イヴァン・バッソの“オペラシオンプエルト”
の審議が再開されるとのことです。
審議再開でバッソの“白”が証明されれば
レースへ完全復帰できるわけですが、
バッソの審議の間はレースへの出場を辞退しなければならず、
これによりバッソのジロ・デ・イタリア連覇の夢は絶たれました。
更に更に、おったまげた(死語)のですが、
バッソが所属のディスカバリーチャンネルの離脱を決断したのです。
レースに出場できないことで
チームに迷惑をかけるのを良しとしなかったのか、
バッソの本心は分かりませんが、
前の所属チームであるチームCSCを離れた時以上にびっくりしました。
ここに書いたのですが、昨年のジロに勝って、あのパンターニ以来
ダブルツールを成し遂げる選手が出るぞとかなり期待していた中での
オペラシオンプエルトでしたので、他人事ながらかなり落胆しました。
バッソは現在29歳とのことで、他のスポーツにおいてもそうなのですが、
サイクルロードレース界においても一番脂の乗りきった時期だけに、
この才能を放置せざるを得ないこの事態が歯痒くてなりません。
バッソは現在審議の結果待ちでどのチームにも所属していない状態です。
ジロは完全に出場不可能なのですが、
イタリア人選手にはめずらしく過去ジロを敢えて回避してツール・ド・フランス
に的を絞って出場してきて一昨年ランスに次ぐ2位フィニッシュで、
優勝に一番近い位置に居たツールへの出場もかなり危うくなっています。
バッソのツールでの雄姿を観たくてなりません。
パンターニといいバッソといいイタリア人のスターレーサーは
なんだか不運な運命を辿るのか?ととても残念です。
僕の机の前のカレンダーの中のバッソは
ドロミテ山塊のポルドイ峠をマリアローザを着て駆け抜けているんですけどね
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