13 aprile, 2011

むなし

ちょっと田舎の方面で仕事しています。
分からない、まぁ言えば素人の方々に
説明して理解していただいて納得していただいて
署名捺印をしていただくことが僕の仕事だと思っていたのですが、

今日、ある地元の古い仲介屋の方に、
「それがアカンねん。年寄りに何度も説明してもあかんねん。
難しいこと言うてもあの人等分かりよらへん。
『ここ、ここ、ここですねん。』言うて、『必要やから印鑑証明書用意して
ください。』言うて、それ以上余計なことは言わない。
あんまりべらべら喋りよったらお年よりは余計に勘ぐるから。」
と、はっきり言えば僕の仕事ぶりに完全ダメ出しをされてしまいました。

僕の仕事も、土地、土地によってやり方も違うし、慣習もあるから、
一概にこうしなさいというマニュアルなどありません。
相手があり、その方々と「認識において合意する」ことが最大の焦点と
なります。
その点では、納得していただけなかったという結果において、
今回の僕の仕事は間違えていたことになります。
この仲介屋さんに助けてもらいました。

今まで「分からんから説明してくれ。」と言われ続けて仕事をしてきたのに、
ここにきて説明しない方が良いケースがあるということに、
ガーンと頭を殴られたような衝撃を受けました。
分からない人に分かるってもらえるように丁寧に説明することは、
不要な場合もある。
いずれにしても結果は変わりません。
しかし難しい、本当に難しいと思いました。

お陰でこの仕事はなんとか5月中旬には終わりそうです。
着手から2ヶ月です。スピード解決です。

しかし、難しい仕事です。

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