サッカー男子代表戦などは、タイミングが合えば観ます。
最近サッカー観戦をしていて良く耳にする言葉に、
「ポゼッション」
という言葉があります。
ご存知ですか?
知らなくても楽しく観戦できますが、
知っていると、解説者の話をより理解できる言葉です。
「ポゼッションは高いんですけど、前半終わってシュート2本は少ないですね~。」
とか、
「日本代表は持ち前のパスワークでポゼッションを高めます。」
みたいな使われ方をするんですよね。
ここまで書いてポゼッションの意味分かりますか?
「ポジション」
の意味で捉えると、
相手ゴールにより近い位置で常にプレーすること。
と理解してしまいますね。
でも、これは間違いです。
間違いなんですけど、完全に的外れでもないように思います。
「ポゼッション」
とは、サッカーで言えば、「ボール支配率」のことを指します。
先に文例で出した、
「ポゼッションは高いんですけど、前半終わってシュート2本は少ないですね~。」
は
「ボールは自軍で回しているんだけど、シュートまで上手く持ち込めていない。」
という意味で、
「日本代表は高い位置からプレスしてポゼッションを高めます。」
は
「日本代表は相手ゴール前から敵ディフェンスとの間合いを詰めて、ボールを奪いに行って、
でボール支配率を高めて、ゴールを決めようとする。」
という意味ですね。
一昔前は、ポゼッションなんていう言葉はサッカーでは出てきませんでした。
「ボール支配率」と言っていました。
「ボール支配率」で十分通じるのに、
どこぞのかっこつけの解説者が
が、ポゼッションという言葉を使い出したために、
我々一般視聴者がその割を食う形でサッカーを理解できなくなってしまったんですね。
解説者は我々視聴者やファンのサッカー観戦がより楽しくなるように、
選手達のプレーや監督の采配をそれこそ解説するのが仕事なのに、
テメーの自己満足のために訳の分からない、普段使わない、我々に馴染みの無い
言葉を使い、我々を混乱に陥れたわけです。
まぁ、「ポゼッション」という言葉は、
これからもサッカー観戦をする上では、
どんどん出てくることばですので、
しっかり頭の中で
「ポゼッション=ボール支配率」
と、ばっちり脳内返還して、サッカーを楽しみましょう。
今晩深夜1時からオリンピック男子サッカー日本対メキシコが行われます。
日本代表の戦術は、高い位置から早めにプレスをかけてポゼッションを上げます。
「ポゼッションが勝敗を左右しますよ。」
「日本は細かいパスを繋いでポゼッションを上げて、少ないチャンスをものにして欲しいですね~。」
みたいな解説があれば、しっかり脳内返還しましょう。
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