『永遠の0(ゼロ)』百田尚樹 著
最近読んだ本なのですが、文庫で約600頁を一気に読みきりました。
久しぶりに次の頁をめくりたくてウズウズする本でした。
フィクションとノンフィクションが混ざったようなつくりです。
司法試験に何年も落ち続けて、やる気を無くしかけている青年が、
あることをきっかけに自分の祖父のことを調べることになる。
祖父は終戦間近で特攻で無くなった。
祖父を知る人たちを訪ね歩き、会ったこともない祖父のことを
どんどん知ることになります。
祖父の歩んだ人生を調べていくうちに、思ってもみなかった事実に
辿り着きます。
といったストーリーです。
全てを知った青年は最後に司法試験にリトライする気を取り戻します。
特攻を扱う作品であるのにもかかわらず読み終わってとても清々しい
気持ちになりました。
日本海軍パイロットのエース 坂井三郎氏の『大空のサムライ』からの
記述が多いような気はするけれども、過去の戦争の話をすれば、
そうなってしまうのもいたしかたないでしょう。
まぁ、ノンフィクションだと思って読んだし、その辺りを差し引いても
面白かったです。読んで良かった。
今年は年明け早々日本を大災害が襲い、つい先日も奈良・和歌山が
被害に遭いました。
政治は機能せず、大企業のずさんな経営も明るみになりました。
しかし(まだ僕には見えませんが)小さい芽は出ていると思います。
そして、やる気にあふれている人達もいます。
もちろん僕も負けておれません。
読書で心にも栄養を与え、
景気は“気”持ちの問題。
全ては私の心の持ち様ひとつで変わります。
ぐじぐじ言っても何も変わりませんので、諦観ではなく
目一杯悪あがきをしたいと思います。
現政府、民主党についてはあいつらが消えて無くなるまで
罵詈雑言浴びせてやりますので、あしからず。
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