンチェッラーラ・・・
ランダルーチェがアタックを仕掛けたのをカンチェッラーラが抑え、
そのままスパートをかけました。
それがラスト2㎞くらいです。
僕もそこから全開で踏み込みました。
後続の追走をかわしそのままカンチェッラーラがトップでゴール!

僕もゴール!(笑

最後の駆け引きを観ながらトレーニングするのは、
大変ですが、極限の状態でどれだけ冷静にいられるかの
トレーニングにもなるだろうなと思いました。

こういうトレーニングはダレずにできて良いと思います。

面白トレーニング、略して“おもトレ”です・・・

次回は4月6日のTour des Flandres(ツール・デ・フランドル)
です。
また、やろう

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